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ポケットティッシュもらうか?もらわないか?

街中で、ポケットティッシュを配っている人がいます。よくある日本の光景です。

私は基本もらわないようにしています。

強引に突き出されても、もらわない。

深い意味はありません。

毎回その瞬間に立ち会ったときにどちらの選択肢をするか、迷いが生じること、それ自体がストレスになるので、もらわないと決めただけの話です。

Youtubeにこんな動画があって、面白かったので取り上げてみます。

ティッシュ配り、実は人が配るよりも、置いといて勝手に取ってもらった方が早く捌けるんじゃないか?という検証動画。

動画を見ると、手配りの方は意外と結構みんなポケットティッシュをもらってくれてる印象でした。

でも置いてる方に関しては圧倒的に早かった。でもこれは一人の人が複数もらっていることもあって、ルール的にこっちの方がズルいようにも思えました。

そして面白い傾向が見つかって、手配りだと若い人はあんまりもらってくれなかったのに、置いてる方になると若い人の割合が増えたことです。

SNSの普及で対面のコミュニケーションが少なくなった若者にとっては、知らない人に「お願いします」と突き出されるより、勝手にどうぞと、その決定権をゆだねてもらえる方が、とっつきやすいのです。

関わってもいいし、関わらなくてもいいし、どっちでもいいという安心感。

一方手配りの方は、もらわなかったら配ってる人に不利益を与えてしまうし、かといって欲しくないものをもらったら自分が不利益を被ることになる。

だから若い人は、手配りの人に関わらないよう離れて歩いている人が多いように思います。

若い人にモノやサービスを売るときにも、こういう心理を念頭に置いておくのって重要なんじゃないかと思いました。

Youtubeの検証動画としてはかなり有益な社会実験だと思いました。


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