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『ファイアーマン』

消防士ではない。北米西海岸の反資本主義、反物質主義のパフォーマンスアート運動のこと。ウーマンリブの頃に始まったし、参画者と相性が良いのは、ある種の必然なんだけれど、それなりに難しい。むしろ、何だか、微妙。3人目だけれど、私の運が悪いのか。何について話しているかって、恋に落ちる相手としてどうか、という話である。

日本の左翼系の男性をパートナーにする場合でも、当たり外れがかなり激しいので、まぁ、そんなもんなんだろう。私は、基本的に男を見る目はないので、パワーボトムは暫く封印した方が良さそうなんだけれど、恋というのは、分かっていてもやらかしてしまう何か、なんだよね。

それにしても、ファイアーマンって、そんなにポピュラーなの?たまたまなの?それとも、パフォーマンスし出して、出会いのピントが合って、なのか。

涙。

そして、人を見る目がない私には、相手が大丈夫かどうかは、テストしないと分からない。今回も、試してみたい衝動を抑えられないんだと思う。冷静になって、よくよく考えても、試した方が良い気がしてしまう。

しばらく知的な話をすることがあんまりなかったから、前回、フランス現代思想の話とかして、そういう話ができる相手が恋しいのかもしれない。相手は、別れて一人になったところだし、モノガミーに懲りたらしいから、学んでいるかもしれないし、そうでないかもしれない。

ジェンダーに関する本の推薦も頼まれたので、何だか久しぶりに教育的な気持ちになってるかも。そもそもパワーボトムだし、学ぶ気のある人は好ましい。たぶん、アカデミア関係者。

ノマドとも相性が良いし、話し出して開口一番、「何でサンフランシスコでも、ロサンゼルスでも、ニューヨークでもなく、ここに居るの?」と聞かれて、「ほんとなのよ!たまたまなのよ!」って身を乗り出したけど、そういう疑問の持ち方をされたのは、初めてだった。

しかし、ハズレの可能性も、かなり高い。調子も悪いし、乱れまくり。

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