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赤紙がきた。

息子が校長先生から怒られて帰ってきた時の話です。

うちの子どもたちの学校では
子どもが最上級に悪いことをすると、
校長先生からの
赤い手紙をもって帰ってきます。

彼が7歳の時、
その通称、赤紙を持って帰ってきました。

というのも、
学校で汚い言葉をパソコンに打ち込んだからです。(笑)

日本語での他人を罵る汚い言葉って、

ばか、とか
あほ、ブス、
クソ、なんかがが精々で、

そんなに汚くもないと思います。


でも、
知ってる方も多いとは思いますが、


イギリスでの汚い言葉には
性的な意味合いが含まれているものも多いし、
本当に汚い。


だからって、
使うのを控えているのかというと

もはやその逆で、


ただビックリしただけでも
f****k!

です。
(意味はご存知かと思います)


意味を考えるとインパクトがある言葉なのに、
日常的に、いたるところで耳にします。
大人は乱用してます。


息子は、
友人を笑わせようと
その汚い言葉をよりによって、
パソコンに打ち込み、
学校のパソコンなので、
性的な言葉へのセキュリティシステムがあり、
それが作動し
アラームが校長室に鳴り響き、

大目玉をくらいました。www


当時8歳だった彼は
性的意味なんて知りません。
ただの悪い言葉だと思っていました。


日本人の私からしたら

・使ってはいけないと知っている言葉を使った息子は当然とても悪い

・性的意味を含んだ汚い言葉が蔓延しているイギリス社会も悪い


と2つの要因が見えたのですが、

ここはイギリス。

汚い言葉が性的意味を含んでいるのは普通。
それが蔓延しているのも普通。

ということだったのか、

私がその2つの要因を校長先生に伝えても、

全く私の言っている意味が通じませんでした。


日本語の罵り言葉をパソコンに打ち込んでも
アラームは鳴らないので
私としては違和感です。

別に息子は性的な検索をしていたわけではないんですよね。


怒れらるのは当然だけれど、
彼の範囲外のことまで叱られている気がしたのです。



実は
この当時、

私は、
「私の言うことは誰も聞いてくれない」

という思い込みを持っていました。


なので、
無意識に
校長先生に話すときも
「どうせ通じないんだろうな」と思いながら話していました。


そういう思い込みがあると、
「私の話は貴方は聞いてくれないと思います」
とでも言うような姿勢で話しているので


妙なエネルギーが伝わり、


結果、通じない。

ということになります。

そして、

「あーやっぱり、私の話は誰も聞いてくれないんだ」

という無意識の思い込みを
再確認する羽目になります。


校長先生に話していた時、

「私の言うことは誰も聞いてくれない」
という思いを持っているとは自分で気づいていなかったので

ただ、
不甲斐なくて、
悲しい、

と思っていました。


その後のカウンセリングで
その思い込みを見つけてもらいました。


見つけてもらったときの爽快感は
何とも言えませんでした。


あぁ、私はこんな風に思っていたから
こういった結果を招いたんだー!

と謎が解けたとき、
自分のことが理解できた気がして
とてもすっきりします。


赤紙を持ってきてくれた息子にまで感謝したくなりました。


この思い込みがなくても、
校長先生は私の意見を聞き入れてくれなかったかもしれません。
(多分そうです)


でも、あの時感じた
不甲斐なさや
悲しさを感じる代わりに、


校長先生に対して、「全然話を聞かない人なんだな。」とか、
息子に対して「ま、言うことは言ってあげたよ。今回は間が悪かったね。と思う、

もしくは、
そもそも校長先生と話す気すら湧いてこない、等

相手の問題になるか、
もしくは、状況をすんなり受け入れられたと思います。


不甲斐ない思いをしたり
悲しい思いをした時

自分は自分のことをどう思っているんだろうと
探ってみたら、

”え、そんなこと思ってたの?!”
”私ってそういうことやってたのね!”

という思いがみつかります。


私は
「私の言うことは誰も聞いてくれない」
という思いが見つかった後、

カウンセラーさんからの助言で

「どうせ誰も聞いてくれないんだと思いながら、
開き直ってどんどん発言していく」

という実行を提案されました。

それを実行していると、
前よりも発言しやすくなり、

「私の言うことは誰も聞いてくれない」

なんて言う思いがなくなりました。


これはまさに
Spiritual Anatomy®のマジックです。

喉元がスッキリして
生きやすくなりました。



ちなみに、息子はあれから汚い言葉は絶対使わないようになりました。

赤紙は効果抜群です。


Spiritual Anatomy®︎オフィシャルプラクティショナー。
オンライン(Skype)での個人セッションを行なっています。
詳細は下記事務局までお問い合わせください。
pcsession@cocorocollege.com









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