皐月賞 振り返り

4月16日に行われた皐月賞のレースを振り返っていきます。

馬場状態

中山8レースを見て、外差し有利の馬場状態と判断しました。

レース結果

推奨馬結果

全く当たらずでした。

レース振り返り

想定通りグラニットが逃げてペースを作りましたが、重馬場で1000mを58.5はかなり早いペースになってしまいました。その為、馬場状態通り外差しがかなり有利な展開になったと思われます。最終直線では、馬場の中央より外を走った馬しか伸びていなかったので、内を走っていた馬にとっては不利な展開でした。

1着 ソールオリエンス 無印 S

最内枠からスタートして馬場の中央にポジションを取りに行った。後方から3、4番手の外にポジションを取って競馬を進めることができた。第3コーナーまで特に動かず、第4コーナーあたりからさらに外に移動して最終直線へ。上がり最速の35.5で1着でした。

レース直前は発汗もあったし、これは厳しいなと正直思いました。かなり後方にいた時点で馬券に絡まないと思った人も多いはずです。最後の最後で外から飛んできて1着は驚きました。ダービー有力候補です。今年は三冠馬が生まれるかもしれませんね。

2着 タスティエーラ 無印 A

スタートして隣のグラニットと同じで前にポジションを取りに行った。しかし、コーナーに入るまでは馬場の真ん中より外を走っていた。第4コーナーあたりからペースを上げて直線ではすぐに先頭に立ったがゴール前で抜かれてしまった。

何度かパトロール映像を見たが、馬場のいいところかつ距離ロスを最低限に抑えたコース取りが光りました。この馬のベストパフォーマンスを引き出せたが勝てなかった。しかし、勝ってもおかしくない素晴らしい競馬ができていた。ダービーより皐月賞向きの馬なので勝てなかったのは残念でした。

3着 ファントムシーフ △ A

全体のほぼ真ん中あたりにポジションを取って競馬をした。最終直線では、外に出して進路が狭いところを抜けてきて何とか3着に粘ることができた。

馬群に入っても落ち着いて競馬ができていました。3コーナーあたりで落鉄があったようですが、3着に粘れたのは高く評価できます。ダービーでは今回以上の能力を発揮してくれそうです。

4着 メタルスピード 無印 A -

外枠からの出走で中団にポジションを取った。最終直線では加速して馬券に絡むと思われたが少し足らず4着でした。

シルバーステート産駒の重馬場は怖いと改めて思いました。ここまで好走するのは想定外で、馬場が荒れたときは活躍するので覚えておこう。

5着 ショウナンバシット 無印 A

スタート直後から他の馬は内を避けて通っているなか常に内を走り続けました。第4コーナーから直線に入るところで外に出して、最終直線では馬場の真ん中を走ることができていました。

他の馬が内を避けているなか、常に内を通ったのでここまで好走できたのは重馬場適性はかなりあります。最も注目すべきところは第4コーナーから最終直線にかけての位置どりです。内を通っていたにも関わらず、外にスルスルと抜け出してあっという間に走りやすい馬場の真ん中にワープしていました。秋の荒れた馬場での重賞で好走する可能性があるのでチェックしておきたい。

9着 フリームファクシ △  B -

内枠からの出走で外に馬がいて苦しい競馬になりました。最終直線でもなかなか伸びず。

最初のコーナーに入るまでは落ち着かない様子が見られましたが、コーナーに入るあたりからペースよく走ることができていました。多頭数の競馬があまり経験できていなかったので、内枠からは厳しいものになりました。外にファントムシーフがいて身動きが取れなかったので、この馬にとってはストレスがかかる競馬になってしまいました。

10着 べラジオオペラ ◎ D

スタート直後躓いたか?と思うほど体勢が低くなったが、勢いよく逃げたグラニットを追走した。第3コーナーあたりで外によってしまい、そこからはスピードに乗れず凡走でした。

前走でグラニットが逃げるなか差して勝利したので、今回も中団あたりから競馬をすると思っていたが予想は外れた。あのペースの逃げ馬を追走しては最後まで持たないので、厳しいレースになってしまった。

13着 タッチウッド ○ D

スタート直後後ろに下がったが、折り合いつかず最初のコーナーあたりから前を目指してしまい逃げたグラニットを追走した。最終直線では減速してしまい厳しいレースでした。

前走は出遅れてからハナを取りにいってしまった。その影響からか、この馬にとっては何がなんでも逃げ馬を追わなきゃと頭に染み付いてしまったのかもしれない。改めて、競馬の難しさを実感した。今後もこの競馬をするのであれば、距離延長はマイナスになるので、マイルや短距離のレースしか選択できなくなってしまう。素質があるだけに残念です。

17着 ホウオウビスケッツ △ D

スタート直後前へ行きたがる仕草があったがなんとかコーナーに入るあたりからは折り合うことができた。第3コーナーあたりからでごたえが厳しくなり、直線では進路が定まらずズルズルと外にいって17着でした。

気性面の難しさが出てしまった。流石にこのペースで着いていくのは厳しいものがあったが、距離もあっていないように見える。まだまだ成長するので秋にどんな姿で登場するか楽しみにしておく。

18着 ダノンタッチダウン ▲ D

前の方にポジションをとって競馬をしたが、第3コーナーあたりで失速してしまいました。

前の方にポジションを取ってて驚いたが、まさかあそこまで失速するとは思わなかった。故障でないことを祈る。距離が厳しかったのか。

まとめ

重馬場で最終直線では真ん中より外を走るのが重要なレースでした。グラニットの逃げについて行ってしまった馬は全滅だったので、第四コーナーで前に付けている馬を積極的に探しにいった結果馬券はかすりもしませんでした。ソールオリエンスはダービーで人気になること間違いなしだが、他の路線から出走してくる馬をチェックする必要があると思いました。レース比較も最近上手く的を得られずなのでクラシックではかみ合わない可能性があります。レース適性を見るためにしっかり前走の走りをチェックする必要がありますね。さて、来週からはリニューアルされた京都競馬場でのレースが始まります。京都競馬場でのレースは初めて観るのでしっかりコースの特徴を把握する必要があります。

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