スイスイ音楽ライブ(2021.8)

立川にある喫茶店
『Sweettime-Sweetdays』にて
音楽ライブがありましたので、感想紹介です

今回は安藤三緒さんと、みうらうみさんの2マンライブ
「陽のひかり、月のあかり」というタイトルその名の通り
このなんとも不安を感じるご時世に
一条の光明を感じさせてくれるステージでした

私はこのお二方とも10年前くらいから拝見しているのですが
意外とこのお二人の対バンというのは、あまりなかったようですね
お互いに八王子を拠点としているのに、不思議な感じです

お二方のイメージをいうならば
安藤三緒さんは花鳥風月を語り
みうらうみさんは人情を語る感じ
共に、瞬時に世界観を作り出すのが上手い方々です

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前半は安藤三緒さん

「最初に歌うのは『最後の歌』です」
というオープニングは
毎回、初見の人をびっくりさせる面白いツカミですよねw

私はこの歌がとても好きで
思いっきり影響され、このテーマでマジックを作っています☆

この歌でも言っていますが
「1つの終わりは、次の始まりに繋がる」
これまでの色々をまとめ、あらためてまた心機一転する意味で
ある意味オープニングにこそふさわしい歌に感じます

今回のライブは40分ほどの持ち時間のため
曲数も多めで楽しめました

安藤さんの曲は1曲が長めのものが多いので
これくらいの持ち時間があるとたっぷり堪能できますね

このご時世、なかなかライブにも足を運べなかったので
私としてはお会いするのが2年ぶりくらいでした
「海辺」という曲は初めて聞きましたね

ところで、この「海辺」という曲
アルペジオ(というのかな?1音ずつ弾くパート)で
裏にもう1つ一定のリズムを刻む音が聞こえていたのだけど
あれってどうやって弾いているのだろう?

ライブ後に聞いてみたのだけど
別に特別なことをやっていたようには言っていなかったので
珍しいことではないのかもしれませんが
私はあまり感じたことがなかった響きでした

元々安藤さんの曲は繊細なメロディーラインが多いので
倍音となる音が表に出やすいのではないか?
なんて言っていましたね

もう1つ気を引いたのは
ギターをチューニングする際に使う機械(チューナーっていうのかな?)
これがフクロウの形をしていて可愛かったこのです♪

ギターの端に止っている感じで、似合っていました

そしてそれから「梟」という曲に繋がるのが面白い!

ちなみに一緒に行った私の友人は
この「梟」の曲が気に入ったと言っていました

安藤さんは歌うときは透き通るように力強く歌う方なのですが
(「透き通るように力強い」という表現は違和感あるかもしれませんが、聞いていただければ間違いでないことがわかると思います♪)
間のMCの時には、とてもふわっとしたしゃべり方をする方です

最近の若者言葉である「エモい」を覚えたようで
しきりに「これはエモいですね」「こういうのはエモいのでしょうか」
なんて言っていました
「覚えたての言葉使いたがるあるある」ですねw

トリの曲は「ワンダーフォーゲル」
安藤三緒さんの曲の中では明るめの調子の曲です
次に出演されるみうらうみさんを意識されての選曲なのかなぁ
なんて思いました


後半は、みうらうみさん
この方は安藤さんとは、対称的に、対照的に
元気ハツラツな歌が多い方です(安藤さんがハツラツではない、というわけではないですがw)

今の季節に「合わせて」(?)ホットチョコレートの曲を歌ったり
サイダーの曲を歌ったりしていました

場所が喫茶店なので販売促進になればとの選曲のようでしたが
あいにくこのお店はチョコはあるのにホットチョコがなく
レモネードはあるのにサイダーはなかったので
私たちはアイスコーヒーとチャイを堪能しましたw

みうらさんは新規のお客様がいる場合はカバー曲もよく歌われるそうです
実は私、先月もみうらさんのライブを見に行ったのですが
その時には松田聖子さんの曲やブルーハーツの曲を歌っていましたね
今回はサルサガムテープさんの曲などを歌ってくださいました

そう言えば
私、みうらうみさんが座って歌っているのを初めて見たかもしれない
普段は足を踏み鳴らしながら、体を大きく揺らしながら歌うイメージです
なんとなく、みうらさんは「く」の字のイメージですw

特に「生命力」という歌は
その名の通り、命のエネルギーを弾けさせ
こちらの感情をダイレクトに揺さぶってくる歌です

前半で安藤さんが
「今日は雨の予報でしたが、みうらさんが吹き飛ばしてくれました」
なんて言っていました
あながち間違いではない感じがします
(松岡修造さん扱いですねw)

普段のライブでは
この「生命力」がトリに歌われることが多い気がします

しかし今回は違いました

今回のトリの曲は「人」という曲です

しかも、ギターを置き、アカペラで
メトロノームの「カチカチ」という音だけを伴奏に
そして
この歌だけ、立ち上がって、歌ってくださいました

このご時世、このライヴ、この仲間たちにふさわしい歌だと思いました

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終わってみれば、あっという間の約2時間
(私、このセリフ。毎回言っている気がするw)

今回のライブ
奇しくもお二方ともトリの曲は
「希望」を語る歌でした

陰鬱な世界などは、さっさと「最後」にして
美しい世界を向かい入れることが、「人」にはできる

月や太陽が照らしてくれている限り。

そんな風に感じたライブでした♪

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