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ニューヨエコショー プロローグ編の備忘録

※記憶を頼りに書いているので細部違くなってると思いますごめん 違ってたら教えてください
※個人的なお気持ちとか思ったことがめちゃくちゃ多いよ!


16年ぶりに大好きな人のイベントに行きました

倉橋ヨエコが好きだった当時は学生で、色々支払っていたのでアルバイトしていたといえどそうお金もなく(CD買うに精一杯なぐらいのお小遣いだった)、でも廃業されることが決まって最後の最後だからと勇気を振り絞って行ったのが2007年12月に名古屋で行われたライブだったのですが、それから考えると16年と少しぶりで、ほーーーんとこんなことってあるんだ……と信じられないお気持ちです。こんな奇跡あるんだ……あるんだよ……(もう限界になるな……)
開演自体は12時半からでしたが、別会場で販売されるグッズが絶対に欲しかったので始発同然の電車で向かいました。絶対に寝坊したくなさすぎて目覚ましより1時間早く起きたし駅にも早く着いたで自分偉すぎ〜となりました。本当寝坊しなくてよかった……。

新幹線から撮った富士山

大都会・東京、路線が多すぎて全然わからんが?!?!?!と半ばキレながら迷いつつ何とか到着。時間が経つにつれ、ちらほらとヨエコグッズを身につけている方が増えてきてへへ……嬉しいな……みんな久しぶりだね(知らんけど)///という気持ちで見ていました。〝今日も雨〟Tシャツを着ている方が若干多かったような気がします。私は悩んだ末、〝友達のうた〟Tでキメました。

スターパインズカフェのポスター。げんちゃん(座り)といっしょ!

無事グッズを購入したあとは会場付近で時間を潰し、整理番号順に呼ばれてスターパインズカフェの中へ。わりと早めに入れたので、立見ではなく四列目辺りの席に座りました。もう近いんよ、ステージが……。

四列目の景色

この距離だったよ〜〜〜 泣くかと思ったけどこの時は我慢できた この時は……

そしてヨエコがステージへ

時間になって、いざヨエコが現れるともう、言い表せない感情で胸がいっぱいになっちゃった。全体的に黒めの、ドレスのような衣装。
生きていてくれてよかった、という安心感が多かったかもしれない。あぁヨエコだ、ヨエコが目の前にいる。息を呑んで待っていたヨエコの声は、掠れていました。本当に今日、声が掠れてしまったとのこと。裏声が出ないとのことでした。
コロナの後遺症で声帯が萎縮したことはヨエコ本人が言っていたし、ラジオでも若干掠れてる?と思ったこともあったのですが、風邪を引いてしまったような声に、私は神様は本当に意地が悪いと憎しみを覚えました。昨日までは調子良かったんだって……トークとか裏声を使わない分には大丈夫だけど、裏声を使う曲が多いのですが使えない、と話す顔に、もう私は……。

そのあとのトークで、会いたかったよー!と笑うヨエコに手が痛くなるぐらい拍手した。ご持病もある中、やっぱりこのステージに立とう、と思ってくれたヨエコに、ありがとうって言うかわりに、たくさん手を叩いた。

【前半】「ヨエコ講師のボイトレ講座」

前半トーク、後半ミニライブという二部構成なのは事前に知らされていたわけですが、このボイトレ講座はエックスのアンケートにて決まりました。

持参した三分の一程度水が残ったペットボトルと、入場の際にもらったストローを使って水ぶくぶくトレーニングをしました。声帯の仕組みをちゃんと説明してくれたのですが、私の記憶力が残念すぎてあやふやなのでちょっと省略します(物覚えの悪い頭ね……)
ストローをペットボトルに入れて準備完了。メトロノームに合わせて、数えて7まで息をストローに吐いて、8で息を吸い、また7を数えている間ストローで息を吐いてぶくぶくする。アンパンマンのマーチぐらいの速さだったかな。それができたら、ちょっと出すには辛い安定という高い〝ラ〟の音と低い〝ラ〟の音を歌いながらストローに息を吐く。ストローから離れて声に出す。〝ラ〟の音を取りながら歌う。講座の前に、「恥ずかしがらずに全力でやること」とヨエコが言っていたのもあって大分真面目にやったのですが、水ぶくぶくする前後だとみんなの発声がまるで違っていてびっくりしました。あといい運動になったみたいで、終わったあとは身体が暖かくなりました。すごく、身体に良い気が、しました……やり切った感……。

大体20分程度でした。5分の休憩を挟み、後半のライブパートへ。

【後半】ニューヨエコLive

ご体調のこともあるし、ニューヨエコの全ては聴けないかもなぁ……と思っていたらなんと、全部歌ってくださいました。マジ……?マジ……!!(大きく感謝する絵文字500000000000000個)

1.友達のうた
〜挨拶〜
2.今日も雨
〜MC〜
3.卵とじ
4.昼の月
〜MC〜
5.夜な夜な夜な
〜MC〜
6.楯
アンコール.ドーパミン

ヨエコが楽しみましょう!とポストしていたし、私だって泣き顔を見せに行ってるわけじゃないから、絶対泣かない!笑って楽しかったって帰るぞ!!と思ってたのですが、無理でした。そんな気持ちで抑えられるものじゃなかった。なんせ目の前で、ヨエコが〝今〟を全て乗せて歌っている、という現実にもう、堪らなくなってしまった……。
言葉に表すにも難しい、たくさんの感情に塗れてしまったのですが、私はやっぱりヨエコのことが好きだなぁ、というような気持ちが強かったと思います。私だけじゃなく、違いはあれど、みんな同じような気持ちだったんじゃないかと思います。

トークから衣装は変わって、青のジーンズが印象的なお召し物に。青いヘッドドレスに、右の目元に青のワンポイントメイクが追加されてました。夜な夜な夜なの最後のスキャット、最高でした。楯の、差し込むようなライトひとつとピアノとヨエコだけの、最小限で最高な景色と歌は、ずっと見たかった光景だったような気がします。

病気の影響で記憶力が低下しているので、ヨエコはステージから見ると横向きに、譜面台のようなものに歌詞やトークが書かれているだろう原稿を置いてめくりながら歌う、というスタイルでした。合間にクラップやワイパーを促してくれたりしました。今のヨエコだからこその方法は、私は〝ニュー〟だからこそだと思います。「ほとんどお尻を向けてしまっているお客さんには申し訳ないんですけど」というようなことを仰っていましたが、背中側って逆にレアじゃん……?!?!と思ったなど……(いつか見ないなそっち側……)

ドーパミンで思ったこと

最初ドーパミンを聞いた時、インタビューを読んだのもあって、たくさんの叫びのような物を感じながらも、聴きながら「〝あなた〟って誰だろう」というふわりとした疑問がありました。ドーパミンの前のMCにて、ネックレスとイヤリングをもらった、もう亡き大切な人のことだと、ようやっとわかりました。最前列の下手に、その二つが置かれていると。そう語ったあとのヨエコの歌声は、ドーパミンの歌詞まさしくといったものでした。

たくさんの複合した楽しさを残しながら、ニューヨエコショー プロローグ編は終演しました。

余談

・ボイトレ講座、関係者席にいたお子さんの合いの手に癒された ヨエコとのやりとりも可愛かった
・グッズ会場や終演後に流れた新曲のデモ曲、明るい感じの曲でした。森へ行くに近いような感じ。ちゃんと歌詞等を見たわけではないのですが……新曲、アルバム、めっちゃ楽しみ……!!
・ライブの際、ヨエコはハンドマイクで歌われていたのですが、お手製だろう世界で一つのマイクがめちゃくちゃかわいいマイクでした。意訳ですが「公演が終わったらアルファベガさん(※グッズの販売やフォトスポットがある別会場)の方に置いてもらいます」ということで、終わってから色んな楽しさを噛み締めながらアルファベガさんに向かっていると、ヨエコのマイクを抱えているだろうスタッフさんが爆走していてめっちゃ元気出ました。私も走ったよ😁❣️(なおすぐ息切れ)(もう筋肉痛)

終演後すぐ。マイクめっちゃかわいかったのに近くで撮るのを忘れた愚か者は私です

マジで終わってすぐに向かったので整理券が配られる前に入ったのですが、パブサするとこの状態からライブパートで着用していた青いヘッドドレスだったり会場の飾りだったり新曲の歌詞だったりが追加されていたようで……こればかりはお裾分けしてくれる方にあやかります。ありがたや……。


どこ行っても人が多い!路線わからん!!この〇〇口ってどこ?!?!と思いつつの少しの東京観光を終え、無事帰宅しました。本当に夢のような日でした。夢じゃなかった。もう一生、この幸せを噛み締めます。またイベントもライブも行きたい!今本当、人生楽しい。ヨエコ、ありがとう、大好きだ……。

おまけ↓

東京行ったのに大阪土産?ってツッコまれた

どうにも惹かれて買ったしまった、モノクロになることで毒々しさが増すミャクミャク様のステッカー 夢に出そうな怖さがある ホラーかわいい〜

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