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これからのフリーランスに必要なこと。「このまま働き方で良いのか?」と悩むすべての人へ

皆さんは「フリーランスで働く」というと、どんなスキルが必要だと思いますか?
結論からお話しすると、私は以下の4つが大事だと考えています。
そしてここであげた4つは、フリーランスの方だけではなく、すべてのビジネスパーソンにとっても、必要なことだと思うのです。

【フ】付加価値を高める
【リー】リーダーシップを持つ
【ラン】ランナーではなく、プランナーになる
【ス】ストーリー
を語れるようになる

企業で働く皆さんは、働き方改革による副業解禁や、この度のコロナショックによるリモートワークなどを通じ、「このままの働き方で良いのか」と、自分の働き方について、真剣に思いを巡らした方もいらっしゃると思います。

一方、フリーランスの方は、フリーであることの危うさを感じ、「これからの働き方」について考え直した方もいらっしゃるでしょう。

私は2018年に長く勤めた出版社を退社し、今はフリーランス的な働き方をしています。会社員時代もフリーのクリエイターさんたちと仕事をすることが多かったのですが、独立した今、より、付き合うフリーランスの方の数が増えました。同時に、インタビューという仕事を通じ、会社員として働くビジネスパーソンの方に触れる機会も増えました。

そんな中で、会社員であってもフリーランスであっても、環境に左右されず、自分を表現しながら仕事を楽しんでいる人、仕事が絶えない人というのは、本当の意味でフリーランススキルが高い人だと感じました。

そこで、これからのフリーランスに必要だと感じた4つのスキルについてまとめました。立場に関係なく、「このまま働き方で良いのか?」と悩むすべての人に使えるスキルです。

【フ】付加価値を高める

あなたは社会に対してどんな価値を提供できる人のか?専門性を持って働いている人であればすぐきイメージできるかもしれません。

では、あなただからこそ提供できる価値は何でしょうか?似たような質問ですが、少し変わったのがわかりますでしょうか。

テクノロジーにより、今までは一部の人にしかできなかったことが誰でも簡単にできうる時代になりました。情報の発達により、求める人材と繋がり、誰とでも仕事ができるようになりました。

だからこそ、自分が持つスキルを組み合わせることで、もしくはスキルを特化させることで、オリジナルスキルとして磨きをかけ、自分だからこそ提供できる付加価値に変えていくことが大切です。
当然ですが、希少性が高く、そのプロジェクト、更にはその先にある社会への貢献度が大きければ、その価値は高まります。

プロジェクトそのものが、あなたがいることで市場や顧客に新たな価値提供をできる、付加価値になる、という状況をつくることがベターです。

【リー】リーダーシップが取れる

ここで言うリーダーシップは、自身に対するリーダーシップと、関わる仕事の中で発揮するリーダーシップという両方の側面があります。仕事でのリーダーシップは、社会に対するリーダーシップにもつながります。

共通して言えるのは、自主性を持つということ。当然フリーランスで働いていらっしゃる方の多くは、そこに想いを持ち、実現したいことと掛け合わせながら仕事をしている人も多いと思います。
ただ、数をこなすことに重きを置くと、いつのまにか、言われたことをこなすだけの、スキルの消費になってしまっているケースも少なくありません。
私自身も、仕事に慣れてくると、いつの間にかこなすという思考になってしまうことがあり、気を付けねば、と思います。
ちなみに会社員の方などは、最初から、言われたことをこなすという仕事の仕方が当たり前、と考えている方も多いようです。

しかしそこに、あなたがやる意味があるのでしょうか?自主性がなければ、いつまでも使われる立場から抜け出すことはできません。

まずは、言われたからやるのではなく、自分でやると決め、自分に対してセルフリーダーシップを持つこと。そして、受け身になるのではなく、立場に囚われず、自分がより良くしていくんだ!くらいの気持ちを周囲に示していくことが大事なのではないでしょうか。

多くの人は、一緒に悩み、一緒に成長していける人と仕事をしたいものです。仕事を自分ごと化できると、グンと楽しくなります。そうすれば自ずと、もっと良いものにしたい、と思えるはずです。

【ラン】ランナーではなく、プランナーになる

ランナーとというのは、ゴールに向かって走る走者のこと。決して、ランナー自体を否定しているのではありません。ひとりのランナーとして定められたゴールに向かって、最大限のパフォーマンスを発揮することは大事です。

でも、もしかしたら、今のコースよりも、もっと良いコースがあるかもしれませんし、今は走らないで体力を蓄え、時期を見て、一気に加速した方が良い場合もあります。
走る際の服装を変えたり、走るフォームを変えた方が良い結果がでるかもしれません。

それと同じで、言われた仕事に対して一直線にゴールを目指すのではなく、「こういう道がある」と提案できるプランナースキルを持つことが大事だと思うのです。

自分のポジションでしか見えない課題や、より良い選択肢があるはず。それらに気づき、提案できれば、先程の付加価値も高められるでしょう。

【ス】ストーリーを語れるようになる

そして最後は、自分自身がその仕事を通じて、どうなりたいか? どんな未来を目指すのか? なぜその仕事に取り組むのか? というストーリーを語れるスキルです。

今までお話しした全てに通じることなのですが、自分の過去と未来のストーリーがあるからこそ、付加価値も出せるし、リーダーシップも取れるし、プランニングもできるわけです。
やるべきこと、やらなくていいことの取捨選択ができ、やるべきことに集中できるのです。

更には、それを口に出して、いつでもどこでも語れるようになることが大事です。

もちろん自分が常に意識するため、ということもありますが、口に出して伝えることで、周りがあなたの物語に手を貸してくれることもあるからです。仲間がいることで物語は加速していきます。

▼ストーリーのつくり方を紹介してますので、良かったら合わせてご覧ください。
https://andloandeal.jp/n/n990066e692e1


いかがでしたでしょうか?

いずれにしても大事なことは、スキルは消費するものではなく、自主性を持って、自分と社会のために、活用するものだということ。
そしてどんなに環境であっても、自分という主語を忘れずに、「自分がスキルを使ってその環境をどう変化していきたいのか?」というストーリーを語れることが大切だということです。

これは私自身も身につけていたいと思うスキルです。みなさんが今いる場所で、より心地よく働けることを願ってます!

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