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ハイエース整備: タイヤとホイールの交換報告

この記事では、ハイエース整備の一環として行ったタイヤとホイールの交換について報告しています。交換による軽量化や、それがもたらす燃費の向上、走りの変化などを検証しています。

【ハイエース整備】タイヤ・ホイールの交換

こんにちは、みなさん。今回も、ハイエースの整備に関するお話です。モデルチェンジにより旧型となったアルミホイール・キーラーフォースが非常に安く売られていましたので、私はタイヤと共に交換することにしました。サイズは純正と同じでJWL-Tにも適合しており車検は問題なく通ります。
 
交換にあたって、重量を計測してみることにしました。結果、現状から一輪あたり約7キロ、約28%の軽量化の実現となりました。また、新車装着されていた組合せに対しても約6キロ、約25%の軽量化になることがわかりました。
さて、具体的な数字を見てみましょう。

タイヤの重量比較

- 新車時装着:ダンロップSP175:12.6kg

- 交換前:ヨコハマ・ジオランダー:13.6kg

- 今回装着:ブリヂストン・エコピアR710:11.2kg

ホイールの重量比較

- ノーマル鉄ホイール+ホイールキャップ:11.8kg

- キーラーフォース:7.1kg

キーラーフォース

走行してみての変化

タイヤとホイールの重量軽減は良いことずくめ、のように言われています。今回、タイヤとホイールの交換によって重量は約28%軽くなりました。では効果のほどを体感してみたいと思います。実際に車を走らせます。発進、特に変化は感じられません。走行していると、やや乗り心地が向上した感じがしますが、これはタイヤが新品になった一時的効果と思われ、特に乗り心地も変わらない、というのが正確でしょう。定速走行からの加速性能も変わりません。
 
結論。走りの向上、乗り心地の向上、残念ながらいずれも体感できる変化なし。28%程度の軽量化では運動性能の向上は望めないようです。ネット上では、軽量ホイールで走りが劇変といった記事を見かけますが、それらは信頼性に欠ける情報かもしれませんので真に受けないほうがよいでしょう。

燃費の向上


しかし、ひとつだけ変化がありました。それは燃費の向上です。交換後、長距離ドライブの機会があり、満タン法による燃費を計測してみたところ、約12%もの向上を記録しました。交換前のジオランダー+ノーマルホイールの場合、同じような条件で13km/ℓだったのに対し、今回は14.5km/ℓまで伸びました。この燃費向上には、軽量化効果に加え、新たなタイヤがエコタイヤであることが寄与していると考えられます。付け加えると、ジオランダーはスタッドレスタイヤに近い性格で、新車装着タイヤより燃費は悪化していました。
 
運転しながら気づいたのは、どうも中間加速時に踏むアクセル量が以前より少なくなっているようだ、ということです。それにしても、アルミホイール代の元が取れるほどの燃費向上は意外でした。今回のタイヤ・ホイールの交換は成功したと言えるでしょう。

センターキャップ

まとめ


この記事では、モデルチェンジで旧型となったアルミホイール・キーラーフォースを安価に入手し、タイヤと共に交換した結果について報告しました。交換による軽量化の効果や走りの変化、そして燃費の向上について解説しました。
 
タイヤとホイールの交換によって、運動性能に変化は感じられなかったものの、燃費が約12%改善されました。この燃費向上には、軽量化効果とエコタイヤへの変更が寄与していると考えられます。
 
また、軽量ホイールで走り激変、なんて言うネット上の情報には注意が必要だということも確認できました。ハイエースでホイール交換というと意匠性の記事ばかりですが、ここでは機能性からのみ考察しました。ちなみに私は純正のDXグレード用ホイールキャップのデザインがハイエースによく似合っていると思います。

以上、ハイエースのタイヤとホイールの交換に関する報告でした。次回もお楽しみに!


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