10月の#ご自愛WEEK④

10月のカラダの調子はいかがでしたか?

今日は”長く〇〇すると疲れる”について。

・ずっと座っているとなんか疲れる
・ずっと立っていると腰が痛い
・ずっと寝てても疲れる(疲れがとれない)

なんてことありませんか?

疲れを取るために休むことは大事ですが、かといってずーっと何もせずじっとしていても逆に疲れてしまう、好きだとはいえずっとテレビやスマホで動画を見ていたら疲れてしまった、ということもあると思います。

やっかいなことに、いくら好きなことでも、「ずーっと同じ〇〇」でいると体は疲れてしまいます。
カラダとしては、同じ姿勢でいること、動かないでいることにより体内を巡っている生理物質の流れが滞り、必要な栄養が全身を巡りにくくなる、疲れの原因となる老廃物が溜まってしまう。
医学的には、「疲労」とは脳が認知するものだそうで、同じことをしている=脳もずっと同じところを使っていると、脳も疲れやすくなるそうです。

今月の疲れや不調、「ずっと〇〇していた」ことが原因になっていませんか?
ぜひ少し #BODYDIALOGUE  してみてください。

東洋医学的な「ずっと〇〇するとXXになる」

東洋医学の中で、「五労」という、5種類の”過労”があります。過労、”〇〇し過ぎるとこうなるよ”というものです。

久しく歩くと筋を傷る
久しく視ると血を傷る
久しく坐ると肉を傷る
久しく臥すと気を傷る
久しく立つと骨を傷る
(久しく=長く、傷る=傷つける、損なう)

1つ一つの解説はまた後日としたいと思いますが、2つ目の”久しく視ると血を傷る”を少しだけ。
ずっと目を使っていると、”血”を損傷する。東洋医学の”血”はいわゆる血液も含め、体に必要な栄養分のことを差します。ずっとPCに向かって仕事をしていたりスマホでゲームや動画にはまっていると、目が疲れてかすんできたりショボショボしたりしますね。あれは”血”が足りなくなった状態を差します。
それだけではなくて、東洋医学的には五臓の”心”とも深い関連があり、久しく視る=血を損傷する=心にも影響がでる、とされます。”心”とはいわゆる心臓の機能だけでなく”精神活動”も含めたココロと捉えているので、東洋医学的には、「ずーっと目を使う(PCやスマホに集中している)と、精神的にもよくないよ」ということでもあるのです。

好きでやっている仕事でもゲームでも、ずーっとその状態が続いたらやっぱりカラダやココロは疲れます。

頑張るためにも、違うことをして”気分転換”も大事。
カラダとしても、ずっと同じことだけではなくて違うことをして動かしたり休めたりすることも大事。

今月、「ずーっと〇〇」し過ぎていませんでしたか?
してたかも…という方は、いつもと違うこと、色んなことをしながらカラダもバランスをとってみてあげてくださいね。

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