麻雀のBCG「Mahjong Meta」さわってみた
こんにちは小澤です。チームが日系ではないものの、日本向けのマーケで話題になっている麻雀のBCG「麻雀Meta」をさわってみました〜。今後、お金持ってる日本ユーザーターゲットBCGは増えてきそうですね。
概要
twitter：https://twitter.com/0xMJM
・Ethereum上でNFTを発行しているeSports型のブロックチェーンゲーム
・今年夏の正式リリースを控え、資金調達やNFTのフリーミントを行ってきた（参考: プレスリリース）
・チームが日系ではないBCGとしては、珍しいローンチ初期から日本ユーザーへのプロモーションを強化
・ゲームのプレイ画面は従来の麻雀ゲームと同じUIで、学習コスト低く参加しやすい設計
・長期的な運営とマネタイズの確立を目標
・メンバーの出身地から中国拠点との説明が多いが、創業者Brice Vongのツイッターのプロフィールや法整備の観点から考えるにシンガポール拠点の可能性が高い
・麻雀Metaは「Rolling Dice Labs」というチームによって開発
・創業者のBrice Vong氏は、Tencentに以前勤めていた連続起業家で、ゲームに特化したファンドの設立やエンジェル投資家としても活動歴があり
・共同創業者のSong氏も同じく連続起業家で、金融や決済分野を得意領域とするソーシャルカジノゲーム企業元CEO
・ほかメンバーも元Tencentのメンバーで、アドバイザーはDeloittes出身で元Avalancheの営業とグロース担当
トークン
ユーティリティトークン：$MJU（Marvelous Joy Utility Token）
・ステーブル
1USDT/USDC=10MJUのレートで価値
ガバナンストークン：$MJM（Mahjong Meta Token）
・総供給量が10億枚
・ユーザーはゲーム内でアクティビティに応じたトークンを獲得
-プレイ：ランキングやトーナメント
-ゲームのアクティブ
-NFTの取引
-マーケティング協力やコンテンツ作成などの貢献
・Burn
プレイヤーが増加しよりアクティブになるほどトークンの供給量が減少し、希少性が上昇する仕組み
-NFTの育成とレベルアップ
-NFTの合成
-特定のゲームモードでのアクティビティ
-コミュニティの投票
ジェネシスNFT
・フリーミント方式で発行、現在は0.5ETHを突破
エコシステム
手数料
・ゲームの中で発生するプレイヤーのアクティビティから一定数の手数料を徴収
・徴収される手数料率が、$MJMのステーキング量によって変動
手数料配分
トークンの報酬プール
報酬となるトークンの分配は2つの報酬プールから実施
報酬プール①
-$MJMの分配比率で半分の50%を占めるのは、コミュニティへの割当
それらに加え、NFT取引の手数料、バイバックによって獲得したトークンが報酬の源泉
毎週決められた計算式によって$MJMを放出。時間の経過に応じて報酬の絶対量が減少報酬プール②
源泉：ランキングやフレンドから生み出される手数料収入
MJUVのミントに30％
MJMをバイバック&バーン 25％
MJMをバイバックして報酬プールの補充 25％
シーズンごとに開催される賞品 20％
今週のBCGニュース
NeoPetsが資金調達後にNFTゲームの開発を断念
NeoPetsは1999年にリリースした歴史あるゲーム
Polygon、Avalancheなどの一流PJが投資家として参加
NFTを扱うことへの既存ファンからの反対もあってか「私たちの価値観とビジョンをよりよく反映できるゲームを準備している」と発表
Solanaエコシステムのゲーム基盤「GameSift」
Solana LabsはL1チェーン「Solana」の開発元でもある
SolanaはGenopetsやSTEPNでゲームエコシステムが大きく成長したものの、新規ゲームタイトルの誘致に苦戦していた
今回発表のあったツール「GameSift」は、既存のゲームをSolanaに展開する手助けをしPlay-to-Ownの仕組みを促す基盤を提供
マクドナルドがSandboxを通じてNFTとメタバースに参入
世界最大手のファストフードチェーンであるマクドナルドがSandbox上で「McNuggets Land」をリリース
マクドナルドでのナゲット発売40周年を祝ったもので、現実とメタバース上での報酬をかけあわせた施策を実施
企画したのはマクドナルドの香港部門で8月28日までの約1ヶ月のプロモーション期間中のみアクセスできる限定イベント
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