【人生を変える副業講座】 ブログに使われるんじゃない!ブログを使うんだ。

「副業でどうしたら稼げるようになりますか?」なんてことを学生さんやら、若い人に尋ねられることがありますが、そんな時はかならず、「最短で確実な収入を得る方法は

アルバイトだ!

と言う事にしています。コンビニバイトでも、飲食店でもOK。なにせアルバイトが一番効率がよろしい(笑)

 というのも、アルバイトは、誰にでも参入障壁が低く、支払いが確実で、空いた時間に仕事ができるのでとても「効率的で割りのいい副業」に違いありません。

 ですから私の取引先の若い事業主さんとか職人さんなんかは、三交代制の夜のバイトとか、深夜帯の宅配の仕分けとか、アルバイトに精を出している人がたくさんいます。

 ええ、昼間は目が死んでますが。


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 誰が言い出したかは知りませんが、「ブログで稼ぐんだ!」なんて言説が巷では飛び交っていますが、ブログで稼ぐというのは

優良誤認を引き起こす目的で使われる、トリックワード

以外の何ものでもありません。公正取引委員会に本来なら怒られるやつです。


 いま、この文章を読んでいるあなたは「ブログで稼ぐってよく言うじゃん。ブログで稼げるんじゃないの?」と素直に思ったことと思いますが、その感覚と、実態とはちょびっとだけ違います。

 なんとなく「ブログを書くと、アフィリエイトやらアドセンスやらで、お金が入ってくる」と思っていますよね?

 それは、合っています。そこまでは誤認ではありません。


 しかし、実際にアフィリエイトやら、アドセンスで入ってくるお金は「月数百円からせいぜい1000円ぐらい」です。99%の人は。

 では、巷に溢れている「ブログで食っているぜ!」とか「ブログで稼いでいるぜ!」という人たちは、いったい何がどうなっているのかというと、

「ブログの記事を書いて、そのアクセスによる広告費で食費を賄っているぜ!」

という人は、たぶんほんの数人でしょう。しらんけど。

 ただしくは、そう!厳密には、

「ブログの記事を書いて、そこで紹介している自分の商品やら作品を売って、食費を賄っているぜ!」

という人たちなのです。そういう人たちはたくさんいます。

 つまり、「ブログで稼ぐ」と一口で言っていますが、みなさんが頭でイメージしている収入の割合で稼いでいるわけではなく、「ブログというツールを、あえて踏み台にして」稼いでいる人たちがいる、ということなのです。


 それが証拠に、「ブログで稼ぐ方法」なんてことが書いてある記事を拾い集めてください。前半の方に、みんなが知っている「アドセンスやらアフィリエイト」の話が出てきて、最後のほうに

「自分の得意なことなどを、記事にして情報商材をnoteとかで売ることもできます」

と申し訳程度に書いてあるはずです。いや、むしろ金がさがあるのはそこよ!そこそこ!


 これに気づくか気づかないかで、ブログとあなたの関係性は大きく変わります。

 ブログは「使われるもの」であってはなりません。「あなたが使いこなすもの」でなくてはなりません。

 せっせと記事を量産して、アクセスを稼いで、それを誰に献上しているか?といえば、グーグル大王とかSNSの元締めさんたちですよね。

 あなたが記事を書けば書くほど、あなた以外の誰かが儲かるから、ほんのわずかのお金をくれるのです。

 しかし、ブログであなたの商材を売れば、アクセスによる利益はあなたに跳ね返ってきます。取り分は100%です。あるいはほんの少しの手数料をnote陣営に払わなくてはならないかもしれませんが。


 それでも、ネット界隈では「ブログで稼ごうぜ」ということばがよく使われます。使っている人たちはそれが優良誤認を引き起こすことをわかって使っているのです。

 参入障壁が低く、誰にでも取り組めそうな雰囲気をかもし出していれば、読者やアクセスを稼いだり、ファンを掴むことができるからです。

 本当は

「ブログで売れるオリジナルな情報を生み出そうぜ!」

と言わなくてはならないのですが、それを言うとたいていの人は

「そんなこと無理だよ・・・」

と離れていってしまうからです。



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