業界未経験エンジニアが有能だと思う理由

こんにちは。良くツイッターのタイムラインでこのような投稿を見かけます。

30代から未経験で転職できますか?

結論、転職が可能なのか?という点については、何歳になってもその人次第ということになります。若くても採られない人は採られないし、40代でも50代でも採られる人は採られます。(そりゃそうだ)

でも、勉強中で業界未経験(仕事としてプログラムを書いたことが無い)だけど、それでも採用してくれる会社ってあるんですか?という疑問はあると思います。年齢や経験の有無で採用されるかどうかは、その会社の考え方次第だと思うので、「会社による」としか言えませんが、僕が思った「他業種にいた」「20代ではない」という点でなぜ有能(期待できる)だと言えるのか?ということを述べていこうと思います。

すでに社会経験を豊富に積んでいる

日本では相変わらず新卒が強いですね。新卒ってだけで採用されますから。でも、大学生からいきなり社会にでて、やはり社会人としての常識だったり考え方を教えていくのって大変です。その考え方が違うというだけで上司と部下のぶつかり合いとかありますよね。

ですが、他業種から転職してきた人ってすでにその社会人教育が終わっていますよね。他社が時間とコストを払って「社会人面のスキル」を育てたものをタダで手に入れられるって最高じゃないですか。多分話も合うと思いますし。後は現場としてのプログラム技術面の指導をしていくだけ。ある意味楽です。

一生懸命勉強(自己投資)をするという意思が強い

ツイッターで「プログラム勉強しています!」と宣言している方の多くに共通していると思うのですが、本当に皆さん自己投資に励んでいて凄いなぁと思います。とても尊敬します。

社会人になってから、考え方について、いくつかブレイクスルーするタイミングってあると思います。その一つが自己投資。早い段階でその重要さに気がつく人もおりますし、自己投資の価値に気が付かずに一生を終える人もおります。

自己投資が出来ている人って、そもそも「勉強をしなさい」と言われなくても、自分で何が必要だと考えてすでに動ける人なんですよね。その時点でものすごく有能だし、価値があると思います。

コミュニケーション力がある

この業界、隣に居るのにチャットで会話をすることも珍しくないのですが(笑)、やっぱり対外的なコミュニケーションを取るときはこれではマズいです笑

人と話すってすごく難しい事だと思うのですが、これをさらっとやってのける人が多いなぁという印象でした。「エンジニアの人って何だか話しにくい」と思っている人、割りといると思うのですが、その中でも「話しやすい」「相談しやすい」と思われるエンジニアになれるんじゃないかなと思っています。

特に仕事ってチーム戦ですから、コミュニケーション取れる人ってそれだけで仕事やりやすくていいですよね。

IT業って、IT業以外の事を知らないといけない事が多い

これはもしかしたら以外だと思われることかもしれないのですが、IT業って思ったより自分たちの業界よりも他の業界のことを勉強したりする機会がものすごく多いです。

どういうことかというと、例えばマネーフォワードだと、会計の知識。クラウドサインだと契約の知識など。割りとプログラム以外のことばかりです。会社によってこれをエンジニアが勉強をするのか、それとも仕様を作ってる人が勉強をするのか、はそれぞれですが、少なからず知識を付けないと仕事出来ないですよね。

その点、他業種からIT業界に転職を考えている人って、すでに他業種の壁を突破しようとしているじゃないですか。まじで勇気ある。明日から「医療系のシステム作るよ〜」となったとしても心理的な障壁は少ない人が多いんじゃないでしょうか。「よっしゃ、勉強するか」みたいな。

こういう気質の人だと経営者やマネージャーとしては心強いですよね。


ということで、今日は以上です。未経験者を採ることや30代以上を採ることについては、会社それぞれの考え方だと思うのですが、この記事をきっかけに人事さんにこのような考え方を知ってもらいたい。そうするときっとこの業界に蔓延る慢性的な人材不足は解消されてゆくのではないかなと思っています。他業種から優秀な人材を分捕ってこないと、この業界人手不足が一生解消されないよ!!みんなやる気に満ちていて、きっと長期的にはかなりの戦力になってくれることでしょう。(というか、人事さんと転職したい人とのオフラインイベントやりたいな。)

じゃあ、何から始めようかな?と思う人はこちらの記事を是非読んでみてください!

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