2012年10月14日に思ったコト。

ちょいと秋の夜長に語ってみます。
エンターテインメントっていうと幅が広いと思いますが
私の中での価値観を植え付けてくれた人は
米米クラブのてっぺいちゃんと第三舞台の鴻上尚史さんです。
奇しくも、同時代に好きなったこの二人の音楽と演劇。

高校一年生にはまり始めました。
なので、もう26年くらいになります。
一貫してお金を払ってみる価値のあるパフォーマンスという
所がものすごく私の中では衝撃的でした。
方やてっぺいちゃんは当時「制服で見に来るようなLIVEではない」と言っていてお気軽、お手軽なバンドではないと見に来る方も
気合いれてらっしゃい的なスタンスでした。

そして、鴻上さんも「劇場は茶の間ではない」と言ってまして
特別な空間であることを強く言っていたのです。

その発言に値するパフォーマンスは実際行われていたと思うし、
それが当たり前なのだと当時十代の私は思ってました。

今は様々なメディアや、パフォーマンスが
簡単に手に入る時代となってきました。

情報はぴあなどの情報誌を
血眼になって探さなくてもネットで簡単に検索
チケットも黒電話で手が痛くなるほどかけなくても
ぽちっとすれば取れる時代になってきました。

(当時は公衆電話が優先的に回線がつながるなんて情報があって、学校の前の公衆電話からかけて先生にこっぴどく怒られた事も今となってはいい思い出?です)

過去の映像もYouTubeでみることができるけど
オンタイムでその場にいた事の感動の方がやはり自分にとっては
大事なものではないかと思うのです。

昔は時間はあったけど、お金がない。
今はお金はあるけど、時間がない。(小銭ですが)
制約がどうしても単身者でないということで
自由な時間というものが難かしいですが
できる限り、自分の足で、目で、耳で、音楽や芝居を
楽しむことが今後も沢山出来ればよいな~と。

やはり、LIVEはよいものですよ。
本当に。
それが、音楽、芝居、映画、絵画、様々なエンターテインメントにしても
机上論ではなく実際の自分の感じたことが判断材料になる方が
良いと思うわけです。

だから、やり続けている人たちの気持ちを
オーディエンス側の自分は受け止めて
楽しく感動したり、涙したり、考えたりしていき続けたいなと思います。

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