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《陰騭録》立命の編4禅師の教えの始まり

雲谷禅師は袁先人に運命が変わる智慧を伝えます。

《陰騭録》立命の編の4

雲谷禅師は言いました:
「名声だけが全てではありません。
世の中には億万の資産を持ってる人々がいますが、それは彼らが億万の果報を積んでいるからです。
百万の財産を持つ人々も、同様に百万の果報を持っているのです。
飢え死にする人々も、それなりの因果を持っています。
天はたんに各人の因縁に応じて結果をもたらすだけで、不公平はありません。

子供を生むことも同じで、百世の徳行を持つ人々は、百世の子孫に支えられるでしょう。 十世の徳行を持つ人々も、同様に十世の子孫に支えられます。
三世や二世の徳行を持つ人々も、それに応じた子孫に支えられるでしょう。子孫を持たない人々は、福徳が薄いことを意味します。

自分の不足を認識しているなら、名声も子孫も持っていないなら、現状を変える努力をしましょう。

善を積みかさね、心を広げ、調和と愛を大切にし、自分のエネルギーを大切にしましょう。

過去のすべては昨日のように過ぎ去り、今後のすべては今日からの新たな命として再生します。自己を高め、福徳のある生活をつくります。

私たちの体は運命に従うものですが、仁義道徳をもつ命は天地を感動させることが可能です。

商の太甲皇帝は言いました、天から降る災難は予防で被害が避けられますが、自分が犯す罪は逃れられません。

《詩経》には、天命に従い、善行を積む生き方を求めるとあります。

孔先生から功名も子孫もないと判断されたあなたに言っています:
良くない運命を改善するために、今から善行を増やし、悪事を少なくし、陰徳を積み重ねて、自分の幸運を築いてください。それはよい結果が得られないはずがないです。

《易経》は吉に近づき、凶を避けたい人たちに役立ってます。もし運命を変えられないなら、《易経》の吉に近づき、凶を避ける役割をどうやって果たしますか?

《易経》の最初の章では、善を積む家庭は必ず幸福に包まれると述べています。あなたはそれを信じますか?」

私は雲谷禅師の言葉を信じており、彼の教えに感謝しています。

したがって、私は過去に犯した過ちと罪を仏前で告白しました。まず功名を求め、3000の善行を行うことを誓い、天地と祖先への感謝の意を示す文章を書きました。

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