貧乏人は与え続け、金持ちもまた与え続ける①

皆さんこの世の貧乏人は人にギブをし続けます。ですがこの世のお金持ちも人に与え続けます。ここの差は何だと思いますか？

3種類の人間

皆さんこの世に３種類の人間がいることをご存じですか？それはギバーとテイカーとマッチャーの３種類です。最近ビジネス業界の話でもよくギバーになりなさいなどと言った言葉よく聞きますけどやっぱり心のどこかでは与えるだけじゃ幸せになれないと思っていませんか？　やはりテイカーの方が得するじゃない？こう思っていませんか？その気持ちはめちゃくちゃわかります。けど大丈夫です。今回読んでいただければ皆さんお金持ちのギバーの気持ちもわかりテイカーにはなりたくなくなります。そして、失敗ギバーと金持ちギバーの違いも理解し今日から変えることができます。

ここで今出てきたギバーとは与える人つまり利他的に行動する人のことです。何か行動するときの原動力が誰かのためである人はこのギバーです。

そして、テイカーとは奪う人、つまり利己的に行動する人のことで、ギバーとは違い誰かにこうしてほしいから行動するといった方です。

ここまでは知っていてもマッチャーというのは初めて聞くという方多くないですか？　このマッチャーとその名の通りマッチしている人なので一見なんかギバーとテイカーの良いとこ取り的な人なの？　と思いがちですがそんなことはありません。マッチャーとは何かをしてあげたから何かしてほしかったり、何かしてもらったから何かお返しをしようと思う人のことで、あれ？それ普通じゃないって思いません？　そうこのマッチャーにほとんどの人が該当するんです。

3種類の割合

ここまで聞いて皆さんこのギバー、テイカー、マッチャーどれくらいの割合はギバー：25％、テイカー：19％、マッチャー：56％なんです。これを見てどう思いますか？僕的にはイメージなんですがテイカーとマッチャーが大半でごく一部の人間がギバーだと思っていました。なんとなくテイカーが多いイメージありませんでした？

成功する順番

ではこの3種類の成功の順位はどうなると思いますか？誰が一番会社や社会で成功して誰が一番虐げられていて失敗すると思いますか？

この世で一番失敗するのは4位のギバーです。ここで皆さん「なんで3種類しかないのに4位まであるの」と疑問に思うかもしれませんが、一度置いといてください。ギバーとは無条件で与えてしまう人なので周りから搾取されます。こんなことありませんか？「君さ〇〇してくれる？」「〇〇やっといてよ」こう言ったことにYesしか言わない人です。こういった人は良い人でがゆえに与えようと思ってしまい搾取されてしまいます。そして、人のことだけをやってしまい自分のことは何もできす成功からはほど遠い場所に行ってしまいます。

3位はテイカーです。え？って思いません？なんかテイカーってもらうだけだからなんだかんだで上まで行きそうですよね。でも違うんです。なぜかというとテイカーは失脚してしまうからなんです。テイカーは最初こそ手柄を取れたりしていいのですが後にマッチャーによって失脚させられます。マッチャーは均衡を保ちたがる性質にあるため、自分に良いことをしてくれたら良いことを返すのですがその逆もしかりなため、テイカーが最初は良いとマッチャーの悪いことをされた分制裁を与えようという行動原理が働き失脚させられます。

そして、２位はのし上がったテイカーを失脚させるマッチャーです。ここであれ？じゃあ1位はと思われると思います。そうその１位とはギバーなんです。ギバーの中にも2種類いて成功するギバーとはたまた搾取され続けるギバーがいます。

成功する与え方

成功するギバーにはある特徴が３つあります。それは達成型であり、計画的であり、自主的であることです。まず達成型とは、自分が何か与えた時にその助けた実感があることです。自分が助けた時に相手が喜んでくれたりして、よかったなぁっと思えてこちらにもメリットがあるというものが達成型であり、逆にそうでないのは助けても助けても相手が変わってくれないうえに自分にはどうもメリットが無いという場合です。

次に計画的かどうかです。ギバーには毎日毎日助けるタイプと1週間とかに一度だけまとめて助けるタイプの２種類がいます。そして成功するのは前者のように見えますが実は後者なんです。毎日助けてはいけません、時間を区切ってまとめて助けるのが成功するギバーです。ここで皆さんが知りたがるのが「じゃあそう言うけど、実際どれくらい助ければいいの」って思いますよね。実は今回僕が学んだ中にはそれが書いてありました。それは年100時間ルールです。1年で100時間つまり週に2時間人を助ければいいんです。これがなぜかというと人にはヘルパーズ・ハイというものがあり、簡単に言うと人を助けると自己肯定感が上がりさらにいろんなことに行動しやすくなるというものです。

そして最後に自主的かどうかです。これは自分が助けたい人を助けているかどうかです。つまり人に言われて助けているのではダメですしそうなったときにちゃんと断れるかどうかで失敗ギバーか成功ギバーかがわかれます。同じ利他的な人でも4位なる人と1位になる人がいます。

お金持ちだから寄付をするのではなく、寄付をするからお金持ちなんです。

周りにどんな人を揃えるのか？

では皆さんが会社やグループを作るとなる時にどの種類の人を集めますか？

皆さん周りに成功ギバーを集めようとしてはいけません。なぜかというと成功ギバーを周りに集めることはいいのですが成功ギバーは集めようとしても人数がとても少ないためそうそう集まるものではないので集めようとしなくて大丈夫です。皆さんが気を付けなければいけないのは成功ギバーを集めるのではなくテイカーを集めないことです。もちろんテイカーも全体的には少ないんですがせっかくギバーやマッチャーを集めたグループにテイカーが混ざってしまうととても厄介な存在になります。なぜなら、テイカーはギバーの親切心を全て吸い取ってしまうからです。

あなたはテイカーを見極めることができますか？

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