見落とされた事項

発注者、設計事務所、施工会社、認可部署がどれか一つでも気がついていれば騒音公害発生(被害軒数7軒前後、被害者数20人弱規模の騒音被害)、ガス設備廻りの設備不備(テロ対策不備、侵入防止対策不備等)は防げました。

以下は、認可した札幌市が見落とした事項リストです。

・市長公約の見落とし(誰もが安心して暮らせる街づくり)
・建築設備設計基準(国交省文書)の「防音、防振」に関する要求事項の見落とし(そもそも知らない)
・製造物責任法の欠陥状態(消費者庁解釈)の見落とし(そもそも知らない)
・市独自補助金支給窓口が、審査が大変だという理由から補助金支給対象設備からガスヒートポンプを除外した事実を知らない(ガスヒートポンプは、市独自の補助金支給対象外設備)
・市独自補助金支給窓口がガスヒートポンプについて、補助金支給した際「設計上の指示」という手法で設備審査していた事実、「設計上の指示」という手法で設備審査が可能であることを知らない
・環境基準と製造物責任法を組み合わせると簡便な設備審査が可能であることを知らない
・ガスヒートポンプについて、カタログ商品である関係で型式毎にカタログ上の騒音値(定格運転状態の騒音値)が入手可能であることを知らない
・事業者に対し、設計時点で参考情報として建築設備概要、型式、カタログ上の騒音値の確認を怠った
・事業者に対し、竣工時点で定格運転状態での騒音測定結果、異音等の有無の確認を怠った
・ LPガス事業法上の保安上の義務の存在を知らない

騒音規制法で規制されていないから(設備審査する基準が存在せず設備審査できないととれる)解釈ありますが、上記の事実を知っていればそうは言えなくなります。余りに無知です。

ここでは書きませんが、上記の他に決定的なミスが起きています。

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