9月1日 今日の読書
『覚悟の競馬論』は、日本競馬界のトップ調教師である国枝栄氏が執筆した本です。この本は、競馬に対する深い愛情と、競馬界の現状に対する鋭い洞察が詰まっています。
国枝氏は、競走馬の育成やレース戦略だけでなく、競馬界全体の課題にも言及しています。特に、東西厩舎の成績格差やJRAの問題点についての指摘は、競馬ファンにとっても興味深い内容です。また、海外遠征の難しさや、競走馬の輸送方法についても詳しく述べられており、普段は知ることのできない裏側の話が多く含まれています。
本書の後半では、国枝氏が競馬界に対して提案する改革案が紹介されています。これらの提案は、競馬界の未来を見据えたものであり、国枝氏の「覚悟」が感じられます。特に、騎手のカメラ導入やゲートインの改善など、具体的な提案が多く、競馬ファンとしても共感できる部分が多いです。
全体として、『覚悟の競馬論』は、競馬に対する深い理解と愛情を持つ人々にとって、非常に価値のある一冊です。競馬の裏側を知りたい方や、競馬界の未来に興味がある方には、ぜひ読んでいただきたい本です。
私が出資しているナクライトがお世話になっている調教師なので、ホースファーストの考えが素敵だと思いました。
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