原因は自分にある。の冠ラジオ番組「ラジオに関する世論調査」に見る杢代和人とメンバーたちのトーク。


 原因は自分にある。は芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、基本的には音楽グループとしての活動とメンバー個人ごとの俳優活動との二足のわらじで活動しているEBiDANという組織の構成員です。
 なんか不穏な言葉選びをしてますが、平たく説明しようとした結果、こうなりました。
 で、僕はお友達の影響でEBiDANをきちんと知り、追いかけるようになり、さくらしめじとMAGiC BOYZ(HONG¥O.JP)とさとり少年団のファンをしてたんですけれど(元マジボのメンバーであるミロのLienelでの再デビューを、退所して音楽活動続けてる同じく元マジボのリュウトが「初! EBiDANで2回デビューした男!!」とお祝いしてたの嬉しかったです)そういう流れの中で「新しいグループがデビューしたのだなぁ」と7人組の新グループ原因は自分にある。のことを知り、キャリアが最も短く、年齢もグループの中では下から2番目で、当時中学生だったのにやたらとお出来になる杢代和人のファンになりました。
 さて。
 ここからが本題なんですけれどAuDeeというアプリで配信されている「ラジオに関する世論調査」という原因は自分にある。がほぼデビュー当時からやってるラジオ番組があります。
 期間限定番組というかたちで始まり、その後もシーズン2、シーズン3みたいなかたちで始まっては終わりを繰り返し、今現在はレギュラー番組になってます。
 初期は7人のうちから3人、レギュラー番組になってからは2人がMCとして出演してトークしてます。
 和人と他のメンバーのトークがどうなのかを個人的にまとめてみようと。
 メンバー同士の関係性やトークの相性について書きたいなと思います。
 始めに注意事項としてお話しておきますけれど、基本的にこの番組はファン向けのものなので、ファンしか面白く聞くことは出来ないです。
 で、場合によってはファンでも聞くのが大変なときもあります。
 面白いという方向性で万人受けというか、しっかりとしゃべることの出来る子が少ないのは問題だと思っています。
    そしてここまで読んでくださった方はお気付きでしょうが、この文章はいつも通りのピンポイントでニッチなやつです。

·武藤潤(最年長)と杢代和人

 安心と安定の最年長です。
 このふたりだと和人がずっと「潤くん!?」って言い続けてる印象がありますが、基本的に和人はげんじぶだとずっとそういう役回りなので、通常営業です。
 和人の役回りはボケとツッコミと司会進行なので。多いわ!!
 その場の空気やトークの流れに合わせて自らの立ち位置を代えていくのが和人です。
 潤さんはふわふわしたほんわかトークをする方で、わかるようなわからないような発言も多いですが、陽のオーラを放ちまくっているお方であり、とても広い心と大きな器を持つお方なので、和人が場を盛り上げるために毒づいたり、ボケたり、わめいたり、突っ込んだり、様々な立ち回りをしても、優しく受け止めて「和人くんごめんね~」とか「ありがと~」とか菩薩感溢れる対応でトークを進めてくれるので安心感がハンパないです。
 同世代のちょっと癖のあり芸歴にも結構差がある男子たちである原因は自分にある。というグループが良い空気感で成立してるのは潤さんの存在は本当に大きいと感じます。

·大倉空人と杢代和人

 たかてぃーです。
 このグループのしゃべりの2TOPであるふたりです。
 ただ、これメンバー全員がいた上でのたかてぃーと和人なら面白いし、しっかりとしてるんですけれど、2人だけってなるとたかてぃーがプロフェッショナル感出しすぎで無難にまとまりすぎて終わるというか、まぁきちんと聞けるけれど面白くはないという結果になりがちではあります。
 プロ意識が凄くあって、メンバーのトークに対してのフォローやアフターケアがきちんと出来る方なので、人数が少なくなればなるほど、たかてぃーのトークってそういう配慮をしながらしゃべっているのがわかってしまい気になるんですよね。
 ただ、和人もそういうタイプなんで、どちらかがとてつもなくふざけたこと言い出したり、お互いにふざけあっても、それ相応にきちんと聞けたり、オチをつけて綺麗にまとめることが出来る点はとても良いです。

·小泉光咲と杢代和人

 1番面白いですが、1番しんどいコンビです。
 光咲さんのこと大好きなんですけれど、他のメンバーと絡んでるときの方が安定はしてます。
 あと、光咲さんは潤さんにしか甘えないって言われてるのもその通りだと感じます。
 マイペースで起きてるのか寝てるのかわかんないような方という面のある一方で、頑固で自分の意思や主義をしっかりと持っていて何にも流されず、自分の見せ方を凄く理解してる方なんで、和人と合うところと合わないところがはっきりしてます。
 本気で腹立ててたり、苛立ってたりするのが伝わってくるトークが聞けるのはこのコンビだけですけれど、お前らは何を言っているんだというしょうもないにもほどがある中身の無いトークをし続けて盛り上がってるのもこのコンビだけです。
 「ちゃんとしゃべって?」「話聞いてた?」「起きてる?」「何を言ってるの?」「ちゃんとして!?」「この人、ホントやだ!!」など、光咲さんと一緒のときの和人は本当に大変そうですけれど、しゃべりがキレキレで良いです。
 なんだかんだ光咲さんは光咲さんで自らの得手不得手を理解してるし、場を盛り上げようとすると大惨事起こしちゃうことがあるんで、わざとトークをセーブしてる部分があると思うんですよね。
 大惨事が起きたときってきっかけ作っちゃうの光咲さんなんで。
    まっさと二人のときのトークを聞いてるとしっかり年下をリードしたりフォローしたりとお兄ちゃん出来る方ですから。

·吉澤要人と杢代和人

 基本的に要人さんの出演回は聞き心地が良く、ファンからのお便りをきちんと相づちをうちながら読んだり、しっかりとラジオネームに反応したり、非常に丁寧な中に、独特なテンポ感やテンションがあるのが特徴ですが(お便りを読んでる最中に要人さんだけ「イェア!!」とか「フー!!」などの声(これもある種の相づち)をあげたりする)そこに和人は賑やかしとして参加してるという形式が基本的なパターンかなと感じます。
 笑いどころを足しにやって来てるとでも表現すればいいんでしょうか。
 要人さんはトークで自分自身を強く主張するタイプではないので、和人もちょっと抑えながら前へ前へ出ていき、出すぎたらすっと引っ込んでを繰り返すようなトークをします。
 ただ、要人さんのトークが聞きたい方からすれば和人はうるさいでしょうね。
 要人さんのトークはきちんと内容もあり、それなりに聞き応えもあるのですが、パンチに欠けるといいますか、薄味のスープという感じです。
 要人さんと一緒にトークするときの和人は香辛料やパンですね。
 味を調整したり、ボリュームを増やしたり。
 要人さんもテンションが上がると愉快な面がどんどん出てくる方なので、話が盛り上がってくると楽しい空気になります。

·長野凌大と杢代和人

 本当に真っ直ぐで観測者(原因は自分にある。のファンのこと)に真摯に向き合ってくれ、その時々で熱い思いを伝えてくれるお方です。
 そして、なにかとグループ内で不憫なことになりがちな方です。
 今ではそういった面がキャラとして定着してしまっていますが、りょーちんは非常にナイーブな方なので、ホントに傷ついていたり悲しくなってしまっていたりすることが見受けられます。
 基本的には盛り上げ役に徹する和人ですが、りょーちんが傷ついていることを察すると全力でフォローに回ります。
 和人自身もホントはナイーブな面のある子で、それを隠しきれず、ちょくちょく表に出してしまうところが僕は好きだったりするのですが、りょーちんは和人以上にそういう傾向が強いですね。
 表に出てしまい口にしてしまったりする分、ある種のガス抜きになってるのかもしれませんが。
 りょーちんは他者を傷つけたり、誤解を生むことを恐れたり嫌ったりするタイプなので、例え場を盛り上げたり笑いをとるためのボケだとしてもそういう類いの言葉を口にしたくない方であることがラジオを聞いているとよくわかるし、和人と一緒のときは特にその傾向が顕著だなと感じます。
 なので、安心感はありますね。
 面白いかどうかはまた別の話になるんですが、互いにきちんと相手の性格を理解して、思い合いながらトークしてるのが伝わってくるのは良いですよ。

·桜木雅哉(最年少)と杢代和人

 年下組ですね。
 そして、年下の先輩と年上の後輩でもあります。
 このへんのパワーバランスが絶妙に面白いです。
 まっさはタメ口で普通にしゃべってるところで、和人は敬語とタメ口を使い分けながら、さらっとまっさのことを立てようとしたり、騙して笑いをとろうとしたり。
 ただ、このふたりって2週ごとに出演メンバーが代わる番組(2本録りだから)でほぼ一緒にならないんですよね。
 まっさと和人って、和人が仮面ライダーのお仕事でげんじぶの活動を制限するようになる時期まで二人共中~高生で、しかもまっさってそれこそ和人が活動制限する時期まで自分からは喋れない子で、なおかつなかなかきちんと喋ることが出来なかったんで、ラジオ出演そのものがあまり無かったんですよ。
 今のまっさってトークそのものは上手くないんですが、自分から喋ることが出来るようになり、まとまりがなかったり突拍子もない点が目立つものの、言ってることそのものや、ボケやツッコミ、ノリやテンションは今、グループの中でも凄く面白い存在になっていて、この成長に僕は凄く惹かれていますし、今1番げんじぶ内ではまっさが面白いと僕は思うんで、今のまっさと和人がどんなトークをしてくれるのか期待しています。


 原因は自分にある。というグループとそのメンバーを推し(和人)とのラジオ番組での2人トークっていう視点でのみ語ってみました。
 もし和人からげんじぶを知ってくれた方、げんじぶのファンになってくれた方がいたら、げんじぶのメンバーとしての和人のこともよろしくお願いします。
 げんじぶのことを思って傷つき、げんじぶのことを思って涙する、そんな優しくて熱い思いを抱いてる子のことをもっと知ってもらえたら、愛してもらえたら嬉しいです。




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