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どういう場合、防音壁が必要となるのか

東京ガスの宮入氏の論文(1992年)から引用します。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo1977/16/4/16_4_188/_pdf/-char/ja

GHP本体の防音は,次の手法で行っている。
① エンジンルーム遮音パネル(鉄板+吸音材)
② 吸気・排気消音器(図-11参 照)
③ エンジンルーム換気用消音ダクト
④ 低騒音ファンとファンシュラウド
⑤ 高性能エンジンマウントによる固体音の防止
ただし,エアコンの低騒音化は各方面から要望さ
れているため,引続き低騒音機器の開発を進めてい
きたい。
GHPの設置に際して,ガスエンジンヒートポン
プだからといって特別な注意はいらず,通常の騒音
計算により敷地境界での騒音レベルを予測し,環境
基準(騒音)以上の場合は室外機設置場所の変更,
防音壁の設置,機種選定のやり直しなどで対処すれ
ばよく,電気式空調機の設置と同等である。

しかしながら、今回のレイアウト設計において、防音壁設置は考慮されていませんでした。従って、本来は、設備撤去か設備移設が筋ということになります。

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