エントリー編②反発時エントリーの基本
この記事では水平線ラインなどでの反発時のエントリーの基本について書いていきます。
例えばこのような水平線ラインで反発した時に皆さんはどのタイミングでエントリーしていますか?
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84637297/picture_pc_e13c552dc870d7609a61a84f0c076870.png?width=800)
ここでやってはいけないのは、ただ単純にラインで反発したからエントリーというのは辞めた方がいいです。
というのは重要なラインというのはそれだけ多くの市場参加者に意識されやすいため売り買いの注文が多くライン付近で揉み合うことが多いからです。つまり単純に1度反発したからと容易に判断すると実はそれが揉みあい初期による一時的な反発の可能性もあるからです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84637320/picture_pc_8a9a29b38a689c9898c0438ffca51f77.png?width=800)
相場の揉み合い時にわざわざエントリーすることほど効率の悪いエントリーはないです。なぜならその揉み合いがどれだけ続くかも分からないし、ポジションを持っている間ずっと無駄に神経を減らし続けることになりかねないし、最悪そのまま損切になります。これほど効率の悪いエントリーはないです。
では効率の良いエントリーとは何でしょうか?
効率の良いエントリーはまさに相場が動きだすタイミングでエントリーすることです。相場というのは根拠が薄いうちは売り買い相互の圧力で上下に揉み合っていますが、根拠が強くなればなるほど次第に根拠の強い方にエントリーが集中しだします。つまり根拠が集まったタイミングでエントリーするということです。
では根拠とは何か。
例えば1時間足の重要ラインで反発したとします。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84637340/picture_pc_6cde93982f6af6a491466bd5ac030843.png?width=800)
この反発した時に下位足の1分足や5分足がどうなっているかを確認します。
例えばその時に下位足のチャートパターンがダブル系(ダブルトップやダブルボトム)などの形になってネック割れしている場合は根拠が若干強くなります。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84637367/picture_pc_c3fd8579f0b3ed179f3911e3b60c198c.png?width=800)
またダブル系よりもさらに強いトリプル系(三尊や逆三尊)だとさらに根拠が強くなります。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84637498/picture_pc_49ab1ce9ea09cb60de57b60be04e9b09.png?width=800)
この場合高値切り下げ安値切り下げでダウ理論ベースの根拠も重なってくるのでかなり根拠が強いです。
このようにエントリーの根拠が重なってからエントリーすればまさに動き出すタイミングでエントリーできます。特に相場ではダウ理論ベースの根拠が重なると動きだすことが多いのでかなり重要です。
それと反発時エントリーの基本としてまずラインはできるだけ上位足のラインを使うようにしてください。1分足や5分足のラインは強度も弱いので振り回されることになります。
必ず上位足のラインを使うようにしてください。
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