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フェアリーステークス

1月9日に行われるフェアリーステークスについて予想していきます。3歳戦ということもあり、真面目に血統予想をしてみたいと思います。

中山芝は内前有利のトラックバイアスで土日の競馬が行われました。

注目の血統

①欧州系×ディープ産駒(父×母)逆もあり
②父がロベルト系欧州血統

米国系は今の中山ではスタミナがもたなくて失速してしまう馬が多い傾向にあります。さらに、トニービンが入った血統の馬が活躍しやすいとも言われています。

①該当馬
1 スピードオブライト 先行
3    アンタノバラード  先行
10  メイクアスナッチ  逃げ
11  ディヴァージオン  先行

②該当馬
2   リックスター    先行
8   イコノスタシス   逃げ
9   エナジーチャイム  逃げ
12 ブラウンウェーブ  差し

この中で中山実績がある馬
1 スピードオブライト
3    アンタノバラード
8    イコノスタシス
11  ディヴァージオン
の4頭です。

トニービンが含まれる血統
9  エナジーチャイム
10 メイクアスナッチ
の2頭です。

前日の注目馬
1 スピードオブライト
3    アンタノバラード
8    イコノスタシス
9    エナジーチャイム
10  メイクアスナッチ
11  ディヴァージオン
の6頭に注目して本命馬を当日決めたいと思います。

当日の予想と馬券

エナジーチャイムの印は▲です。
実際の馬券はもっと少額です。購入割合はほとんど合ってると思います。

推奨馬理由

◎アンタノバラード
9月19日に行われた中山芝1600で行われた未勝利戦に注目しました。上がり最速で強い競馬だったと思います。同日行われたフェアリーステークス現在1番人気のヒップホップソウルの圧勝したレースより3秒近く速いタイムです。さらに、データは少ないのですが、中山芝1600で持ちタイム1番速いのはこの馬です。レースの経験ですが、前走以外は先行しての競馬です。前走は後方からで進路が全く見つけられずのレースになったので、継続騎乗の田辺騎手がうまく乗ってくれるでしょう。最後に、田辺騎手は3連休開催の中山で3着以内にかなりの確率で入っているので枠も良いので本命にしました。
ダノンバラード産駒について色々考えた記事もありますのでよかったら確認ください。

○メイクアスナッチ
距離延長で初1600のレースになります。調教では折り合いがしっかりついて走れていたので、最後まで脚をためられれば能力は上位だと思ってます。父はルーラーシップだし1600もいけるだろうと思いました。

▲イコノスタシス
1800のレース経験もあり、逃げた時は必ず3着に入っている。テンスピードも上位なので良いスタート切れればハナを取れると思い馬券に絡んでくると思います。

▲エナジーチャイム
前走出遅れて後方からの競馬になってしまい、上がり最速を記録したが届かずでした。今日はどのような競馬をするのか読めないが、ある程度の位置から差してくるならスローペースの展開が良さそう。

△スピードオブライト
最内枠でテンスピードは1番速いのでハナを取る可能性が高い。しかし、距離延長には不安があるのでなんとか3着以内に残って欲しい。馬体重はマイナスになってたら印を外すかもしれません。

△ディヴァージオン
新馬戦は牡馬と一緒に走り勝利は高い評価に値します。距離短縮もプラスになると思います。関西馬はあまり馬券に絡まないとありますが、連続して中山を使うのには何か理由があるのかもしれない。12月デビューなので正直未知数なところが大きいがもしかしたら凄い強い馬かもしれない。

結果

的中ならず😭

レース振り返り

1着 キタウィング 印なし 11人気
外枠からだったので序盤は内にポジションを取るところから始めました。第3コーナーあたりから中団に入り込み、最終直線で内が空くのをじっくり堪えてあいたところを切り裂いて見事1着でした。なるほど、内有利でもこういう競馬ができれば勝つことができるのか。杉原騎手は5レースでも勝利していて、その時は内枠からの競馬だったので、内が走るのがわかっていたようなレース運びでしたね。それにしても、騎手の指示に正確に動くことができたキタウィングは強いですね。

2着 メイクアスナッチ ○ 7人気
距離延長で初の1600のため、スタートからは飛ばしてしまわないように戸崎騎手がうまく抑えていたように見えました。途中かかりそうになるも、堪えることができていたので、最終直線では素晴らしい脚を使うも外からの距離ロスがあり2着でした。しかし、この馬が次走以降も抑えながら走ることができればクラシックで活躍できる能力が秘められている可能性を感じました。このレースでは1番強い競馬でした。

3着 スピードオブライト △ 6人気
馬体重がさらに減ってしまいましたが、パドックではあまり気になりませんでした。スタートしっかり決めて、ハナをとりにきた3番マイレーヌをすんなりいかせたのが良かったですね。無理せず脚をためることができたので最後まで粘って3着にくることができました。正直適正体重がわからないし、春にどんな馬に成長するか未知数な部分が多いですが、3着に残ったのは評価すべきです。

4着 ブラウンウェーブ 印なし 15人気
注目血統でピックアップしましたが、前残りの展開を予想して印を打ちませんでした。最後の直線の脚は本当にすごかった。一月の中山はモーリス産駒が走るとはこのことですね。4着でしたが、能力は上位だと思いました。次走注目です。お気に入りの1頭に登録しておきます。

6着 アンタノバラード ◎ 10人気
スタートはまあまあ良かったと思います。しかし、道中はほとんどかかってしまっていたので、厳しいなと思いました。もっと内に入りたかったところ、馬が外に行くような動作が見えたので騎手が思っていた競馬をするのが難しかったかもしれません。最終直線に入っても前が壁になりなかなか進路が見つけられず遅れてしまった。道中掛かっていた割には馬の間を抜けて最後まで粘っていたのは高く評価できます。クラシック向きではないと思いますが、秋の重賞で活躍する可能性はあると思います。

8着 イコノスタシス ▲ 5人気
逃げれなかったが受けた不利は特になくいいポジションで競馬ができていました。次走以降は内枠で逃げれるレースであれば馬券に絡む可能性がありますが、絶対的なテンスピードは持っていないので逃げなければ勝てないのは厳しいと思いました。

11着 ヒップホップソウル 印なし 1番人気
スタート出れて特に最終直線までは不利はなかったように見えました。最後に進路がなくて外にズルズルといってしまいましたが、馬券に絡む脚は残っていないように見えました。過剰人気の馬だと思っていたのでこの感覚を大事に持っていきたい。なぜ過剰人気かと思ったかはアンタノバラード推奨理由のところに書いています。

14着 エナジーチャイム ▲ 3番人気
特に見せ場もなく、鋭い足もありませんでした。新馬戦以外は調教で動いていないので、調教で動かないときはレースも走らないかもしれません。もしくは、中山は向いていない。

15着 ディヴァージオン △ 8人気
見せ場ありませんでした。デビューして1ヶ月しか経っていないので、レース間隔をあけないと難しいのかもしれない。さらに、ある程度調教でも動かないと走らないことがわかった。リフレッシュして次走人気がなければ買える1頭の可能性はある。新馬戦の混合レースで勝てたのは実力上位だったと思いたい。

まとめ

終わってみれば1着G3で勝ったことがある馬、2着負けなしの馬、3着G2で3着経験ありの馬という実績上位馬の結果でした。オッズ的には大荒れでしたが、しっかり振り返ると納得のいく結果のような気がします。それでも、キタウィングに騎乗していた杉原騎手の内でじっくり待つ競馬は素晴らしく見応えがあるレースでした。本命は6着とダメでしたが、オッズに惑わされずに実力がある馬を何頭か推奨できました。さらに、ダノンバラード産駒に注目する視点も悪くなかったような気がします。推奨しなかったほうに勝たれてしまいかなり悔しいですが、引き続き予想をしていきたいと思います。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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