饗遊『歌姫』~少年探偵解奇異聞 其ノ壱~ ネタバレにならない感想と気になったこと
はじめに
20日 12:30~ の回に行ってきました。
座席は最前テーブルの向かって右手側。
体験型コンテンツとしては、下記コンテンツをそこそこ参加したことのある身です。
・脱出ゲーム
・LARP
・WAR→P
・マーダーミステリー
ネタバレにならない感想
料理がめちゃくちゃ美味しかった…。
美味しかった上、シェフからのメッセージとかもあって、こう、なかなか食べる機会の無いオシャレなレストランのお食事を堪能できました。あんまりにも美味しいお料理になると、なんか、全部どれ食べても美味しいってなるんですよね…あれなんなんですかね……なにつまんでも美味しい…!ってため息をついてしまうレベルで美味しかったです…。その中でも一番美味しかったのはやっぱお肉かな…焦がし玉ねぎかなにかが乗りつつ、かかってるソースと相まってもう美味しいしか言えないくらい美味しかったです!
いやネタバレにならない感想だけどそうじゃないっていう話ですよねすみません。
今回、舞台が豪華客船の中に設置されたレストラン。となっていて、そこで、歌姫が殺害されてしまうところから物語が始まります。※HP内、STORY より引用。
そして、この歌姫公演の客として訪れた私達は、歌姫の最後のステージをひと目見ようと訪れた、あるいは何かしらの目的をもってこのレストランに訪れた客という役割を与えられることになります。
レストランで実際に公演を行う、という点から、美味しい食事を楽しんだ客という事実が自分に積み重なる上、一人ひとりに割り当てられたHO(ハンドアウト。TRPGやマーダーミステリーなどで使われる、参加者に個別に与えられた役割や秘密などのこと)によって、自分の役割を演じると、自分が舞台を見に来た客ではなく、物語の登場人物である。と実感が湧いてくる作りになっている。そんな風に感じました。
今回私が一番好感を持った点が、この点です。
詳しくはネタバレなので、多くは語れませんが、あの空間は正しく、「歌姫アスカの最後のステージであり、そのために数多くの客がレストランに訪れていた」というSTORY記載のそのままだったと思っています。それを作り上げることができる、というのがすごいし、素晴らしいと感じました。
なお初回の私の個人HOはそこそこ楽しかったのですが、ちょっとよくわからないというか腑に落ちなかったなーってなっているところもあるので、再乗船の時にリベンジできそうだったら頑張ってみたいと思いました。同じHOもらえるといいなー。全く違ったらもうお手上げだけども。
物語や、俳優たちのお芝居については、もう言うことなしというか。申し分無しというか。素晴らしかったです。今回は観客も登場人物の一員っていうこともあって、別世界の人達というよりは、同じ世界にいる人達。という感覚があったというか。より身近に感じられました。
物語の真相に近づけたか、っていう点では、あんまり表には出さなかったけど、悔しかった。そして、すげぇって思いました。すごかった。
気になったこと
舞台という板の上でお芝居をするわけではない上、どうしたってそういうところは出てもしょうがないと思うんですが。
"Introduction"は、ちゃんと全員のお芝居見たかったなーーー\(^o^)/
ぶっちゃけ、一部シーン見えなかったんすよなーーー\(^o^)/
多分私の座席の問題なんですよねーーー\(^o^)/
自分で事件について調べるという流れだから、俳優陣に直接話しかけて、直接お芝居を堪能できるという中々貴重な体験ができるという点は加味されるべきことなんですけどね…。そのあたり難しいですよね…。次回に期待( ˘ω˘)
他にも何個か気になることあるんですけど、ネタバレに抵触するのでどっかにメモするだけメモしときます\(^o^)/
終わりに
多分、没頭しようと思えば、個人HOに則った役割を演じる形で、さながらLARPのような形で没入できるコンテンツなんじゃないかと思っています。
どこまで没入すれば、自分は満足できるんだろう、とぼんやり考えています。
ロールプレイとかしようものなら、ロールプレイするキャラクター側の情緒に引きずられてしまうタイプの人間なので、没入すればするほど、後々自分のメンタルがしんどくなるだけなので、線引したい気持ちがある一方で、そういう世界があって、自分が登場人物ならば、踊らないと損だという気持ちもあります。
お芝居を見る、という観点なら、同調出来る登場人物に感情移入するなり、物語の結末に至るまでの出来事を当事者として受け止めた場合のことを思えば、感情は揺れるし、笑うし、泣く時は泣くんですが、それはあくまで第三者で傍観者だから、笑ったり、泣いたりが許されるんじゃないかなと思っていたりもします。
初回で、すごく面白く、楽しいコンテンツであり、体験型コンテンツが好きな人にもおすすめできるコンテンツであると思いました。でも、もう少し細かい部分の気になるところや、自分の向き合い方が整頓できれば、もっと、自分にとっての楽しいコンテンツになるんじゃないかなと、思っています。
再乗船が今から楽しみです( ˘ω˘)
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