セールス

とある保険営業の売り込みに来た方のセールスレターを全部直しました

こんにちは

創造的でユニーク仕事、「何気ない毎日にドキドキとワクワクを」をコンセプトに マジシャンをしているクラケンです。

ちょっと聞きたいんですけど、テンプレートの営業セールスの罠にハマっていませんか?

 

私、先日LINEでとある方からメッセージをいただいたんです。

そこには、保険会社に 転職したお知らせと、会って話を聞いてほしいと言うことが書いてありました。

あくまで保険の勧誘とかではなくて、聞いて必要なかったら断ってください、と。

で、感想だけ聞かせてください、と。

「…で?」っていう。これって会いたくなりますか?

あ〜売られる!

って思った人、ちょっと手を挙げてもらってよろしいでしょうか?

…はい、手を下ろしていただいて大丈夫です(笑)

その女性とは、3年前くらいにお会いして、やり取りをさせていただいてました。
その時は私自身がおんなじような下手くそ極まりないセールスをしていたので…

大変申し訳なかったなぁと思ったわけなんですね。

で、会うことにしました。ただし、私の方が生命保険の知識は深いですし、本当にアドバイスするつもりでお会いしますよ、とお伝えしました。
 

それで、会ってきたわけなんですよ。

いやー、めっちゃよかったです。彼女、転職したてだったのですが、本当に素直な方だったので、全て咀嚼して理解してもらえました。今のうちに会っておいてよかった〜。

ちなみに、彼女に足りないものって何だったと思いますか?

実は、マジックを演じる時でも一緒なんですけど、彼女に足りなかったのは…

彼女自身が社会を、世界をどうしたいのかというミッションが欠けていたのです。

いや、ミッション別にいらなくね?重たくね?

確かに必要ではないと思います。でも、本当にはその人の生きる目的ってにじみ出てくるものなんです。

ちなみに私自身は、社会を楽しくする、というミッションを掲げています。

ミッションがあると、どうなるか、ちょっと具体的にお話してみましょう。

彼女の例を引き合いに出してみると、彼女のミッションは「癒しを与える」でした。彼女がそのミッションに立った時に、彼女の使う言葉、立ち居振る舞いが全て変わってくるんですね。

営業させてくださいって言うメッセージが

「私は、生命保険の営業を通じて、癒しを与えたいんです。あなたを癒したいんです。」

というメッセージに変わってくるんですよ。

次に、「なんで生命保険の営業が癒しに繋がるんだ?」という疑問が湧いてきますよね?

生命保険を売る前に絶対に必要なのが、人生設計(ライフプラン)です。

人生設計を明確に持っていて、未来に向かって活力ある人生を生きている人と、

人生設計が不明瞭で、明日への不安を抱えて人生を生きている人と、

どっちが癒しが足りなさそうですか?

つまりは、人生設計を明確にさせること=癒しと定義づけられるんですね。

どっちのタイプが彼女のお客さんっぽいですか?

どっちの人を彼女に紹介してあげたいでしょう?

ここで、彼女の最初の売り込み文章(セールスレターですらない)をぼかしてご紹介します。

「お久しぶりです!
元気にされてますか??

私事で大変申し訳ないんですが、3月に前職から、保険の会社に転職して、
今は休み無く毎日研修で、4月からデビューなんですが、ほんの少しでいいので、近況報告を含めて、資産運用とかの話を聞いてもらえませんか?
わがまま言ってるのは重々承知してます。
勧誘とかでは全くないです!
感想だけ聞かせてもらえないですか?

もし聞いて必要な情報ではなかったら、
ハッキリ言ってください!
1つの情報だと思って気軽に聞いてもらえるとうれしいです!

急に本当にごめんなさい。」

これを彼女の癒しというミッションに立って以下のようにリライトしました。

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