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HOOD SHIRTS 後編
前編を書いていた頃よりもスウェット市場はさらに高騰が進んでいます。
いつかは後付けパーカー・・・と思っていた方は多少高くても購入できる状況なら早めに決断されることをオススメします。
半年後には買って良かったと思うでしょう。
ヴィンテージスウェット市場は世界規模でまだまだ高騰していくはずです。
それでは後半進めていきます。
①ロックフード(シングルフェイス)
②ロックフード(ダブルフェイス)
③後付けパーカー(シングルフェイス)
④後付けパーカー(ダブルフェイス)
今回は③と④の後付けパーカーを紹介していきます。
③後付けパーカー(シングルフェイス)
![](https://assets.st-note.com/img/1715841039329-fouopMKGwc.jpg?width=800)
後付けパーカーは様々なメーカーから生産されていました。
誕生はロックフードと同じくシングルから作られています。
ELLIOTTのカタログには早くから後付けパーカー(シングル)が掲載されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1715841134616-c92yHWUb5L.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1715841293008-8U21QOnovy.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1715841270501-Me5wAZl6Is.jpg?width=800)
1931年のカタログに既に掲載。
しかし、ELLIOTTのカタログに掲載されているのはウールバック仕様です。
ウールバックとは、1910年代後半からSPALDINGが製作を始めたスウェットシャツの元祖となるスウェット生地です。
名前の通り、スウェット生地を構成する表糸をコットン、裏糸をウールにしてウールセーターの保温性を保った作りです。
ウールバックのパーカーと言えばスウェット好きはLLBEANを思い浮かべるでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1715841394524-NgltxPUbkk.jpg?width=800)
LLBEANのカタログにも同タイプのウールバックが1932年のカタログに掲載されています。(もしかしたら1931年カタログにも掲載されているかもしれません。)
おそらくこのタイプです。
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