キレイだったから
うす曇りの空に小さな亀裂が入り、そこに光が差し込んでいた。
キレイだなぁ
と思ってみていると
周りの雲の間に亀裂が入り
広がる度に
その隙間に日の光が
稲妻のように走り
そのまま輝きだした。
まるで金色に輝く龍が
その眼から光のビームを出して
広げた口から
輝く炎を吹き出した瞬間のように
それは、ちょっと不思議で
とてもキレイだったんだ。
その瞬間を見逃してしまうのが惜しくて
写真をとるのをやめて眺めていた。
最後はさらに大きくなって
ひときわ輝いて
本当に美しかったんだ。
サポートありがとうございます。これからも頑張ります。🐈✨