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エアコン室外機を設置すべきではない場所

最近知ったことですが、戸建ての場合、設置場所によっては、エアコン室外機がエアコン所有者の家の外壁を揺らし室内にいる人に被害を及ぼす事例があるそうです。


グループホーム、寿司店などで壁掛けエアコン室外機が設置されている事例をみかけるようになりました。





こんなにたくさん壁に付けて大丈夫なのかと思います。
エアコンについては、室外機を設置すべきでない場所に関する情報があります。

https://sigsas.co.jp/qa/post-13146/

暖房で特にうるさくなるエアコンの室外機。ベランダやバルコニー置きをおすすめしない理由3つ。

音や振動の影響
エアコンを使用しているときに発生する室外機の音と振動は意外と大きく、ガラスで仕切られただけのベランダやバルコニーに設置すると音や振動が気になって眠れないということがあります。

また、一戸建てのベランダはマンションなどと違い、構造がやや不安定であるため室外機が発する低周波の揺れの影響を受けやすいという特徴があります。低周波は伝わる距離が長いため、ベランダに伝わった室外機の揺れはベランダから壁、壁から床や家具など家全体に揺れが伝わる可能性があり、ストレスや体調不良の原因になることもあります。

まとめ

マンションなどの場合、設置スペースや配管工事の関係からベランダに設置されることが多いエアコンの室外機ですが、一戸建ての場合はベランダなどではなく、できるだけ地面置きがおすすめです。

実際、壁掛けエアコンのせいで、外壁、ふすま等が振動する事例があるそうです。当然、窓枠や室内にある家具等も振動しているはずです。

対策の事例が動画にて紹介されています。防音チャンバーの場合の同様の施工とすることが考えられます。

うるさい壁掛けエアコン室外機の不快な振動と共振を防振ゴムで止めます
https://www.youtube.com/watch?v=KLjKgZrrm3w

エアコン架台 対策後(図中ピンクと黄色のパーツが防振資材)



壁掛けエアコン室外機にて、「取り付けてあるボルトとナットを防振ゴムで挟み込むタイプに交換」し、「外壁が振動で共鳴して室内の騒音」が収まった事例もあります。

外壁に取り付けたエアコン室外機の騒音
https://note.com/lg_kur0maru/n/nd67b84b348bf

話は変わりますが、以前紹介した、棄却された原因裁定案件ですが(被害者は戸建て)、万が一被害者の家の壁、ベランダ、バルコニー等にエアコン室外機が設置されているのであれば、それがそれが低周波音発生源となっているかもしれません。

公調委令和3年(ゲ)第17号 札幌市における室外機等からの振動・低周波音による健康被害原因裁定申請事件
https://www.soumu.go.jp/main_content/000909993.pdf

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