めちゃくちゃ子供な大人のわたし

今日ここで話すのは、過去記事で語った趣味事とはなんら関係のない、本当に『わたし』の話でしかない。
　なんなら自罰的で見ていて面白いものではないだろう。
　ただこれは一度吐き出しておかないと、冗談なしに二度と社会生活を送れなくなるほどの精神疾患を患いそうな気さえしてきたので（なおこの点において、実母がその例となっている）、この不特定多数に向けたnoteというカタチに甘えさせてもらおうと思う。

大きな目標を立ててみたのである。

それ自体を後悔はしていない。

自作した成果物を販売するという目標を立てて、結果その目標を達成できなかったという、至極明確にわたしが悪い事案が発生した。
　謝罪した後「必ず完成させます」と言ってから、既に半年が経っている。これを事件化するなら10:0でわたしが悪いのである。

理由を語ると言い訳がましい気がして、これを言うのは控えていた。なのだが、何も言わないとそれはそれで説明責任を果たせていない気がして怖いというか、だから話そうと思う。半年後になってしまって申し訳ない。

まあ何もとんでもない事故に遭ったとか、家族と死別したとか、そんな重苦しい理由じゃないのだ。他人からしたら大した問題じゃないかもしれないから、だから身構えず聞いてほしい。

端的に言えば、めちゃくちゃ生活が荒れていた。
　実家暮らしをしているのだが、実は我が家には私含め社不しかおらず、外面を磨いて社会に出ては心か体を壊しながら働いているのが私と父で、磨く外面すら人間不信で失くして働けないのが母と弟である。
　まあ別にこれを証明したいわけでもないので特になにも載せないが。

私の父は大変なことを先延ばしにし、死ななければヨシとするところがある。究極の楽観主義という見方もあるが、私からすれば最早病的な頑固さに思う。
　どう楽観的かというと、起訴されて裁判所から封書が届いても何ヶ月も無視した挙句、家族に「食事をするのは金の無駄だからやめろ」と冗談めかして言ってくるような人なのだ。ここに住みたいなら金を出せ、さもなくば生命活動をやめろと冗談でも家族に言うような人だ。
　そして父のこの性格と母の世間知らず、精神疾患から来る衝動的な購買欲、情緒不安定によって追い詰められた弟が、自己否定を爆発させてヒステリックを起こすという事態が、制作期間にモロ被りしていたという具合である。

この時の私が考えたのは、逃避だった。

ガスと電気が止まり、ガスコンロで沸かしたお湯で最低限体を洗いながらギリギリの食糧で生きていた私は、とにかくここから逃げることしか考えられなくなっていた。
　ただ私の交友関係はあまりに乏しく頼れる他人はいない、祖母は亡くなり祖父は行方不明、遠方の親しい友人に話を聞いてもらいながら毎夜自分の無力と不甲斐なさと未熟さに涙しては、仕事に行くだけの生活を送っていた。

すぐにでも独り立ちしなければならないという思いとは裏腹に一人暮らしできるほどの貯金もなく、やると決めたことをやり切れなかったことが追い討ちとなり、この辺りで創作意欲が激減し、何をしても上手くいったという実感が得られなくなった…………と、まあこんな感じである。

人はお金がないと精神がおかしくなる。

というのを私は知っていたのだが、最近余計にこれが酷くなり、必要経費の出費でさえ過剰にストレスを感じるようになった。最近ギリギリまでお金が貯まったが、まだ1ヶ月しか保たないのでこの状態で家は出られない。借金はしたくないと思うのは、父が昔それで1000万まで借金を膨れさせたからだ。とにかく私はこのような人間になりたくない。反面教師などという枠組みを飛び越えて、私は彼のような人間と二度と関わりを持ちたくない。それはきっと、普段の自分から彼との血の繋がりを感じてしまうからだ。私の先延ばし癖が彼を彷彿とさせては、如何に自分がどうしようもない人間であるかを浮き彫りにし、自責の念に囚われる。父への恐怖が、私への攻撃にすり変わっていると、最近よく感じる。

とはいえ、出来なかったことに変わりない。

私を画面越しに見ている人からしたら、単純に締切をぶっちぎって未だにうだうだやってる無責任な販売元に他ならないので、私がやれることは何とか自分で自分の機嫌を取って制作意欲を盛り立てながら独り立ちの準備を進めていくしかない。
　ただ私は重度のPMS持ちで大体月一でこれらの出来事が頭から離れなくなり、責任、後悔、寂しさ、希死念慮、恐怖、嫌悪等々の負の感情に苛まれて泣いたり暴れたり過食したり食欲を失くしたり深夜徘徊しておかしくなるので、出来れば早急にこれらを解消したくてたまらなくなる。
　メンタルをやって絵が描けなくなったのに、描けないことから自分を追い詰めて更にメンタルをやってしまい問題解消を先延ばしにすることになってはいけないので、本当に申し訳ないながら繊細すぎるメンヘラな自分をよしよししながら鼓舞させてほしい。ごめんねえ。どうしようもない人間で……（それやめろ！！！！！）

最近ちょっとずつ絵を描きたいと思う気持ちが出てきて、なんか頑張れそうな気がしてきたので、自分のことを落ち込ませないように機嫌をとっていつも元気！落ち込んでも寝て起きたら元気！な健康状態に戻り、そして早々に家族とは縁を切ろうと思っています。

多分私より大変な人はたくさんいると思うので、心配しろ！！て話じゃないんですが、他人に「もっと大変な人はいるんですよ」と言われたら「他人の不幸デッキじゃなくお前の不幸デッキで勝負しろ！！相手になるぜ」となります。自傷行為にはめっぽう弱いですが、他人からの攻撃には理不尽に強いです。根拠なく攻撃してくる人間には負けないので安心してください。不幸自慢ならしてくれていいよ。不幸な人間を見ると愉快になるから。

結局人間って自分に余裕がなきゃ例え好きなお洋服が買えないだけでも不安定になるんだと思います。だから他人からしたらどうでもいいような悩みでも真剣に悩んだり苦しんだりするんでしょうね。

ただ悩みと実績は別の話なので、時間はかかってもちゃんと完走したいと思います。許してくれとは口が裂けても言えませんが、健康な人間から健康的な卑猥ブックが生まれることを末永く願っていてください。

つきましては、THE 虎牙道は永遠に私の心の支えであってください。私が死ぬ前に死なないでくれ。例え死にかけであってもな。

おわり。