【08】ネームバリューに騙されるな
08-1 ネームバリュー
なかなか過激なタイトルを付けましたが、事務所はネームバリューがすべてではありません。
有名子役が所属している(かつて所属していた)から。などの理由で安易に選ぶことはとても危険です。
有名な子は確かに所属しているのでしょう。
ですが、それは何万人中の1人であること。
それを忘れてはいけません。
とはいえ、自分もネームバリューで事務所選びをしました。
この後、具体的に書きますが、良かったことも、悪かったこともあります。
悪かった点から話すと、悪かったことは3つ。
08-2 悪かった点
1つ目▶︎費用面
金額は大きくありませんが、所属料がかかりました。
通常1年単位でかかる費用ですが、期間中、色々あって2年目は0円で継続できたので、塾代だと思ったらかなり安いほうではないでしょうか。
2つ目▶︎制約
所属することによって、色々と制約があること。
当時はフリーで活動していて、ある程度、公募で仕事が取れていました。
ただ、乳幼児期にしかできないおむつモデルへの 憧れを捨てきれず所属の道を選びました。
所属したことで、公募案件には全くエントリーできなくなりました。
事務所での活動に満足していれば、デメリットとして紹介するにはならなかったと思います。
まるちゃんは、最初の事務所での活動は思い描いていたものではなかったのです。
最終的の2年で退所した理由の一つです。
公募で仕事取れてたこと考えると、勿体無い時間を過ごしたなぁ・・・と今でも後悔することがあります。
事務所選びは、本当に慎重に行うべきです。
3つ目▶︎SNS禁止
事務所によってSNSを禁止しているところ、していないところあります。
所属していた子役事務所は『競合の管理ができないから』という理由でSNSを完全に禁止していました。
※競合については、まだ書いていないので別の章でお話しします
SNS繋がりのママ友もいたので、私にとってはちょっと辛かったです・・・
当時、フルタイムワーママ、出産年齢が遅かったので、周りの友人とも、子どもの年齢が合わず、情報交換できるママ友がいませんでした。
08-3 よかった点
それでも事務所で学んだ、現場での立ち振る舞いや、2年間同一料金で所属し、レッスンが受けられたことはメリットだと思っています。
これが所属してよかった点です。
公募民は意外と知らない、現場での立ち振る舞い。
当たり前のこともありますが、現場での立ち振る舞いを教わる機会はなかなかありません。
何も知らずに、スマホでバシャバシャ現場写真撮る人・・・見たことないですか?
私は正直、これには驚きました。
モラルの問題かもしれませんが、暗黙のルールがあります。
このような軽率な行動は、クレームや悪評に繋がります。
知らなかったでは済まされないこともありますので、注意しましょう。
第10章で、この辺については書いています。
08-4 現在の事務所
デメリットばかり書きましたが、決して所属が悪いとかではありません。
我が子たちは、現在はモデルエージェンシーに所属しています。
公募もSNSもやっても良いよ。
レッスンもあるけど任意です。
登録料かかりません。
これが所属を決意した理由です。
うちには合ってる。
そう思えました。
その後の活動は順調で、事務所仕事と、公募案件とスケジュール管理しながらやっています。
名前が知られているから良い!
では、決してありません。
どういう活動をしたいのか?
どういうところが合っているのか?
優先すべきは何?
など、具体的に書き出してみると、方向性が見えてくるかもしれません。
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