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玉川温泉へ流れる川はなぜ熱い?絶好の紅葉狩り日和に感じた事・・・

10月も半ばとなり、北東北は紅葉シーズン真っ盛り。

平日とはいえあまりの晴天に、今日を逃せば当分好天日は望めない!とばかりに会社を休んで、いざ紅葉待ち受ける八幡平へ。

八幡平山頂付近は例年紅葉が早いので、山頂は避け玉川温泉の岩盤浴エリアあたりから眺める紅葉も格別、と期待しつつ車を走らせます。

秋田県鹿角市側から玉川温泉へ。国道341号線沿いに広がる紅葉を堪能しながらの紅葉ドライブで玉川温泉へ到着!

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ここ玉川温泉は、ガンをも治すとされる効用が数多の報道などで、日本全国から藁をもつかむ思いで集まる人達で溢れる、知る人ぞ知るの有名どころ。

温泉入浴するとその源泉に入れますが、あまりの強酸性に1分と入っていれず、ガンをも治すとはこのことかと実感させられます。

そんな温泉と並んで有効とされるのが岩盤浴。地獄谷へと続く温泉へ流れ込む大噴煙をともなった源泉の流れを横目に遊歩道を進んで行くと、岩盤浴エリアに着きます。

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写真からも分かるように、岩盤浴エリアへ着く前にもう遊歩道脇に寝転んだりしている人達が。それもそのはず、この辺り一帯は世界でここと台湾しか存在しないとされる「北投石」(ほくとうせき)だらけ。そばの岩や地面は、ほんのりと温かくいい感じ。

北投石に含まれる微量の放射線と、地熱とが相まって岩盤浴効果は抜群。

実際、数年前に腰を病んでいた時にここへ来て岩盤浴を2~3時間しただけで腰の痛みが和らいだ経験あり。温泉浴は有料ですが岩盤浴は無料。誰でも行って寝転んでいれば少なからず効果が得られます。


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地表から噴き出す熱風が作る黄色い硫黄の結晶があちこちで見られる岩盤浴エリアをどんどん進んで行きます。

目指す「足湯エリア」と勝手に呼んでいる湯の川へ到着!

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今回の目的は、この「足湯エリア」で足を湯に浸かりながら紅葉を楽しむ!と何年前かにおこなった贅沢をもう一度、のはずでした・・・

が、足を川に入れた途端、熱っ!!なんと今年の「足湯エリア」は熱湯エリアと化していました。

あまりに熱くて足を入れることが出来ないので、50m位下流へ移動し泥状の所(かなり温度が低い)を見つけなんとか足湯をすることができました。

足湯ならぬ泥湯になりましたが、ちょっと早い(今年の紅葉は遅い模様)紅葉を楽しむことができました。

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それにしても、50度以上もあろうかと思われる熱すぎて足を入れることができなかった湯川。数年前はちょうどいい温度で絶好の足湯ポイント発見とばかりに自己満足だったものが、何故に今年はこんなに熱くなったのかと疑問を抱えながら帰路につくのでした。            2021.10.14

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