【ネタバレあり〼】ムビマスの感想文

先日、「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ」を見てあまりに心が動いたので思ったことを誰に伝えるわけでもなくここに記しておきたいと思う。文章の滅茶苦茶さは気にしない方向でお願いしたい。

注:本記事ではムビマスについて語るという仕様上、アニマス(765ASのやつ)、ムビマス、ミリア二等のネタバレが含まれます。まだ見てない人はお気を付けください。
あとこの記事の解釈はあくまで筆者の意見なので解釈違いの方は今度教えてください。

今作では765プロはかなり売れて有名になっていて、トップアイドルに憧れるアイドルの卵から皆に憧れられるアイドルといった立ち位置になっている。この映画の話はアリーナライブをするということからはじまる。そして、ライブの演出としてバックダンサーを取り入れることに決定する。この新たな取り組みから様々なトラブルが生まれるという感じの流れになっている。
春香が可奈の失踪や練習の進捗で凹んでいるとき、千早、美希と話をするのだが、そのどちらも春香に具体的なアドバイスはしていない。春香は春香であるし、美希は美希、千早は千早、それぞれの考えは違うという前提の上で春香のやりたいようにやれ、ということになって春香が最終的に出した答えが「なにをしたいか、だけでいいんだよ」というものである。プロとしてはあまりに甘い、されど天海春香らしい答えである。なにかをしたい、なにかになりたい、という思いの強さを春香は知っているからこそこのセリフがあるのだと思う。
河川敷で可奈が歌っていた『自分REST@RT』という歌はもちろん765ASの代表曲であるがそれだけではない。この曲の歌詞を見るとトップアイドルをめざす歌で、それを歌おうとするということは可奈はまだアイドルに対しての憧れを捨てきれていないということであり、そのあとの「やっぱり、歌えない」というセリフはこの歌と自分の現状がかけ離れていることからの自己嫌悪に近いものであると推察できる。『自分REST@RT』の歌詞に「一度や二度の失敗 軽く流してリスタート」という歌詞がある。この場面での可奈はそのようには思えていない。本来ならば可奈はアイドルを引退していただろう。しかし、春香によってリスタートすることができた。これは「歌いたいから 踊りたいから」という思いが可奈にあったということで、そこに気づけない可奈に気づかせるきっかけを与えた天海春香って素晴らしいなと思う所存です。
765ASの面々は、アニマス無印のころからの成長が顕著に表れている。レッスンでの疲れがバックダンサー組に比べてあきらかになかったりゴシップ誌に動じなかったりと成長を感じさせる描写が多いように感じた。これも『M@STERPIECE』の「夢を初めて願って今日までどの位経っただろう」という歌詞につながるということを感じた。
ムビマスとにかくよかったのですがどうもうまいこと言葉にできないので見てない人は是非見に行ってください。もう見た人もなんどでも泣けるのでなんどでも見てください。
以上チラ裏でした。



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