補稿その2:豊崎愛生さんの電撃入籍に寄せて(H29/11/9)

今回は短め、だと思う。さすがにもう2週間経って、パッと思い付いただけなので。さて、思いのほか世間は祝福ムードだった。激しいダメージを受けているのはひょっとすると一握りかもしれなくて、下手すると今週末の幕張で運営発のサプライズが仕掛けられてもおかしくないと思う。実際は無いだろうと思うのは、痛みを乗り越えてなんとか幕張まで辿り着けたその一部の人に敢えて追い討ちをかける必要があるのかという議論で、私が今日書きたいのはその話じゃない。

以前からオトコの匂いがプンプンするとか、実はもう結婚してるんじゃないかとか言われてた豊崎愛生さんだけど、表向きは突然に、一般男性と入籍したことを生放送で我々に告げた。私も結婚そのものは世間一般にめでたいこととは知っていたので、自然とおめでとうという言葉が出てくる人が多かったのはなんとなく理解できるようになってきた。ではなぜ、私はめでたく感じなかった(そして今なお、めでたいとは感じていない)のか。

詳しく覚えてないけど、私はいつだか豊崎愛生さんはどのような男性と結婚するのかぼんやり考えたことがあった。結論としては、ビル・ゲイツとか坂本龍馬あたりでないと豊崎愛生さんには釣り合わないのではないかという話でまとまったように記憶している。私が豊崎愛生さんに求めていたのは常に天才であること(それと髪が短いこと)であって、ほとんど全知全能の女神みたいな存在だったから。夢とか、野望とかって、世の中の人は心の内に秘めていてもなかなか周りの人には言わない、あるいは深層心理に潜んでいて自分でも気付いてないことってあるんだと思う。私は多分だけど、豊崎愛生さんと結婚するだなんて言ったらそれくらいの偉人になる必要があるんだと自分勝手に解釈していて、でも日々の暮らしで精一杯だし、ソシャゲもやらないといけないしドラクエもやらないといけない。ビッグになりたい……とおぼろげに夢は描きつつも目の前の日常を生きていかないといかないのは誰もが同じだと思うんだけど、私がこのつらい現実と向き合うにあたってもしかしてどこかうっすらと希望(心の糧)があったんだとしたら、そういった夢物語が心の底にあったのかもしれないなとさっき気付いた。

あの日の発表が、「入籍してきました、お相手は小泉進次郎さんです!」だったら、マジか……っつって今ごろどうすれば自民党に入党できるのか必死で調べていたと思う。豊崎愛生さんをファーストレディーにするためなら私にもできることがあるんじゃないかって、ひょっとすると入籍発表前よりも燃えていたかもしれない。決して一般男性の方がどうとかいうあれではなくて、私の中で無限大に膨らんでいた豊崎愛生さん像が(私としては)不意に着地して、それが結果として私の中でなにかが崩れてしまい、無気力感や喪失感となって降りかかってきたんだと思う。

世間の皆さまはこの、夢もキボーも無いつらい現実をどのように生きているのか興味を持てるようになったのが今回の発表を受けて数日後に私へ起きた変化なんだけど、それこそが答えだったのかもしれない。私の想いはいつも現実逃避と紙一重になってしまう(そもそも紙一重と呼べるならまだマシかもしれない)んだろうけど、なんか探さないといけないんだろうなって気はしてきた。かといってすぐにみつかる訳がないので来年考えます。

終わりだよ~(o・∇・o)~

【再掲:2017年11月09日(木)に前ブログで投稿】
http://kpbpawa.wpblog.jp/2017/11/09/補稿2:豊崎愛生さんの電撃入籍に寄せて/

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