【にじ札】テイクスタック

基本セットA+Bの50枚を使います

手札の点数を高め、一番高い点を持つプレイヤーが勝利します

<準備>
プレイヤーは各自2枚の手札を持ちます
残りは山札になります

<ゲームの流れ>
ジャンケンなどでターンプレイヤー(手番を持つプレイヤー)を決めます

ターンプレイヤーは
『トレード』
『アタック』
『フェイスアップ』
のどれかを宣言します

『トレード』
ターンプレイヤーは
手札を交換したいと思った場合
「トレード」を宣言できます

トレードは
山札から1枚手札に加え
手札から1枚を場に捨てます
トレードを行ったら手番は左隣のプレイヤーに移ります

『アタック』
ターンプレイヤーは
他プレイヤーの手札を崩したいと思った場合
「アタック」を宣言できます

アタックは
任意のプレイヤーを指名します
アタックを受けたプレイヤーは
山札から1枚を手札に加え、混ぜます
アタックしたプレイヤーは相手の手札のうち1枚を選んで
捨てさせます
アタックを行ったら手番は左隣のプレイヤーに移ります

『フェイスアップ』
自分のターンになった時
自分の手札が勝てると判断したら
「フェイスアップ」
を宣言できます

誰かがフェイスアップを宣言したら
全てのプレイヤーは手札を公開します
手札を比べ
一番点数の多いプレイヤーか役を揃えたプレイヤーが
そのセットを勝利します

<セットの勝敗>
このにじ札には△札と🔯札があり
△札は技札、🔯札は得点札になります

まず
🔯札などの真ん中の黒点はこのゲームでは無視します
そして
🔯の外側についている色の数が手札の点数となります

手札の色で被っているものは一色と数えます
例えば
【黒/赤/黄】と
【黒/赤/緑】ならば
赤が2つありますが被っているので1点として数え
残りの黄と緑で合計3点となります

【黒/赤/青】と
【黒/赤/青/黄】ならば
赤と青が両方とも被ってしまっているので
結局3点となります

このゲームでは手札を交換していき
点数を大きくするのが基本的な目的です

一方△札は技札です
点数的には0点か1点になります
ただし
手札の中に同じ種類の技札を2枚揃えてフェイスアップをした場合
他のプレイヤーの点数にか関わらず勝利できます
この勝ち方を『デュース』と呼びます

誰かがデュースで上がった時
他プレイヤーの手札に無色札(黒単や白抜き)が1枚ある場合
代わりにその無色札を持っていたプレイヤーがそのセットの勝者になります
これをデュースキラーと呼びます

セットに勝利したプレイヤーは
場札のうち無色札以外の札の枚数が獲得点になります
山札から獲得点分を引き、それを得点札にします
(黒単札、白抜き札は山札に戻ります)

同時に複数人が勝利条件を持った場合
場札は保留され、誰も点を獲得しません
次に勝者が出たセット終了時
それまで保留した場札と、今回の場札を合わせた分をまとめて
そのセットの勝利者がすべて獲得します

<ゲームの勝敗>
獲得札が一定数に達したプレイヤーが
ゲームの勝者となります

何点勝負にするかはゲーム開始時に任意で決めますが
プレイヤー人数×5枚が推奨です

勝ち点制ではなく、セット数制も可能です
この場合は予め何セット勝負かを決めておき
そのセットが終了した段階で最も多く獲得点を取っていたプレイヤーの勝利になります
最終セットで保留が出た場合
そのセットの獲得を無効にするか
追加セットを行うかは、あらかじめ決めておきます

<特別ルール>
『虹落ち』
誰かがフェイスアップを宣言した時
虹札を持っていたプレイヤーの得点は0点になります

ゆえに虹札を持ったプレイヤーは
自らフェイスアップを宣言しないとセットの勝利はできません

『ゼロ切り』
セット勝利時、獲得点が無い状態の場合
(無色以外の場札が1枚もない状態でセットを勝利した場合)
任意のプレイヤーの獲得札を1枚奪うことができます

場札が無色札だけの場合も獲得点がないので
ゼロ切りできます

セット勝利時、保留札がある場合は
得点が出来てしまうので、ゼロ切りにはなりません


同点で保留されたセットの次のターンプレイヤーは
直前のセットのスタートプレイヤーからになります

無色札でのデュースとデュースキラーでは
デュースキラーが勝ちます
無色札はデュースの条件を満たした時点で
デュース役になるためです

ゼロ切りでフェイスアップをしたセットで
同点だった場合
ゼロ切りは行われません

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⇒【にじ札プロジェクト】

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