【年末突発企画】いちツキプロ好きが独断と偏見で選ぶ、2023年ツキウタ。&ツキプロ楽曲10選

ごきげんよう。高坂です。気がつけば年末・・・結局ライブ後記も、趣味の話も、もっと書こうと思いつつ年末。
ライブや楽曲のお話は順次振り返りも交えて年明けに書いていこうと思いますが、突発的に今年の振り返り的に文章にしたくなった、所謂オタトークなるものをこっそり残しておこうと思います。


ツキプロシリーズとはなんぞや。

あまりメインのアカウントでは積極的に発信しておりませんでしたが、私が一番好きで追いかけているコンテンツに『ツキプロ』シリーズがあります。『ツキウタ。』という12ヶ月xボカロPx人気声優24名のプロジェクトから生まれて、その後も後続のユニットやプロジェクト、アニメや2.5次元舞台など様々な展開がなされている一大コンテンツ、もとい一大プロダクション『ツキノ芸能プロダクション』。
コンテンツをご存じない皆さまも、高坂関連のライブやイベントに足を運んでくださっていることがあれば、楽曲は知らずのうちに聴いてご存知、というものもあるかもしれません。私の差し金で(こら)、各参加ユニット最低1曲はカバーの持ち歌に入っていますので(笑)
(例: 今年はスキマ産業の10周年記念イベントにてQUELLの「ありがとう」をカバーできました。スキマではQUELLやGrowth、縁音でも過去にGrowth曲をやってます。そして来月より始動を発表させていただいたLyLicaL Liedもinfinit0の楽曲カバーを準備中です。)

ツキプロの魅力はたくさんたくさんありますが、私がいちばん推したいのは多種多様な楽曲。私自身、楽曲からこのコンテンツを知り、ドラマCDやアニメを通してタレントの人となりを知り、いつの間にか推しができていました。そんな経緯もあって、基本的に近年は特に、その年にリリースされた楽曲はほぼ全て聴いて自分の楽曲作りやお歌の勉強にしたり、推しのコンテンツに触れる楽しみを味わったり、新たな世界観を冒険したり、と幅広く楽しんでいます。

そんな高坂、もといこんそめんだこあかめんだこが、今年2023年にリリースされたツキプロ関連楽曲67曲を全て聴いて書き溜めた感想と、ミュージックアプリなどの再生回数を基に、今年のめんだこ的ベスト10楽曲をご紹介します。大きく趣味に寄った選曲ですが、皆さまの新たな楽曲との出会いになれば幸いです。

【おことわり】

・本ランキングはあくまでこのnote筆者の趣味・独断・偏見によるものです。順位は今年『より好きだった』順番というだけですのでそこを前提にお読みください。
・今回2.5次元舞台のテーマ楽曲は選択肢から外しております。もちろん楽曲自体はいくつか聴いていますが全てではないのと、舞台上演→楽曲リリース、が年を跨ぐものもあったためどこまで含めるかが難しかったからです。ご容赦ください。
・高坂はある程度長くツキプロコンテンツを見てはいるものの、楽曲以外の所謂「履修範囲」は狭いです。アニメはツキアニ、プロアニ、バズアニをひと通り視聴済み、2.5次元はスケステEp.9以外観劇経験なし、ドラマを全部聴いたのはinfinit0/pioniXのみ、あと知識量としてはQUELL>SolidS>ALIVE2組=ウタ。関連>VAZZROCKの順番です。(バズロ内では僅かな差でROCK DOWN >VAZZY)女神候補生はドラマ2,3作くらいのみ。なので、もしかしたら皆さまの解釈と異なっていたり、間違ったことも多く書いているかもしれませんが、ある程度寛大なお心で流していただけるととても助かります。

前置きが長くなりましたが、以下めんだこ10選始まります。

#10 ワイルドを内包したマイルド、あの頃と今。

『Drippy Dance』(村瀬大 CV: 梅原裕一郎)
SQ 「あの頃の僕らは」シリーズ / 2023.1.27発売
今年の初めにリリースされた、ということもありますが、再生回数を調べたらかなり上位にいました。SolidSは皆さん結構クセの強いお声のイメージですが、大くん(梅原さん)は爽やか…ともまた違った聴きやすさをお持ちと感じます。ワイルドを内包したマイルド、というのでしょうか。この曲も、歌詞をよく見たらどんどん前向きに攻めていく感じでもなく、少しの後ろ向きと若さゆえに見せたい余裕と。主張の少ないベースの音と、CメロのSE(シンセかな)の重なりが個人的に好きです。

#9 地に足をつけ、前に進む意思

『彩-いろどり-』(照瀬結乃 CV: 佐藤利奈)
「ツキウタ。」キャラクター・4thシーズン4 / 2023.10.26発売
女神候補生(ツキウタ。の女性ユニットにいる12人の総称)たちの楽曲も、魅力的な作品がたくさんあります。男性タレントの曲同様選ぶのは非常に難しかったのですが、純粋に女性タレント曲で一番再生していた楽曲を9位に選びました。正直女神候補生は他のタレントさんほど多くを知らないので、ゆるく全体を見つめているのみなのですが、佐藤利奈さんが好きなので楽曲は結乃さんを選びがちです(ビジュアルは瑞希さん祭莉さんが好き)。結乃さんの落ち着いた歌声と、ゆったりとしたバンドサウンドから、地に足をつけて前に進もうとする彼女の意思を感じました。

#8 つながって、続いていく物語

『ひとつなぎの物語』(藤村衛 CV: 寺島惇太)
ALIVE 「あの頃の僕らは」シリーズ / 2023.11.23発売
宣伝動画で初めて歌詞を見たとき、私の好きな衛くんの歌詞世界はこれだ、と思いました。Growthだとどうしても物語に寄っているからか言葉のチョイスがとても幻想的になるけれど、衛くんのソロは飾らない素直な言葉を紡いでいて、ふとした時に、聴いていたいと思えるような歌。あと寺島さんの音域の広いこと。
構成や曲調も以前リリースされた衛くんのソロ(リレイズ)と似ていて、それでも歌詞は以前の曲と比べると、衛くんの心境の変化なども見えるようで、「つながって、続いていく物語」という印象を受けました。

#7 王道バラードx参謀ズ=名曲確定

『白道とエトワール』(弥生春 CV: 前野智昭、文月海 CV: 羽多野渉)
「ツキウタ。」キャラクター・5thシーズン4 / 2023.3.30発売
王道ピアノバラード×ウタ。が誇る参謀コンビの組み合わせ、こんなの好きにならないわけがない。そして、歌詞にもこれまでの彼らの楽曲に関連する単語が見え隠れしていたり。参謀としてのタイプは違う二人だけど、共通する『優しさ』が歌に滲み出ていて、どうしても好きにならないわけがありませんでした。うーん語彙力(笑)。この曲に関してはあまり何も考えず、推しの歌声と言葉に耳を傾けてしまいます。

#6 初心忘るべからず、真っ直ぐに。

『ヒカリアレ』(立花歩 CV: 坂泰斗)
「VAZZROCK」bi-colorシリーズ 4thシーズン④ / 2023.3.30発売
全体的に、いわゆる凝った楽曲の多い印象のツキプロ関連曲。そんな中、転調なし、繰り返し多め、ストレートな歌詞、素直なボーカル・・・ただただ、聞き手も素直に「良い!」と受け入れられる楽曲。そうそう、こういうのもいいんだよね。そんな気持ちを思い出させてくれた楽曲。私も趣味ながら楽曲を作ったりする人間なのですが、結構複雑なことをしがちなタイプなので、この曲を聴くと「シンプル」かつ「真っ直ぐであること」の良さを再確認させられます。そんな瞬間があったから、今年はかなりこの曲をたくさん聴いていた気がします。

#5 白き魔王と参謀のショータイム

『Crazy Buddy』(文月海 CV: 羽多野渉、霜月隼 CV: 木村良平)
「ツキウタ。」キャラクター・5thシーズン8 / 2023.7.27発売
海さん2曲目…というか、今年リリースで海さん関連曲は両方私の中でランクイン。やはり羽多野さんのお歌、というか歌い方が好きなのだろうな、と思います。(そもそも、ツキウタ。を知ったきっかけも羽多野さんの携わられた楽曲を調べていたところからでした。)メロディに挟まれるように言葉の掛け合いもあり、楽曲の軽快さも相まって海さんと隼さんのやりとりが楽曲で再現されているよう。あまりプロセラに詳しくない人も、どんな方々なのかと興味を惹かれる良い曲だと思います。

#4 憧れへ向かう眩しさを、追いかける

『夜明けのHERO』(七瀬望 CV: 沢城千春)
ALIVE 「あの頃の僕らは」シリーズ / 2023.2.23発売
6位の『ヒカリアレ』と似た理由で今年たくさん聴いていたロックナンバー。歌詞の素直さが凄くいいのです。『何回も転んだ僕だから 君を一層好きになれたんだ』というところが特に好きだし、僭越ながら表現者として憧れの人がいる身としては、共感に似た気持ちにもなる言葉。その上で、超えられない、追いつきたい、という気持ちを決して捻くれることなく言葉とメロディになっているのが眩しくも見える。途中から入ってくるピアノが凄く好きなのです。夜明けの微かな眩しさを引き出してくれるようで。あれがあるだけで幾重にも華やかにも、爽やかにもできるので。

#3 気がつけば気になっている、彼の物語。

『STORY』(白瀬優馬 CV: 堀江瞬)
「VAZZROCK」bi-colorシリーズ 4thシーズン⑤ / 2023.5.25発売
VAZZYはまだまだ他のユニットに比べてあまり詳しくないのですが、優馬くんの楽曲はかなりの高確率で「気がつけば流している」楽曲になっています。この曲もまた然り。とはいえ、この曲はこれまでの優馬くんの楽曲には少なめな気がするバラードで(ソロでなければ、岳さんとの「夕日が丘」とかも好きです)、それもまた良きかもしれない。王子様のような雰囲気をもつ彼の等身大の葛藤、のような。infinit0の「Unrequited flowers」も作ってらっしゃる中野晶弘さんの楽曲、ということで純粋にこの方の作る曲調や雰囲気が好きなのかも、という部分もあるかもしれません。気がつけば、今年かなりの数再生していた楽曲です。

#2 まさに流れる水のような、優しい愛の歌。

『愛を祈ろう』(堀宮英知 CV: 西山宏太朗)
SQ 「あの頃の僕らは」シリーズ / 2023.12.29 発売
まさかの2日前にリリースされた楽曲が、大ジャンプアップして2位にランクイン。最初に試聴で聞いた時から期待はかなり高かったのですが、フルで聴いてランクインを即決しました。QUELLの「あの頃」シリーズ、トリを飾る非常に美しい曲。ピアノ主体、かつこれまで紹介した他の曲よりも盛り上がり面では控えめかもしれませんが、これこそ流れる水のような、優しい愛の歌なのだろうなと思います。西山さんは近年他コンテンツでもお歌をよく拝聴する機会がありますが、英知の歌になるといい意味でクセが少なくとても聴きやすいと感じます。
そして、はまさんの紡ぐ日本語の歌詞が、私はとても好きです。

#1 模索しながら前進する、その声を好きになった。

『感情の信号』(御風呂庵 CV: 千葉瑞己、羽柴玄尉 CV: 住谷哲栄)
pioniX XXシリーズ vol.3 / 2023.8.25発売
純粋にツキプロ関連で、私が今年いちばん再生していた楽曲がこちらでした。視聴動画で最初に流れてきた玄尉くん(住谷さん)の最初のフレーズを耳にした瞬間、「私はこの曲を絶対好きになる」という謎の確信が生まれ、数ヶ月後にはそれが現実に。お二人のタイプの違う「模索しながら前進する」歌声も好きなのですが、とにかく楽曲を包んでぐいぐい前に引っ張っていくギターサウンドが好き過ぎて。
歌詞も、ドラマなどで知る呂庵くん玄尉くんのこれまでやこれからに照らし合わせて聴いてみると、楽曲の印象とはまた違う角度の「エモさ」なるものが追加されるのかなと思います。出会えてよかったな、と思える楽曲でした。ちなみにこの楽曲で住谷さんの歌声がかなり好きになったので、現在他の作品で参加されている楽曲もちょっとずつ調べて聴いています。

番外編

めんだこ目線でいい曲が多すぎて、最後まで選びきれなかったけれど泣く泣く今回の10選から外した楽曲をいくつか貼っておきます。よかったらこちらも聴いてみてください。
「マバユイストロボ」(水無月涙 CV:蒼井翔太、師走駆 CV:梶裕貴)
「Bloom-恋歌-」(宗像廉 CV:村田太志)
「TRICKSTER」(名積ルカ CV:河本啓佑)
「謌」(花園 雪 CV:今井麻美)
「Shadows Past」(和泉柊羽 CV:武内駿輔)
「Light&Dark」(霜月 隼 CV:木村良平、睦月 始 CV:鳥海浩輔)
「宇宙の旋律」(伊地崎麗奈 CV:黒沢ともよ)
「めぐりあい」(Fluna&Seleas)

あと、ツキプロ枠に入れていいのか悩んだけれど、個人的にめっちゃ好きなのでご紹介したいラスト1曲。ツキプロのライバルプロダクションと言われているサンプロ(サンプロモーション・エンターテイメント)のユニット・ZIXの須貝誠さんソロ曲です。元々ワタナベカズヒロさんの楽曲が好きだったので、彼が作詞、そしてpioniXの「Ready to fly」を手がけた星雄一郎さんの作編曲。好きにならないわけがない。同じCDに入っている「約束」もカッコいいです。
「When the Worlds Collide」(須貝 誠 CV:濱野大輝)

おわりに

よりによって1位まで推しユニットが出てこないどころか、最推し数寄川零さん(infinit0 / pioniX)すら全く出てこないランキングでした。(大丈夫知ってた。)個人的に、楽曲→シリーズやタレント、という順番で入ってしまったので推しイコール好きな曲、ではないのはいつものことなのです。(ちなみに私が一番好きな零さんの歌声は「doubt」(pioniX)の呂庵くんの下ハモとってるところ、なのでまあ色々と察してください><)

そんなめんだこが作るランキングなので、似た曲調も多くだいぶ偏った選出になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。あくまで1ファンの感想で書き殴ってまいりましたが、このような長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
素敵な楽曲、素敵なタレントさんとの出会いに今年も感謝。来年もこんな風に感想を言葉にできるように、たくさんの作品や曲を楽しめたらと思っております。
よいお年を!


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