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真面目に生き過ぎるとしんどくなる。


今回の記事を見てほしい人

・日常を生きることをしんどいと思っている人

・毎日生きることが億劫になっている


少し聞いてください。人間は感受性が敏感になりすぎると、心が悪いことばっかりに反応しやすくなります。そうなってしまうと、悪いことに反応して、心が悪いことに侵され、日常生活に様々な支障をもたらすという悪循環を生じさせます。


この記事を見に来た人は人生を生きることに少し疲れているのかもしれません。日常の些細な悪いことに敏感になりすぎているのかもしれません。私がこの記事を書いている理由はそのような人たちに向けて、もう少し楽に生きてほしいと心から思ったからです。


人生を生きていくと、嫌なことや雑音が嫌でも聞いてしまう時があるのです。もし、そんなことに遭遇した時、あなたの感受性が敏感なままだと悪いことを受信してしまうことが多々増えるでしょう。


そんなことをなるべく少なくするために、少しぐらい鈍感なぐらいで生きていくほうがいいのかもしれないのです。この記事を見て、悪い情報を受け入れない鈍感な自分を作れたら良い思います。


では見ていきましょう。


「言い、悪い」という単純な評価をやめる」


単純な評価をなるべくやめましょう。


例えば、いい人だと思っていた相手から、意地悪をされることもあると思います。そんな時、「言い、悪い」という単純な考え方をするタイプの人は、心を激しく揺さぶられることになるでしょう。


実際には、やりがいのある仕事もあり、同僚にも頼りになる人がいる社会だというのに、「悪い会社だ」と単純に決めつけたばかりに、「こんな会社にいたくない。早く辞めたい。」と動揺している人もいるかもしれません。


ですから、単純に区切りをつけるような考え方をするのではなく、「評価をするなら、物をじっくり観察してからにする」という思考の仕方を習慣にするほうがいいと思います。


世の中は、いい子と悪いことが混じりあった多面的な性格を持っています。それをよく見極めるほうがいいと思います。


相手の心の中を読み過ぎないようにする


人は「他人の心の中を察する」という能力を持っているのです。この能力は周りの人たちと仲良く共に暮らすためには、とても大切な能力です。人と人は、お互いの心の中を察しあいながら絆を強くしていきます。


ただし、相手の心の中を読み過ぎないようにしましょう。


相手の心の中を読み過ぎると、そのために自分の心が振り回されてしまう、という事態になりがちなのです。


相手の心読み過ぎるタイプの人は、「あの人は何か悩み事があるのだろうか、もしかして私のことで悩んでいるのか?私のことを{あんな不器用な人と一緒にいると、自分まで迷惑をこうむる。どうしたいいだろう}と思って悩んでいるのか?」といった具合に、余計な考えまでしてしまうことになります。


ですから、相手の心の中を察するにしても、「何か悩み事があるのではないか」というところで止めておくほうがいいと思います。止めることで、自分のほうに勝手に悪い方向に想像を巡らせないようにすることが大事ですね。


将来のことを細かく予想しない


将来のことをあらかじめ予測しておくことは大切なことです。予測しておくことで緊急事態な出来事に平常心を失うことなく、冷静に対処できることでしょう。


ただし、将来のことをあまり事細かく予測しすぎると、かえって心の乱れを生じさせる原因になりますから注意しましょう。


例えば、「最近、ちょっと体調が悪い。このままでは病気になってしまう人だろう。それもきっと重い病気だ。ガンになるのではないか?それも末期のガンではないか?」といった具合に考えすぎてしまうのです。


このように考えすぎると、不安や恐怖から心が乱れ平常心で今やるべきことに集中できなくなります。


自分で、悪い悪い方向へ導ているのです。ですから、将来のことを考えておくことは良いことですが、一方で悪い方向へ考えすぎないことに注意していくほうがいいと思います。


将来のことは大雑把に考えておきましょう。


弱音を言える相手を見つけましょう



ある女性は負けず嫌いの性格です。彼女は大手企業で働いていますが、そんな負けず嫌いの性格を発揮して、人一倍頑張っています。その甲斐もあって、「彼女は有能な社員だ」と周囲からも一目置かれています。


そんな彼女は最近、「弱音を言えない」ということで悩んでいます。


時には、仕事に関して弱音を言いたくなる時があります。しかし、「弱音を言えば、周囲から{やっぱり女だから、人に甘えたところがある。弱音を言えば、誰か助けてくれるとでも思っているのか}などと思われてしまう」ということが怖くて弱音を言えないのです。


なので、いつも肩ひじを張って強がった態度を見せています。


しかし、そんな強がった生き方がかえってストレスとなり、最近心が乱れがちになり、何もかも放り出して投げ出したくなる時があるというのです。


弱音はできるだけ言うようにしましょう。そのほうが心が楽になります。ちょっとしたことで心を乱すことなく、平常心を保っていくのにもいい結果をもたらすのです。


職場の人に言いずらいのなら、家族や友人に弱音を聞いてもらいましょう。「弱音を言う」とは言い方を変えれば、「ありのままの素直な自分に戻る」ということです。


ありのままの自分に戻ることで、肩ひじ頑張って生きてきて溜まった疲れが心から外れ、その結果、気持ちがスッと楽になり、心の乱れも正常になっていくでしょう。


少ないですが、今回は三つの方法を紹介しました。


また機会があれば、紹介します。明日も気楽に生きていきましょう。


( 引用: 平常心のコツ 植西聰 著 )






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