記憶

この文章は
2013年６月23日に書いたもの。

＊注意＊
またもや、長文ね。優しい気持ちの方と、お時間のある方・・・。どーぞ。

「記憶」ってなんだろうと、思う事がしばしば。
私は中学生くらいまでの記憶がほとんどないと言って等しい。
勿論、何かしらの病気や、悲しい出来事があってとかではなく
ほんとに覚えてないのです。

ごく平凡な年少期を過ごしており、ごくごく普通に過ごしてきました。
この歳になって、「じゃ～、なんで覚えてないのか？」と自問自答すると
「興味がなかったんじゃないか」という事に行き着いた気がします。

幼稚園：断片的なパズルの記憶しかなく、園庭のチューリップが咲いていたなぐらいの記憶しかありません。
あ～、あとお弁当の入れ物が金属のアルマイトっていうのですか？小さなお弁当箱に
何かのイラストがあったなという記憶はかろうじてあります。
ただ、仲好かった○○ちゃん、初恋の○○君みたいな他者の記憶がまったくありません。
勿論、いじめがあったわけではなくその当時はみんなと仲良く遊んでいたらしいですが
本人には記憶がございません。

小学校：小学校3年で引っ越し、そのまま高校まで地元でどっぷりでしたが
ここでも、小学校の記憶がほとんどありません。
遠足で行ったユネスコ村は集合写真が「おそらくいったんだな」という証拠になってるくらいです。
数々の学校行事の記憶は皆無。
参加はすべてしているに・・・・。

中学校：同上

同級生などもほんとに覚えてないんですよ。
地元離れてるから、会う事もほとんどないけど
辛うじて、2～3人は覚えてるかな・・・ってぐらい。

こんなこと書いてると「友達いなくて、寂しい人間」と括られそうですが
当時はきっと友達と楽しく、普通に過ごしていたのですが
その後それをしまった記憶の引き出しが壊れたようで
まったく思い出すことがないのです。
生きていくうえで、必要もないかなと判断してるのか、どうかはわかりませんが
でてきません。

でもま～、別段困ることは今のところないので、いっかな～ぐらいで。
たまに、恐ろしいくらいそういった事を覚えてる人がいますが
凄いですよね。

で、高校くらいからはかろうじて、色んな事覚えてるので
ぎりセーフなんですが
高校の同級生・・・・、一部しかダメだな～。(;^ω^)

部活とか、趣味が一緒だった子は覚えてるのですが
クラスメートだけの人は・・・・ってかんじです。

んで、私の中の「記憶」は頭の中の記憶ではなく
映像や、写真などの物的なものからの刷り込みであることが95％くらいの
割合だったりする。

だから、ある時から「写真」などのデータは物凄く
私にとって大事なアイテムとなったわけで。

その「写真」などを見る事によって記憶の糸を紡ぐ事が出来て
「思い出」という形が浮かび上がってくるのです。

とにかく、高校生以降は写真（当時はデジカメなかったですから、普通にフィルムね）
を取りまくってました。
友達に旅行などは「〇〇は無駄な写真が多すぎるよ」とよく
言われたものです。

だから、結構私に「写真撮らせて」と言われることも多々あると思いますが、
ぬる～く見守ってくださいませ。