オーシャンS 前走診断
3月4日土曜日 中山芝1200 右で行われるオーシャンSに出走予定の前走診断を行っていきます。短距離なので、枠順は重要になります。中山3日目で雨が降らない良馬場で行われるのであれば先行力がある馬を探していきたい。
エイシンポッター
差し 騎手継続 56→57 同距離
ファイナルS
阪神 芝 1200 右 1着
後方からの競馬になり、内を通って差して1着でした。展開にも恵まれたレースではあったものの上がり最速で勝ちきることができた。メンバーはそれほど強くはない。
今回重賞初参戦になるが、昨年5月から連続して1200の距離で戦い好成績を残していて勢いに乗ってます。前々走の知立SではシルクロードSで1番人気3着だったマッドクールにもう少しのところまで迫り2着でした。この時は、直線に入るところで前がつまり減速するもあがり33の脚を使えていたので差し馬に展開が向けば可能性はありそうです。
キミワクイーン
先行 騎手変更 56→55 同距離
サンライズS
中山 芝 1200 右 1着
中団の先頭にポジションを取った。前との差は若干あり、直線に入ると前にいた内の馬を外から交わして1着でした。
昨年短距離重賞で好調だった岩田康成騎手への乗り替わりです。1200のレースでは馬間外に外れたことはありません。今回のレースでも先行して前のポジションを確保してくると思うので極端な外枠にならなければ有力候補になりそう。
ジャスパージャック
逃げ 騎手変更 58→57 同距離
淀短距離S
中京 芝 1200 左 7着
このレースではトップハンデの斤量でレースをしました。スタートを決めて先頭を確保して逃げることができたが、直線で減速してしまった。大型馬だが斤量がキツかったのか能力不足なのか。
今回ハナをとって逃げると思う。前有利で展開が味方する可能性がある。3着には残る可能性あり。
ジュビリーヘッド
先行 騎手継続 56→57 同距離
カーバンクルS
中山 芝 1200 右 1着
前から3頭目、外のポジションで優位にレースを進めることができた。逃げた12番人気の馬を何とか最後に差し切り勝利だったが、そこまで強いメンバーはいなかった。
中山1200の距離では馬券外に外れたことはない中山巧者です。
スンリ
差し 騎手継続 56→55 同距離
巌流島S
小倉 芝 1200 右 1着
大外枠の18番ゲートからの出走でした。中団外にポジションを取って終始距離ロスがあった。さらに、小倉の内は荒れていたため内を避ける馬が多く、コーナーから最終直線でも大きく外をまわされて厳しいと思われたところ末脚が素晴らしかった。
中山で一度走ったことがあるが7着でした。しかし、その時は1600だったので大きなマイナスにはならないと思う。昨年9月以降は全て馬券内にきていて好調だが、3勝クラスを勝ったばかり。
タイムトゥヘヴン
差し 騎手継続 58→57 距離短縮
東京新聞杯
東京 芝 1600 左 10着
後方からの競馬で直線に入ったところ進路があかずスピードに乗るのが遅くなり10着でした。前が有利だったレースなので展開的にも厳しいものがありました。
距離短縮があまり良い結果が出ていないレースで、初の1200挑戦になります。最近のレースで出遅れが続いているのと、短距離の速いペースにどこまで対応できるのかやってみないとわからない点が多いです。
ナランフレグ
差し 騎手継続 57→59 同距離
香港スプリント
シャティン 芝 1200 右 10着
馬場が合わなかったのか、序盤の追走にも苦労している様子が感じられました。直線内に入って進路も見つかりにくかったかもしれませんが、良いところなくレースが終わってしまった。
もう1つ前の中山で行われたスプリンターSでは、最後にいい脚を使い上がり最速33.9で3着でした。中山では馬券に何度か絡んでいるものの、まだ勝利はないので能力は上位でトップハンデを背負う今回の枠次第では厳しい展開もあるかと思ってます。海外帰りのため他の馬にチャンスはありそうな予感がしています。
マリアズハート
差し 騎手継続 55.5→55 同距離
シルクロードS
中京 芝 1200 左 5着
前が有利の展開だったため後方からのこの馬にとっては厳しい展開でした。上がり2位の33.1の脚は見事でしたが前には届かずでした。
近走は安定して上がり33秒台のタイムは出ている。中山3日目なので差しが届くのかは不安あり。
ロードマックス
差し 騎手継続 58→57 同距離
北九州短距離
小倉 芝 1200 右 6着
スタート直前ゲートで少し暴れていて出遅れ。いつも通り後方からの競馬になり直線に入るとなかなか進路がなくムチも入れずに終わってしまいました。その割には上がり3位34.6はすごいなと思いました。進路が空いてたらと思ってしまう内容でした。
中2週での今回のレースでローテーションは厳しいように思います。前走が不完全燃焼だったのでリベンジに期待したい。
ヴェントヴォーチェ
差し 騎手変更 57→57 同距離
スプリンターS
中山 芝 1200 右 11着
道中他馬に挟まれたり内の馬が寄ってきて外をまわされたりとストレスが多いレースだったように見えました。直線でも進路を失う不利があり能力を発揮できず終わってしまいました。このレースは内が有利だったので、外枠だったこの馬には厳しいものがありました。
2走前のキーンランドCで勝利した時のルメール騎手へ乗り替わりになります。この時のレースはメンバーレベルがそこそこ高くてスプリンターS2着のウインマーベルなどがいました。中山で勝った春雷Sの時は前の方で競馬をして直線の坂も気にせず最後は突き抜けていたので中山適性もあると思います。
まとめ
人気上位馬は差し馬が多い印象を受けました。中山の直線は短く、坂があるので中山適性が求められます。短距離で枠順が大事ですが、先行できそうな馬で内枠に入ったら積極的に狙いたいです。