見出し画像

様子見的対策では低周波音被害解消にはならない

解説します。

低周波音防止対策事例集
https://note.com/kousansha/n/n464b3e922b92

兵庫県明石市 ガスヒートポンプに関する重要情報
https://note.com/kousansha/n/n1f4d5467d271

ガスヒートポンプについては、環境省「低周波音防止対策事例集」によれば広範囲な諸対策、兵庫県明石市情報によれば「据え付け位置や据え付け方法」の工夫が必要だとしています。これらの情報から、ガスヒートポンプ低周波音対策には、念入りな諸対策が必須であることがわかります。

裏付け情報となりますが、ガスヒートポンプについては、①ダイキンや三菱重工等の施工要領書等においても住宅地設置においては注意が必要な設備であるとし、②(設計上の指示遵守の前提で設備審査実施し)補助金支給した札幌市の技術系部局が存在、設備審査が大変という理由から、補助金支給対象外設備となったと聞いております。
ガスヒートポンプは設備審査した立場でやっかいな設備であることは、低周波音対策が一筋縄ではいかないことを意味します。すなわち、防音壁、防音チャンバー追設しただけでは、低周波音対策として万全ではなく、公的機関、学術的に効果あると認められる手頃な対策・措置すべて実施する必要があります。
様子見的対策では、低周波音による騒音被害は解消しません。住民は、(様子見的対策を肯定する)騒音被害実験対象ではありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?