全国のお母さんお父さんに届け

僕は家族にしっかりと感謝の気持ちを伝えた事がありません。

お母さん、お父さんの前で「いつもありがとう」と言った事がありません。

理由は単純に恥ずかしくて言えないからです。

子供としてこんなに情けない事はありません。

これまで育ててもらってありがとうの１つも言えないなんて自分でも悲しくなります。

しかもこのように「ありがとう」と言えない自分が情けないと思ったのは最近の話です。

僕はこれまで感謝の気持ちなんて言葉で伝えなくてもきっと伝わると思ってました。実際に心の中で思っているので何も言わなくても、なんとなく伝わると思ってました。

なぜかというとお母さんお父さんが

どんな時でも僕(子供)の味方

だと思っている、と伝わっていたからです。

つまり、お父さんお母さんが僕に何も言わなくても

僕のことを大切に思ってくれている。

と、僕に伝わっていたからです。

なので僕もありがとうという言葉を発さなくても伝わると思ってしまっていました。

ですがこれは間違いだと気づきました。

お父さんお母さんが何も言わなくても”僕のことを大切に思っていてくれる”のは

毎日の生活から伝わっていたからです。

お母さんは普段から文句も言わず、朝起こしてくれる。面倒だろうけど洗濯をし、ご飯を作り、掃除をしてくれる。１円ももらえるわけではないのに、自分のやりたいこともあるだろうけど、365日休むことなく家事をしてくれる。お父さんは毎日大変な思いをしながら働いてくれる。自分の贅沢を我慢しながら働いてくれる。

僕たち家族のために

こんなことをしてくれる家族に感謝しない子供などいないと思います。

今どんなに反抗期だろうと、両親に迷惑をかけていようと子供はお父さんお母さんの偉大さを知っています。必ず感謝しています。

子供からしたら口に出して言うのは本当に恥ずかしいです。

子供はこの気持ちが伝われ、と思っています。

できれば自分の口から言いたいけれど言えません。感謝の気持ちを伝えないとお父さんお母さんが亡くなってしまった時に必ず後悔する。親孝行は今しかできない。もっと感謝の気持ちを伝えたい。

ここまで分かっています。だからこそ言えなかった時、言おうとしても勇気が恥ずかしさに負けてしまう時、とても悔しいです。

「大人になった時、初給料で家族を旅行に連れて行こう」

「次の母の日、父の日にプレゼントを渡し、感謝の気持ちを伝えよう」

「結婚式のスピーチで両親への手紙を読もう」

こんな素敵な気持ちを持っていても気づいた時にはもう遅いです。一生後悔してしまう人生です。

親孝行は今しないと

これを読んでくださってる皆さん、一緒に家族に感謝の気持ちを伝えに行きましょう。

僕も言いたいですが恥ずかしいので皆さんと一緒に伝えたいです。

「ありがとう」

と。

これを読んでくださっているお父さんお母さんの皆さん、子供は例外なく全員お父さんお母さんに「いつもありがとう」と思っています。１回もそんなこと言われたことなくても思っています。

どうかこの気持ちが伝わってほしい。