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第23期レガシー神挑戦者決定戦に参加してきました。

ヘブソでございます。

掲題の大会に参加してきました。

使用デッキは緑ポストです。


事前予想

指輪物語の登場直後、一つの指輪とオークの弓使いが突出して流行しました。


オークの弓使いは一度は影を潜めたものの再度使われるようになり、今では黒のフェアデッキには概ね入っている状態に。

グリクシスデルバーや死の影、ごく稀にいる黒単アグロが最たる例かと。

その使用率の上昇により、タフ1のクリーチャーが多いデッキは使用率が下がりそうと予想。デスタク、エルフ、アルーレン、セファブレ等ですね。

逆に一つの指輪はレガシー選手権直後で大盛り上がりしたもののその後は使用デッキが限られているのが判明したからか使用率は登場時からは下がっているものと思われます。
が、カーンフォージが台頭してきており、それ以前にも8Castやペインターといったアーティファクトデッキの立ち位置が良かったため、その対策として無のロッドや石のような静寂、火の中に投げ入れる等アーティファクトへのヘイトは相変わらず高そうだと感じました。

緑ポスト的にはオークの弓使いは正直どうでも良いです。レンと6番よりかなりマシです。
逆に一つの指輪というかカーンフォージが増えることがかなり厳しいです。
元々カーンというカードにヒイヒイ言っているデッキなのに、キルターンが早く針での刺し先が増えたため正直当たりたくないと言うのが本音です。
とはいえカーンフォージ自体は資産的に優しくないカードが数多く含まれるため使用者はそんなにいないだろうけど、何らかの対策は講じた方が良いと思いました。

神決前日にTCで調整を行っていたのですが、見る感じ黒単とか死の影グリクシスデルバー、つまりオークの弓使いを搭載したデッキが多いなーと思ったので、翌日の神決もこの3つはよく見かけることになりそうと予測して調整を施しました。

使用したリスト


以下が今回使用したリストになります。



1.歩行バリスタの採用


序盤から終盤までムラなく活躍できる強さを評価して13エムラと入れ換える形で採用しました。

2.しげ樹はやはり強し

今回もしげ樹続投です。
正直スニークショーがどれだけ残るかで罠の橋とどっちにするか決めていたのですが、前述の通りオークの弓使いを搭載した黒単や死の影、グリクシスデルバーといった罠の橋が効きにくいデッキが多かったためしげ樹になりました。

そして当日、またしても出る度にテキスト確認されました(100%を絶賛維持中)

3.ガドックティーグのメイン採用


元々このカードは苦手とするコンボデッキに対応するために採用されました。今はカーン、一つの指輪、苦悶の触手、騙し討ちなど流行りのコンボデッキのキーカードが絞られてきたためメインから投入することに。
ついでのように死の影の殺しやWillを弾いて攻めに行けるようになっています。

カラカス、たまくつ(+ヴェズーヴァ)、ゼニスとアクセス手段は意外と多いので、これを如何にコンボデッキに対して早く出せるかが鍵になりました。

ちなみにカーンフォージには速度で間に合っていないことの方が多いです。それを神決の最中に痛感しました。

4.サイドのチャリスの採用

1で置かれるとたまに悶絶する


緑ポストにそもそも入っていることは基本無いこのカードですが、マナファクトが多いデッキ、つまりANTやカーンフォージに対して少しでもこちらに有利を傾けられるように搭載しました。あと8Castもついでに処します。

入れた感想としては、意外と悪くはないです。

ガドックに引っ掛かる、ほぼ0しか置かない上に初手に持っている必要がある等難しい点はあるものの、そうまでしないとANTとかに勝てなさそうだなという判断です。

が、いっそANTとか苦手どころは全部捨ててデルバーとかよく見かけるデッキへの対策に注力しても良いのかもしれません。

5.四肢切断の採用

黒単や死の影が増えてくると必然的に敵対工作員も増えそうなので採用しました。あとまだ一定数存在する月メイガスもイニシアチブ生物も除去しないといけないので。

内にいる獣の採用も検討しましたが四肢切断は最悪1マナで打てるのに対し、緑マナ含めて3マナも要求されることを考えると四肢切断の方が良さそうだと思いました。

ゲームレポート

今回は遅刻していない。

R1:死の影

G1:フェッチ→湿った墓ショックインからスタートのため概ね死の影であると判断。こちらは序盤から開墾者やしげ樹を展開しカウンターを吐かせる。最後はDazeケア無視の原始のタイタンが通り勝ち。

G2:10/10の死の影2体に殴られて負け。

G3:Chasmで耐えつつウラモグでクロックを弾くも返しに追加の濁浪出されてライフが足りず負け。

最後の最後で噛み合ってしまった。

○××

R2:死の影

G1:相手の不毛を輪作で躱して最後は原始のタイタンで押し切り。

G2:またしても不毛を輪作で躱してポスト並べて勝ち。

○○

G3:グリクシスデルバー

G1:しげ樹が運良く生き残ってくれたのでしげ樹のマナ加速を発揮してポストを並べて原始のタイタンで勝ち。

G2:デルバーデルバーチャネラーオークの弓使いと並ぶも原始のタイタンからのエムラクールで全てをなぎ倒して勝ち。

○○

R4:カーンフォージ

G1:墳墓ペタルペタル一つの指輪で概ねカーンフォージで絶望。こちらはほぼ何もできず最後は大量のマナからのカーンからのバリスタで負け。

G2:ガドック間に合ってなくて絶望。何もできず死亡。

しんどすぎた。

R5:Tin-Fins

G1:死体発掘が飛んできたので忍耐で一度墓地を洗い流したら解決前に納墓打たれてグリセル出されて手札の差が開いて負け。

G2:死体発掘が飛んできたので忍耐で押し流すも、その前でまたしてと納墓打たれてグリセル出されて負け。コーリスの子もいるためやたら回復とドローを進めて来るのでLOを狙うも、集団的蛮行のコストで手札からエムラクールを捨てたため希望が潰えた。

××

ドロップ…

2-3で終了しました。

結論:難しい

死の影もコンボも増えるならチャリスではなく夏の帳だったかなーと思いました。

今はチャリスを外してガドックティーグもサイドに戻して普通の緑ポストに戻しましたが、ひとまず今回の初戦の死の影や最後のTin-Finsみたいなデッキ的に勝てなくはない相手に取りこぼさず戦えるようになりたいと思います。

このデッキの対ANTとカーンフォージは最早捨てマッチだ。

以上です。


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