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ドラマ「名探偵オダ」メイキングnote

オダが監督を務めるミステリードラマ「名探偵オダ File:02 虹の彼方に君がいる」の思い出を書かせてもらいます。

「ほな、うち着替えるわ」
と言って植田はトイレに消えていき
「あかん!ファスナー閉まらん!」
と帰ってきた。植田が自分でホス狂の衣装を探してくれていたのだがサイズが小さかったみたいで背中が全部開いていた。作家の野中ちゃんと私の2人がかりで閉めようとしてもファスナーは動く気ありませんよという感じだったので
「こういうデザインということにしよう」
と開けっぱなしにした。太ももの丈もギリギリだったけどなんかそこも良かった。

担当からの連絡を待っていそうな植田
担当からの連絡を返していそうな植田

名探偵オダには欠かせないエレガント人生。エレガント人生のホス狂のネタが大好きで二人に出演してほしいとお願いしたら快く受けてくれた。ホス狂の衣装をこちらで発注しようとしたら
「私が持ってる衣装でよかったらそのまま着るよ」
と祥子が言ってくれた。中込もスーツにヘアメイクで整えてくれていて撮影当日会った時に
「エレガント人生のYouTubeで見たホストとホス狂や!」
と嬉しかった。2人とも忙しいスケジュールの中協力してくれて、中込はハマジュンの同期ホスト役だったから撮影箇所が多く撮影スケジュールが急遽1日追加になってしまったのに快く撮影してくれた。

まるでもう何年も中込の担当をしているかのような祥子

シノブの社若は変な人。2年前にもオダウエダの単独ライブに出演してもらったからほぼ単独レギュラーだ。そこまで社若のことを知らなかったけど今もまだ知らない。でもシノブが活躍している姿を見ると嬉しいなと思う。社若のペースはオダウエダにとってすごく心地いい。

社若がカメラ目線のシーン何個かあるから探してほしい

土井ちゃん(どぅいっちめん)は居てくれたら楽しいという理由で毎回呼んでいる。場が和むし撮影がワッと明るくなる。「こんなオーナーおったらええなぁ」という気持ちで台本を書いた。

土井ちゃんが話したあとの余韻が好き
余韻ファン

そして今回も被害者はカベポスター浜田、ハマジュンだ。スケジュールの合間を縫って大阪から来てくれた。名探偵オダの撮影のためにホテル泊にしてくれたのだ。

ルンルンの植田

ハマジュンと植田のホストとホス狂を見てみたいなと思っていたから「名探偵オダで役にすればええんや!」と台本を書いた。仕事でオダの願望をただ叶えさせてもらった。

ホストハマジュン。億プレイヤー

ハマジュンは名演に次ぐ名演で、最後にオーバーザレインボーを歌うシーンは泣きそうになった。

オダのブルーリボン賞を差し上げます

小道具類や撮影に必要な衣装など、我々の作家の野中ちゃんが「こんなのどうですか」と用意してくださったり、ハマジュンの涙に必要な目薬を差しまくったり、ずっと強力な助っ人だった。

撮影してくださったのは我々のYouTubeの作家である斎藤ちゃんと、そのお友達の松本さんだ。他の人から聞いたのだが斎藤ちゃんが「前回の名探偵オダよりさらに良いものを撮りたい」と、かなり気合いを入れてくれていたらしく(オダからは斉藤ちゃんはクール女子に見えるのでメラメラしてくれているのが意外だった)めちゃめちゃ嬉しかった。

斉藤ちゃんと松本さんで案を出し合いながら撮影を進めていっていて、オダは「監督」とは名乗っているもののほぼ「見守り」だった。植田がハマジュンを殺害するシーンをコマ送りにしてくださったり「幼少期をグリーンバックで撮りたい」というお願いも聞いてくださって撮影が順調に進んでいった。

オダのお気に入りのシーン
壁挟まれの植田
子役の責任を負えないので
本人たちに幼少期を演じてもらった

後から聞いたのだが松本さんはことあるごとに「ホワイトだ。ホワイトな現場だ。」と言っていたらしく、いつもどれだけ過酷なところにいるのだろうと心配になった。

ありがとうございました!!!

サブタイトルの「虹の彼方に君がいる」の由来は、幼少期に紫帆ちゃんが歌っていたオーバーザレインボーをじゅんぺい君はつらい時にずっと口ずさんでいて、じゅんぺい君が殺害されたとき天国に走って行くとじゅんぺい君の中の紫帆ちゃんが待ってくれているという意味でこのサブタイトルにしました。虹の彼方で2人はあの頃のように会えたんですね。視聴してくださった方、ありがとうございました。次回作に乞うご期待!

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