防雪フードの取扱い
今回の騒音対策での議論のテーマとして、防雪フードの取扱いが急浮上しています。
2月、3月、防雪フード開口部東向き、防雪フード開口部西向き、防雪フード撤去の3パターンの騒音測定実施しました。
データは載せませんが、3パターンの比較結果について簡単に述べます。
・防雪フード開口部東向き(現状)
室外機下部東側に回転機器が集中配置されている関係で、開口部を東向きとすると、停止中の乗用車に例えるとエンジンルームの前側に排気口が設置された状態となり、前方(東側)の騒音が多めとなってしまいます。
・防雪フード開口部西向き
騒音量は開口部東向きよりもやや減少します。ただし、防音壁設置する場合、反射波を最大限防止するのに4メートル近い高さとなってしまいます。
・防雪フード撤去
騒音量は減りますが、豪雪期間にファン上部に雪が堆積することは避けられず、故障の原因となりやすいことが指摘されます。追加で、防雪機能を有する部品等新設する場合は、騒音量増加とならないことを騒音測定して確認する必要が生じます。
3ケース一長一短あることになります。
防雪フードは取引上はオプション品(標準仕様品ではない)とのことです。
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