声で遊ぼう随筆(1)

目的:バ美声

ただボイチェンでいじるだけだと、なんか上手く行かなくない?ってことで、女性の声をぐりぐりいじって男性の声に聞こえるようにすれば、その逆やって女性声を作れるのでは?という思いつき

つかうもの
SpectraLayers Pro 5
SOUNDFORGE Pro 12

参考にするもの
男性両声類の女声ら し さ に関わる 特徴量の分析
「恋音」による「恋声」のピッチ・フォルマント変換の観察

これまでにやったこと
女性話者による朗読音声の入手(お名前出していいか確認するの忘れてました)
SpectraLayersにぶちこんで、眺める
母音ごとにフォルマントに特徴あることに気づく
目で見てわかる下から二番目の線が、目で見てわかる下から一番目の線に重なるように、周波数方向に縮小
目で見てわかる1番目の線を消す
いい感じに音量調整して、元の音声と同時に再生する
イケボ女性の声が出来上がる
楽しい

これじゃないんだよ。これは多分ただのフォルマントシフトで、知覚的に男性だと感じさせるのは別要素があるんだよ。というところで色々検索してまわる。

両声類のトレーニングで、エッジボイス・ガラガラ声の男性成分を消すなど書いてあるので、そいつを足すなどしてあげれば良いのではないか、という仮説その1。
ガラガラ声がSpectraLayersでどんな感じに見えるか、自分で録音して見てみないといかんね。

ただのフォルマントシフトではよろしくない(恋声が万能ではない)。というかシフトするとピッチ音の倍音から外れるのでは?見える線を薄くして、見えない線を濃くすることで、話者らしさを保ったまま性別を変更できるのでは、という仮説2。
手を動かさんとわからんね。

フォルマントシフトは良いのだけど、全部のフォルマントに同じ分量(知覚的な高さベース)のシフトさせるのが良くないのでは、という仮説3。
ちょっとどこが出典かわからんけど見かける、日本語母音のフォルマントのグラフ。男声と女声の五角形と卵型の点線5つあるあれ。あれでF1とF2の関連性、男声と女声と原点って直線でつながらないじゃない。
そんで、両声類の論文で、第二~第四フォルマントの間隔が密になってるとパス度低いんじゃね?みたいに書いてたので、単純に一様にシフトすると、密さは変えられないのでは???みたいな。

ここまでが、これまでの話。
とりあえず手を付けるのであれば、仮説2が楽なはず。

第一フォルマントとピッチの見分け方がよくわからん。よくわからんではない。ぜんぜんわからん。恋音を使って見てみるのが良いのか?恋音の解説に書いてあるPraatを使ったほうがいいのか?どっちだ?全部だ!!!

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