見出し画像

コトバが苦手なワタシのハナシ

私は、文章が書けない。

小学校3年生の時に読書感想文が嫌でズル休みをしたくらい。大学の論文なんてまともに書けたことがない。私の記憶に残るのは今もずっと「文章が書けない私」だ。

視覚優位の脳だったり、非言語での表現が得意だからだろうか。音楽を聞いても歌詞は一切入ってこない、デザインも写真も動画もコーディングも打楽器もダンスも、コトバを使わないコトが好きで得意な私です。

そんな私でも文章を書きたくなる時がある。それはだいたい、一言も話していない日だったり、充分なアウトプットができていない時にそんな気分になるのを私は知っている。

だけど、いつも同じ、結局、書かない。
(今日は書くけど。15分で書けたよ。凄くない?)

まず、なにを書こうか考える。伝えたいことあるのかなって。だけど、とくにないんです。

古家がなにを考えているかは伝えたいなって思う。だけど感情や思いに関心がない。

そんなことを書くなら、今なにをするか、目標達成のためにどんな段取りでタスクをこなしていくかを考えたくなる。それは文章というよりも、箇条書きで並べるか、ガントチャートで描くことになる。

「ブログを書かないの?」と言われても、伝えようと思うことがないんです。伝えたいことがあったとしても、圧縮してしてしまって140字以上で伝えることができない。

モノゴトを決めつけてしまう性格なのを知っていて、それが誰かを傷つけたり、視野が狭くなってしまう怖さも知っているから、自分の考えを文章で公開することにためらいも感じる。

書けないけど、書きたくなる私。
伝えることよりも、書くことを目的にしたい私。
そんな自分にモヤモヤしている私。

日々の暮らしには、コトバで表現ができなくて苦労することはたくさんある。こんな自分なんだからコトバで表現するなんて諦めて非言語で伝えたらいいじゃないってのも思う。

それでもやっぱり、コトバで表現できる人になりたいと思う私。

コトバが苦手な人は、どうやって生きるんでしょうかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?