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5分間チャレンジの勧め

 前々からやりたいと思ってる、または習慣にしたいと思ってるにもかかわらず、とりかかることが出来てない事はありませんか?
 あるいは以前はやっていたんだけど、なんか疲れてしまって、足が遠のいてやらなくなってしまったことありませんか?
 私はあります。それは、それはたくさんあります。普段は忘れているけれど、ふとした瞬間に思い出して、心の底で燻り続けています。不完全燃焼で私の心は、呼吸困難になりそうです。
 
 その解決として、今、僕が実践しているのが

"5分間チャレンジ"

です。

 ルールは簡単で、毎日5分間だけ、やりたいと思ってる事、あるいはやらなきゃと思ってる事をやる。それだけ。
これだけで、心を縛りつけている「やらなきゃな〜」という呪縛を取り除くことが出来ます。

 注意点として、その5分間はその事だけに集中する。ちょっととっかかりにくいと思っても、5分間だけは我慢します。

例として、今、私が実践しているのは
瞑想
・掃除片付け
・英語学習
・ストレッチ
・日記

・統計学の勉強
・youtube投稿

です。

特に瞑想やストレッチには、この短時間ぐらいが習慣化の特訓としてちょうどいいかなと思います。

このチャレンジの、メリット

1.いつかやらないといけないことを軽く始められる。
 これらの事柄は自分の成長に重要にもかかわらず、緊急度が低いために後回しにされがちです。「7つの習慣」を読んだ事ある人であれば、緊急度重要度のマトリックスでいう第2領域にあたる事項ですね。

2.心理的なストレスを取り除ける。 
 「本当はやらなきゃ」とういう不安から、「今日も取り組んだ」という達成感に転換できます。

3.挫折した事に対しても距離を保てる。
 誰しも何かに挑戦して、頑張りすぎで疲れて、最終的には全くやらなくなってしまった。そんな経験はあるのではないでしょうか?次にもう一回挑戦しようと思っても一度、足が遠のいてしまって、次始めるのが1年後だったなんて、よくある気がします。筋トレが嫌になってしまったら、ジムに行ってシャワーを浴びて帰るだけでいい。みたいな軽い気持ちで継続できます。

4.仕事の納期を守る事ができる。かも
 納期が遠くて重要度の高い仕事は、取り掛かりにくいし、後回し後回しになりがち。いざ、本腰を入れてやり始めると想定したよりも困難な事が多くて、納期に間に合わせるために無理する必要があります。
 あらかじめ、チョコチョコ手を付けておけば、見通しが立ちやすくなり、その仕事に本格的に取り掛かるときも問題が少なくなるのではないでしょうか?

5.諦めがつく
 毎日が忙しくて辛くて、一日の中で5分間もやりたい事に時間を割けないとしたら、今はやるべきときではない、あるいは本当にやりたい事ではない。考えるのは無駄なのでやめましょう。
 あとは、実際に毎日5分間続けるうちに違和感感じることもあると思います。その場合ちょっと取り組み方を変えれば、このメソッドを抜け出してスイスイこなせるようになるかもしれません。

ではデメリットは?
 それは実質的に5分間では、進捗が遅いということです。当然ですよね、5分間しか取り組んでないんだから。
 その指摘に対して、私が言いたいのは次の2点。 
 一つ目は、これは心理的障壁・ストレスを取り除くためのメソッドであって、物理的な解決を図るものではないということ。これで普段のストレスを減らして別の時間で仕事をこなしていくのが理想だと思います。もちろん、このメソッド中でも、5分間と決めてやり始めたけど、ノリにのってきたらそのまま作業を進めればいいのではないでしょうか。
 二つ目は、一日の取り組み時間が短くても全くやらないよりはマシという考え方。寝ているウサギの横をカメが抜かすかもしれない。

最後にこのメソッドを継続するのに私が有用だと思うTipsを記述しておこうと思います。

1. 実施した記録を付ける。
 今日やったっけ?という曖昧さを避けるために、その日やったかどうかのチェックリストを毎日付けたほうがいいでしょう。私の場合、タスク管理アプリのticktickの習慣チェック機能を使っています。使いやすいとはいかないですが、タスク管理のために一日に何度も開くし、実施した記録をつけられるので使っています。

2. 5分間をしっかり測る。
 行った事をしっかりと認識しないと、心理的に迷いが生じるので測ることが大事だと思います。KPIを客観的数値で測らない企業など無いと同じです、知らないけど。「今日は時間が短かったかも」なんて思っては、ストレスが増えるだけです。5分間きっかりで止めてもよし、続けてもよし。
 時間を測るのはアラームを鳴らせてくれるタイマーがいいです。通常の時計やストップウォッチだと、もう5分かなあと思いながらチラチラ時計を見ないとイケないので、集中が途切れます。特に、私の場合は瞑想中に無心でいるのが辛くなってきて、心の中が「もう5分じゃね?」との思いであふれてしまいます。5分間たったらアラームがなるからと思えば、心静かに居られます。本場の座禅でも、終了時間になるとお香が焚かれて、終了を知らせると聞いたことがあります。
 手元にスマホを置いて測るのも集中を妨げがちなので、キッチンタイマーとかの方がいいです。私の場合スマートバンド(スマートウォッチ)を利用してます。私はXiomiのmi band5を使っていますが、低価格でバッテリー持ちがいいので常に腕に付けて、空き時間にこのメソッドをこなしています。アラームも音ではなくてバイブなので場所を選びません。

3. 計画や構想づくりや管理もタスクとして良い。
 習慣化したいことを自分がやらなかった言い訳として、「手元に教科書が無かったから」とか「勉強に不向きな場所だった」とかあると思います。特に今回のメソッドでは空き時間にこなしたいので、想定されるのは「電車、車の中」「外食の注文後や食後」などの時間では無いでしょうか?そんな時は教科書など持ち歩いていませんよね?そうなると夜、家で寝る前にやろうと思うのですが、夜は夜で疲れ切ってやる気になりません。そんな時は、今後の勉強計画や気になっていた用語をググって詳しく調べるといったライトなこともこの5分間のタスクのうちとしてカウントすると取り組みやすくなります。何なら明日以降は教科書を持ち歩こうとか、教科書は重いからプリントにしようとか考える時間でもいいです。とにかく「やりたいと思ってること」に真剣に向き合う時間として考えれば、どこでも行なうことが、出来ます。
 この場合、計画や考えを書きとめといたほうが有意義なのでせめてメモは持ち歩いたほうがいいでしょう。私の場合、google keepにまとめています。シンプルですが、私の格安スマホでもサクサク動くので便利です。

4. 一日やらないのは許容する。
 最後は禁断の裏ワザですが、どうしても忙しかったり、体調が悪くて5分間実施出来なかった場合は、翌日に10分間実施しています。ただし、翌々日にまとめて15分間やるのは禁止としています。規則を甘くすると実施している本来の意味合いを失わせる危険性をはらんでいますが、ある程度規則に弾力性を持たせることが継続する力になると私は信じています。

以上です。
良いチャレンジライフを。

この5分間チャレンジはマット・カッツさんの30daysチャレンジを見て、思いつきました。同じ事を考える方もいるでしょうね。

 私も一時期、行っていましたが、30日チャレンジだと、その期間に挑戦できるのは1個か2個、多くて3個なのかなと思います。
 それよりカジュアルに始める習慣として5分間チャレンジはアリかなと思っています。

 この先、私自身続けてみて、また思ったことを書きたいと思います。
 ではでは。

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