MyGO!!!!!の単独ライブに初参戦したオタクの率直な感想
皆さま初めまして。コロンと申します。普段は自分が何オタクかも分からず、色んなところを彷徨っているオタクです。最近、他界隈の知り合いのオタク達がライブ後によくブログを書いているのを目にしており、それに感化され私も執筆することにしました。
タイトルにあるように、このブログは先日行われた BanG Dream!12th☆LIVE MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」に、私コロンが参戦しての率直な感想ブログになります。
ブログを書く経験も乏しく、段取りなどめちゃくちゃ悪くなると思いますので、簡単に目次をつけておきます。
それでも尚、言葉遣い、文章など拙い部分あるかと思いますが、暖かい目で見ていただけますと幸いでございます。
0.はじめに ライブ参戦までの道のり
第0章といたしまして、バンドリプロジェクトが開始して8年、全くバンドリに触れてこなかった私がなぜ今バンドリのライブに参戦しようと思ったのか、またMyGO!!!!!との出会い等、今回のライブに至るまでの道のりについて書かせて頂きたいと思います。
不要な方は第1章まで飛ばしてください。
まずはじめにMyGO!!!!!との出会いについてです。
私がMyGO!!!!!と出会ったのはAnimelo Summer Live 2023 「AXEL」(以降「アニサマ」と表記)です。
毎年恒例となっているアニサマですが、私は今年が初参戦でした。他のアーティスト目的で最終日のみ参戦致しましたが、気合いが入りすぎていた私は1ヶ月ほど前から最終日に出演予定の全アーティストの楽曲を聴き込んでいました。その予習内で良いなと思ったアーティストの1つがこのMyGO!!!!!でした。最初はMyGO!!!!!がバンドリプロジェクトの一環であることも、演奏しているのが女性声優であることも知らずに、女性だけで構成されているバンド(the peggiesさんやSHISHAMOさんのような方々を想像していた)だと思い込んでいました。バンドリプロジェクトの一環だと知ったのは割とアニサマ直前で、良い曲・良いバンドだなと思っていたのにも関わらず、それまで調べようとしていなかった自分が本当にバカです。
結局アニサマ前はMyGO!!!!!のアニメも見れず、曲と演奏している皆さんだけ覚えて当日臨みました。
全アーティスト予習したのもあって私のアニサマ初参戦はずっと楽しく過ごすことができましたが、その中でも特に印象に残っていたのがMyGO!!!!!でした。みんな限られた持ち時間の中でMC無しで3曲やったり、MC有りで2曲しかやれなかったりという中で、short ver.含め4曲やったのはすごく印象に残ったし、何より生で音を聴くのがとても気持ち良かったです。
↓アニサマ直後の私の気持ち悪いツイート
ここまでがMyGO!!!!!との出会いについて。
そしてここから単独ライブ参戦へ。というセクションになります。
アニサマ良かったな。となって、その後MyGO!!!!!のアニメ見始めたらコレが本当止まんなくて。一晩で最新話まで追いついたらその後は最新話放送日が待ちきれないくらい(タイミング的に最終回直前の頃)でした。第0章の初めに述べたようにバンドリプロジェクトにこれまで全く触れてこなかった自分がまさかここまでハマるとは思わなかったし、アニメが良すぎて尚更アニサマ前に見ておけば良かった、と後悔するばかりです。
(アニサマのセトリ、順番は忘れましたが、無路矢 潜在表明 影色舞 壱雫空 で、アニメ関連曲壱雫空だけだったのでアニメ見なくても楽しめたけど、無路矢とか燈・楽奈のツインボーカルだし、やっぱり見ておいた方がより楽しめたかな。と。)
そして、恐らくこれがMyGO!!!!!沼に落ちる決め手だったのかと思います。
地元名古屋で売り切れまくってて全然見つからなかった壱雫空のシングルを、大学のゼミ旅行で行った先の奈良で偶然見つけ、即購入してしまいました。ここに今回のライブの最速申し込み券が入っていたので、もし奈良で見つけていなければ恐らくライブには参戦していないし、ここまでハマることも無かったでしょうね。
無事CDと最速先行申込券を手に入れた私は、速攻ライブの申し込みをし、毎日のようにMyGO!!!!!の楽曲を聴き、ガルパにMyGO!!!!!が追加されるとなってからは1日2時間以上ガルパもやり込み、気づけば私の生活にMyGO!!!!!は欠かせないものにまでなっていました。ライブのチケが当たった時もこれまでないくらい喜んだ記憶がありますし、そこからライブまでの期間はそれまで以上にMyGO!!!!!の楽曲を聴き込みました。
↓聴き続けた結果占領された私のTop10
そんなこんなでアニサマをきっかけにはじまった私のMyGO!!!!!熱は冷めることなく、ついに単独ライブ参戦へと向かいます。
ここまでが第0章、私のMyGO!!!!!単独ライブ初参戦への道のりになります。
本編入る前に色々迷いながら脱線しつつ既に2000文字超えてしまっていますが、書くことがまとまらず迷子になってしまったのはMyGO!!!!!ちゃん達に免じて許してください。(言いたいだけ)(別に上手くない)
1.MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」本編感想
さて、ようやく本編に入れるようですね。ここからはセトリと共にライブを振り返りつつ、私の率直な感想について述べていきたいと思います。
の前に、ちょっとだけ開演前のお話を。
実はMyGO!!!!!を好きになったのをきっかけに、バンドリのアニメを見たりガルパやったりしてる内にPoppin’Partyも好きになったので前日のPoppin’Party「Welcome to Poppin'Land」にも参戦していました!
そのため、バンドリ現場のオタクの雰囲気や会場の雰囲気も事前に知れたのですが、印象的だったのがやはりバンドリコンテンツも長いこともあり、過去のグッズの法被とか、今回のグッズの法被、Tシャツ、タオル、痛バなどグッズを身にまとっている方がかなり多かったですね。
私もMyGO!!!!!には割と真剣なので、この日はグッズ購入のために朝早く行く予定でした。結局少し遅刻し整理券のランダム配布終わってからの到着になりましたが、それでもまだ9時15分とかだったのに貰ったらもうこの番号でした…
この後物販の列に並べたのすら3時間後の12時半頃で物販買って一旦外に出たらもう13時半回ってましたね。バンドリコンテンツのオタクの行動力にはかなり驚かされました。(法被が当日物販のみだったのがより並んだ影響なのかな?)
とはいえ、私も法被が欲しかった訳ではなかったので事前に狙っていたものはほぼ買うことができました。
開演前は特にグッズ購入以外やりたいことも無かったので、買いたいものも買えて満足して、ようやく待ちに待ったMyGO!!!!!の単独ライブが始まります。会場着いたら、本気で自分が思っていた10倍くらい気持ちが昂ってきて、なんか心臓が破裂するんじゃないかと思うくらい緊張してました。(笑)
さて、このブログもここからガッツリ本編触れていきましょう。
1-1 無路矢 名無声
タイトル、無路矢 名無声 ですが、無路矢の前に複数の曲の歌詞を高松燈(以降「燈」と表記)が朗読するという演出がありました。迷星叫→名無声→潜在表明→音一会→焚音打→迷路日々 という順番で6曲の歌詞を切り取って燈が読む。スクリーンに字幕が出る。すごく特別な演出かと言われるとそうではないかもしれないけれど、MyGO!!!!!って基本的に燈が感じたこととか普段考えていることとかを独り言のようにノートにアウトプットしたものがそのまま歌詞になっているので、燈がノートにアウトプットしている最中もしくはそれを読んでいる最中だと考えれば、自然なことだし、とてもMyGO!!!!!らしい演出だったのではないかと感じました。
無路矢(のろし)
迷路日々の歌詞を読み終えた後のわずかな凪のような合間。そしていきなり来た無路矢。私はもうこれだけで今日のライブは神だと確信しました。第0章でも触れたように、無路矢は燈と、要楽奈(以降「楽奈ちゃん」と表記)のツインボーカル楽曲で、アニサマで私がMyGO!!!!!に惹かれた最大の要因でもあります。アニサマ当時はMyGO!!!!!のことをあまり知らなかったのですが、アニメを見てキャラクターを知ってから浴びる生の無路矢はもうレベルが違いすぎました。楽奈ちゃんはどこにいてもギター弾き始めるんじゃないかと言うくらい演奏するのが大好きで、ギター以外で興味あるのは猫と食べ物(主に抹茶)くらいで普段はどちらかと言うと無口なタイプだし、自由奔放でバンドにも迷惑をかけ続けているような子ですが、無路矢の裏パートの高音をそんな楽奈ちゃんが出してるのかと思うと、もうギャップ萌えの最大級みたいなのに襲われて発狂したくなってしまいました。発狂は抑えましたが無事1曲目から涙が止まらず大変でした。楽奈ちゃん、高音よく頑張ったね。燈も低音の表パートを歌っていますが、すごい難しいと思うんです。でも見事に歌いきってくれました。そんなこんなで1曲目から私の想像の500倍上のパフォーマンスを見せられて興奮しすぎてブログの文字数も嵩張ってますんでこの辺りにしておいて次へ行きます。
名無声(なもなき)
はい、二曲目、名無声。楽しすぎる。無路矢からのこのアップテンポな楽曲はセトリ内のギャップがすごく感じられるし、ここから楽しいMyGO!!!!!のライブが始まりますよ、どんどん上げていきますよ、っていう意思が感じられてめちゃくちゃ高揚しました。間奏でメンバーと一緒に「うぉーうぉーうぉー、うぉーうぉーうぉーうぉーうぉー」って歌うのすごく気持ち良いし、楽しいんです。そして、この曲は私の中で今回のライブで印象が変わった曲の1つです。この曲はアニメでは触れられていないアニメ外楽曲なので、私はこれまでサブスクか、YouTubeで公式があげているライブ映像・MVくらいでしか触れる機会がなくて、MyGO!!!!!のメンバーが歌っているっていうイメージがまだ掴みきれてなかったのですが、今回のライブでついに私なりの答えが出ました。この曲は燈が1人でずっと歌うのではなく、燈がワンフレーズ歌ったらそれに4人が応えるようにコーラスが入るという構図で、燈は1人で考え込んだりしてしまったり全て自分の責任だと感じてしまう傾向があるけれど、周りの4人もみんな燈と同じく迷子だからこそ集まっているんだし、みんな仲間だよ。1人じゃないんだよ。ってそう思わせてくれる曲なのかなと感じました。ライブでこの曲を聴きながら勝手にこんな妄想をして勝手にうるっと来てしまってましたが、この解釈の正誤がどうであれ、今回のライブでかなり好きな曲になりました。
1-1.5 MC1 (長いです)
無路矢、名無声と2曲続けて演奏した後、MCに入ります。ここのMCは声優という面を全く出さずにキャラクターのままでのMCでした。
ここでは主に自己紹介、声出しなどを行っていたのですが、ここのMCずっと面白くて笑い止まらなかったので、印象的だった部分を軽く紹介します。
まず、自己紹介。
千早愛音(以降「愛音ちゃん」と表記)がMCのまとめ役的存在で、一人一人に自己紹介するよう促していたのですが、楽奈ちゃんに振ったらいつも通りのテンションで「ギター、らーな、よろしく」って必要最低限のことだけ喋ったと思ったら最後にちょっとだけニヤってして、モニターでそれを確認した私はうあああああああってなってました(語彙力)。そして、椎名立希(以降「りっきー」と表記)に「次は、りっきー!」って呼びかけた後、訂正するかのように「ドラム、"たき"です!」って力強く言っていたのが2人の関係性を表しているみたいで、この時の私はすごく気持ちの悪いニヤつきをしていたのではないかと思います。
次に愛音ちゃんがオーディエンスに色々聞いていく場面、「MyGO!!!!!のライブ初めて来た人〜?」と聞いた後に「東京から来た人〜?」と聞き手を挙げたオタク達に対しての一連の流れ。
愛音ちゃん「じゃあみんな、"ANONTOKYO"(愛音ちゃんがアニメ内でバンド名にしようと挙げメンバーに却下されるも、その後勝手に衣装に縫いつけていたピンに付いていた名前)ってこと〜?」
オタク達「うぇーーーい!!」
りっきー「はあ?何言ってんの?」
愛音ちゃん「いーじゃん、みんな喜んでるじゃん」
りっきー「皆さん、あんまり甘やかさないでください」
愛音ちゃん「りっきー、厳しい〜」
燈「ぁぁ、でも優しいところもある…」
りっきー「と、と、燈!良いよ、大丈夫、ありがとう///」
りっきーは燈のことが大好きなので、めちゃくちゃ照れててみんな尊すぎましたし、いつも通りのMyGO!!!!!だなって笑いながら見てました。
あと、長崎そよ(以降「そよりん」と表記)の提案で始まった声出しも面白かったです。
そよりん、りっきーのアリーナ・バルコニーへの呼びかけが終わった後、楽奈ちゃんも声出しの煽りをする流れになったのですが、その一連の流れが面白かったので。
りっきー「じゃあ次は野良猫。」
楽奈ちゃん「なんて言えば良いの?」
そよりん「今日は配信で見てくれてる人もいるから、配信の人って言えば良いんじゃないかな?」
楽奈ちゃん「分かった。 配信の人。(棒)」
現地オタ「うぉぉぉぉおお!!」
楽奈ちゃん「ほんとに?」
ここの流れ非常に愛おしかった。よく分かってないからこの後メンバーに言いくるめられて納得してしまう楽奈ちゃんが可愛かったし、面白かった。
そしてこの後燈も声出しの煽りをしてましたが、「ぜんっいんっ(全員)!」って溜めながら煽ってたのがすごく可愛かったです。
今思えばMC1つでこれだけ笑わせてもらって充実していたのっていつぶりなんだろうなって。個人的に声優さんのライブとかのMCはあまり好まないのですが、このMCはすごく充実していて、ライブに欠かせない存在になっていたなとすごく感じました。
さて長くなってしまいましたが、ここからは2ブロック目に移ります。本当に長文になっていて申し訳ないですが、ライブはまだ始まったばかりなのでまだまだ書かせていただきます。
1-2 Henceforth 猛独が襲う
ここからはカバー曲です。まだ持ち曲の少ないMyGO!!!!!はこのようにライブにカバー楽曲を取り入れていますが、持ち曲が増えた他のリアルバンドの皆さんのライブではあまりカバー曲をやらなくなってきているようなので、レアだと思って楽しませていただきました。
Henceforth
さてMC明け一発目はヘンスフォースという曲です。私は曲名を聞いただけではピンとこなかったのですが、曲始まった瞬間、「お、聞いた事あるぞ!」ってなりました。Orangestarという方の曲で、ボカロ曲のようですね。これまでの人生であんまりボカロを聴いてこなかったのですが、編集などが一切かかっていない生歌で聴くボカロ曲というのもまた味が出ていて良いですね。Aメロ、Bメロは低音でゆったりと歌っていた燈がサビに向かうにつれて段々高音で高揚していくように歌っていて、抑揚?を付けるのが上手いなぁと思いながら浸っていました。(洒落臭いこと言うな)
それにしても燈は高音を出すのが上手いですね。ラスサビとかかなりの高音だと思いましたが、全然苦しそうじゃなかったし、聴いててとても心地良かったです。
ラスサビ前の間奏の4人の演奏もとてもレベルが高いなと感動してました。
猛独が襲う
次もカバー曲で、猛独が襲うという曲です。これもボカロ曲なんですね。一二三さんという方の曲のようです。本当に無知ですみません。ただ、この曲はバンドリのゲームアプリであるガルパにMyGO!!!!!カバーver.が入っていて既に何回か遊んでいた曲だったのですぐに対応できました。これもとっても楽しい曲ですね。うぉい!うぉい!って言ってるだけで、歌に合わせて拳突き上げているだけでどんどん満たされていくようで。ガルパで遊んでいる時から結構好きかもなーと思っていたのですが、今回のライブでより好きになりましたね。ライブ直前に原曲の方も聴いてみて、それからライブに臨みましたが、当然原曲は素晴らしかったですし、MyGO!!!!!ver.はまた違った良さ、違った味が出ていてカバー楽曲の楽しみ方を噛み締めることができました。
1-3 影色舞 swim 音一会
影色舞 (シルエットダンス)
1分程度のMCを挟んだ後、3ブロック目、そよりんのベースソロから始まり、ドラム、ギターと重なっていき、影色舞。ベースの音が好きな私はこの始まり方とても満足でした。そよりんのベースは、気持ちがこもっているからなのかすごく重たいというか、ベースの音に感情移入をしてしまうような乗りやすさがあるというか、なんだかかなり刺さるんですよね。そしてそこにりっきーのドラムが綺麗に重なって影色舞イントロのための基盤を作ったと思ったらドラム・ベースがピタッと止んでギターの音がガツンと入ってくる。とても気持ちの良いイントロでした。ギターの2人(愛音ちゃん・楽奈ちゃん)と燈がイントロの部分で片足で飛びながら足を交互に前に出すいわゆるツーステのようなものをやっていて可愛かったですね。この曲はクラップが何回か入ったり、サビで手を振ったりできて楽しかったです。
swim
来ました!04 Limited Sazabysさんのカバーでswim。swimと言えば、海辺のロックフェスでオタクが海に向かって泳いでいくという動画を見た事がありますが、今回のライブがもし指定席じゃなくオルスタとかだったら地面で泳いでたかもしれません。隣で見てた方も別に知り合いという訳ではなかったのですが、1Bの「泳いでおいで」から私と2人で泳ぐポーズしてました。←ライブに集中しろ()
でも本当にライブ始まってからここまでアップテンポな曲をやり続けてきたからか、この曲辺りで一旦フロアの雰囲気もMyGO!!!!!の皆さんも最高潮を迎えていたのではないかと思います。それぐらい熱いパートでした。あと、この曲だったか定かではないですが、ギターの2人と燈が真ん中の方に寄ってみんなで顔を見合わせながら演奏してたのが本当に楽しそうだったし、あぁ、MyGO!!!!!さん…と私は1人ボロ泣きしてました。
音一会(おといちえ)
3ブロック目ラストは音一会。この曲はサビ以外ほとんどセリフのように語りかけるように歌うのが特徴なので、燈の考えていること、歌詞がより刺さりました。そして1ブロック目の名無声と同じくこの曲も今回のライブで印象が変わった楽曲でした。この曲もアニメ外楽曲で、あまりイメージを掴みきれていなかった部分がありました。しかし今回生で浴びてみて、MyGO!!!!!はこの曲と共に歩んでいるのかもしれないと感じました。1番の「迷っているのは僕だけじゃない」とか2番の「君と一緒なら信じられそうで」っていうワードは非常に分かりやすくMyGO!!!!!というバンドを表しているなと私なりに解釈をしました。そう思いながら聴いてると、サビや2番では燈以外の4人のコーラスも入って、1人じゃできそうにないこともみんながいればできると伝えたいのかもなと色々考え込むことができるな、まだまだ考察の余地があるな。と思いました。今のところ私の中での音一会は名無声と似たような役割を持った曲なのではないかという結論に至りました。でもここからもっと曲を聴き込んだり、ライブに参加していくと2曲とも違った解釈ができそうだなと感じたのでそれも今後の楽しみとして、3ブロック目はこの辺りで締めたいと思います。
さて、先刻から3ブロック目と言ってますが、実際のところ2ブロック目の頭のHenceforthからほぼ5曲ぶっ通しでやってて、この時現地では、体力スゴすぎんだろ…、オタク側ですらもうだいぶ体力尽きてきたぞ…と思ってましたね(笑)
1-4 人間になりたいうた 詩超絆
ここで一旦幕間映像のようなものが入りました。再び燈が朗読をしていて、映像はその文字と誰かが歩いている道筋?(線)が映し出されていて、はじめは恐らく燈1人が呟きながら歩いているという感じでしたが、途中でもうひとつ足音と線が現れ、燈がその線を追いかけているという構図になりました。そして途中から足音が合って来て、線は交わらなかったけど平行で果てしなく続く道を作るという映像でした。正直これに関しては映像を見てもらわないと伝わらないと思いますが、もうひとつの足音は恐らくMyGO!!!!!メンバーの誰かだろうなと思いました。アニメネタバレになることはあまり言いたくないので、ここの考察はこの辺りにしておきますが、ここからの流れが素晴らしいんです。
人間になりたいうた
開演からここまでずっと降りていた紗幕が映像終わりに上がってようやくメンバーのことがはっきりと見える状態になってオタクたちみんな沸いてましたね。絶対そんな雰囲気じゃないだろとは思いましたが、確かにはっきり見えるのは嬉しい。(笑)
とか言ってたら燈ソロの人間になりたいうた。MyGO!!!!!にとってはあまり聞き馴染みのないピアノの音で燈が歌ってました。サブスクにも無いですし、アニメでも過去編で豊川祥子(燈、そよりん、りっきーがMyGO!!!!!結成前に組んでいたバンドであるCRYCHICの発起人)が燈と出会って燈の書いた歌詞を見てすぐに歌い始めたというだけでそれ以降登場の無い楽曲を、燈が1人で歌ってました。最初なんだこれ?と思ってましたが、段々と思い出してきて鳥肌は立つわ、勝手に目から汗が流れてくるわで、3ブロック目までガンガン楽しんだのにいきなりこれで感情大渋滞になりました。ただ、確かに春日影をやらずにこの後の詩超絆をやるにはこのつなぎ方しかないよな、これが今できる至高の繋ぎだったよなと思いました。
詩超絆(うたことば)
そして自然的な流れで、燈の朗読が始まり、アニメ同様途中から楽奈ちゃんが1人だけ出てきて隣でギターを弾き始めて、その後りっきーがドラムを叩きに来て、この時会場もしくは配信でもこのライブを見ていた全オタクが頭を抱えていたのではないかと思います。
詩超絆とかそこまでの流れ、春日影という楽曲に関してはあまり語ろうとしすぎると、アニメネタバレ気にせずガンガン出しちゃいそうで、私は色んな人にアニメを見てほしいので、これ以上は触れません。詳しくは下記ツイートを参照してください。これが私が感じたことの全てです。
ただ、一言だけ言うとすれば泣きすぎてこの曲だけ本当に記憶がないんです。ごめんなさい。
1-5 迷路日々 迷星叫 碧天伴走
迷路日々(メロディ)
朗読を挟み、本編ラストブロック、今回のライブタイトル「ちいさな一瞬」をここで回収。迷路日々。この楽曲は暖かいメロディながらも迷い、怯え、震えているという少しマイナスな歌詞を歌っているAメロとは対照的にアップテンポなリズムで燈の一生バンドをやるという強い想いのこもった歌詞を歌っているサビが調和してMyGO!!!!!の現状を1番上手く表している楽曲なのではないでしょうか。先程のブロックの詩超絆からですが、この後もアニタイが続くのであまり多くは語れませんが、このセトリを組んだ人とは1回一緒に飲みたいですね。
まぁそんなことは置いておいて、ずっとすごい演奏を続けてるMyGO!!!!!のみなさんですけど、この迷路日々から更にギア上がったんじゃないですかね?曲調もだし、楽曲の持つ意味とか楽曲の立ち位置とかも全然違うので演奏の仕方とかも違うのかもしれませんが、そういう所ではなく、これまで100%で演奏していたとしたならば、ラストスパートに入って120%出しているみたいな。セトリもこの曲から一気に畳みかけてきていたので会場のボルテージも一気に燃え上がってたと思います。
迷星叫(まよいうた)
迷路日々からの迷星叫、アニメでは迷星叫→迷路日々の流れでした。順番変えてきましたね。楽曲の持つ意味とかMyGO!!!!!にとってその楽曲がどういう役割をしているかを考えると、やはりどうしてもアニメの流れがすごく綺麗だなと感じてしまいますが、順番を変えたらまた違ったものが見えてくるようでこれはこれですごく良かったです。迷星叫と言えば、歌詞に星とか夜というワードが出てきますが、今回のライブのキービジュはまさに迷星叫を表しているのではないかと感じました。
キービジュ、すごくMyGO!!!!!って感じが出てて好きなんですよね。前日のポピパのキービジュのように5人キュッと真ん中に寄っている構図も当然良いですが、やはりMyGO!!!!!のメンバーの関係性だとかアニメの流れを考えるとこれぐらいの距離感があって、みんなバンドにひたむきな感じが出ているこのキービジュは、普通に見たら1つの絵に過ぎないかもしれませんが、これだけでMyGO!!!!!がどういうバンドなのかが分かるような気がして、すごく良い構図だなと感じました。
キービジュの話はこのくらいにしておいて、迷星叫は個人的推しポイントがあって、1サビ直前のりっきーのドラムスティック回しなんですけど。アニメでは映ってませんでしたが、ガルパでこの楽曲を3Dモードでプレイするとりっきーがスティックパフォーマンスをしているところが映し出されていて、これを生で見たい!とずっと思っていたので、サビ前はスクリーン越しではなく、生のパフォーマンスを目に焼きつけるぞというつもりでりっきーを凝視してました。そしたら本当にくるくる回しててうおおおおぉ!かっけぇー!!と騒いじゃいましたね。周りの皆さんすみませんでした。
碧天伴走(へきてんばんそう)
本編ラストはこの曲でした。アニメでも12話で迷星叫→迷路日々の後、最後の曲と言って碧天伴走を演奏してましたね。ここに関しては順番を変えてはいたけれど、アニメ12話をほぼ再現したブロックになりましたね。詩超絆のところで紹介した私のツイートでアニメを完全再現する必要は無いって言ってましたが、やはり実際アニメの流れをそのまま使用するのは綺麗だし、特に今回のライブはアニメ終了後最初のワンマンライブということで、本編を締めるにはこの流れは最適だったのかなと思います。
碧天伴走の前に一人一人セリフがあって、正直細かい内容までは覚えていませんが、みんな迷いながら集まって今ここに立っているんだなと改めて感じさせられたセリフだったかと思います。
2サビでいつの間にか楽奈ちゃんと愛音ちゃんの立ち位置が変わっていて、お立ち台に上がって演奏しているのすごい良かったです。
この曲は聞く度に元気が貰える、そんな曲ですが、このライブでもすごく元気をもらいました。
これにて本編が終了です。ここまで12曲やって1時間ちょっとくらいでしたかね、結構ペース早いんじゃないですかね。
EN-1 栞 MC
さてここからアンコール編です。
まず告知映像から入りました。告知内容はMyGO!!!!!のZeppTourの発表でした。羽田→福岡→大阪ベイサイド→名古屋と4都市を回るZeppTour。個人的には地元が名古屋なので、名古屋にMyGO!!!!!が来てくれるってのが本当に嬉しかったですね。そしてツアータイトル「彷徨する渇望」、キービジュアル、全てが格好良い。アニメが終わってひと段落するのではなく、どんどん成長・進化を続けるMyGO!!!!!を見れるのが嬉しくてたまらないです。
栞(しおり)
アニメEDの栞がアンコール一発目でした。本編のアップテンポな楽曲とは対照的にすごく落ち着いているこの楽曲。アコースティックver.での演奏に心が浄化されていきました。あまり楽器に詳しくないので間違ってたら申し訳ないのですが、愛音ちゃん、楽奈ちゃんがアコースティックギター?でそよりんが4本弦の楽器を弾いていたような気がします。りっきーがカホンと呼ばれる座って叩く箱?イス?のような楽器+ドラムのシンバルを叩いていました。普段とは違うMyGO!!!!!を見れて嬉しいですね。いつかMyGO!!!!!のアコースティックライブを見れたら良いなとかそんな妄想もしてしまうくらい幸せ成分がこもった1曲でした。またこれ燈の優しい歌声が曲調に合うんですよね。はぁ、好き…
MC
ここでMyGO!!!!!のみなさんの声優としてのMCが入って、ここも告知とか感想とかを話すという至ってシンプルなMCのはずでしたが、めちゃくちゃ笑いましたね。
羊宮妃那さんは結構おっとりしていて、お調子者という訳ではないし、しっかりされてる方なのかなと思っていましたが、ちょっとポンコツ要素(失礼)が入ってるのか何回か他のメンバーに訂正されていたりしてて慌てる様子が可愛かったですし、ほっこりしました。そして声質なのか喋り方なのか、羊宮さんが喋るとすごく惹き込まれていくような感覚に陥るんですよね。最後の挨拶は羊宮さんの考えてることが脳に直接語りかけて来るように感じました。
林鼓子さんはMyGO!!!!!のまとめ役という感じでしょうか。本当に喋りが上手いし、面白い方ですね。ここのMCはほぼずっと喋っていたのではないでしょうか。オタクの叫びとかも拾ってくれるし、時にはMyGO!!!!!メンバーをいじったりもしていて、場を盛り上げるのが上手いなぁと感じてました。それでいて自分の感情を表に出すのも上手いなと感じました。ZeppTour決定だー!って全力で喜んでたのがとても印象に残りました。
小日向美香さんはもうなんか喋らずとも、すごい優しい方なんだろうなってのが伝わって来るくらいオーラを纏ってるように感じました。羊宮さんが、読み間違えた告知とかもすぐ寄ってきて教えてあげてたのが印象深いです。また、そんなに表に出すタイプじゃないのかもしれないけど、内に秘めている想いの強さ、熱さは誰にも負けないくらい強いんだろうなと最後の挨拶を聞きながら感じました。
青木陽菜さんも林鼓子さんと同じく話すのがすごく好きなんだろうなと思いました。場を盛り上げるのが上手いし、当然面白いし。MyGO!!!!!のアニメBlu-rayのジャケ写公開で、りっきーや愛音ちゃんがこう言ってるシーンなんじゃないかって1人でMyGO!!!!!劇場を始めて、青木・1人MyGO!!!!!・陽菜さんとか言われてたのはめっちゃ面白かったです。最後の挨拶で今日はもうやりきったと言っていたのはなんか聞いている側としてもすごく気持ちが良かったです。
立石凛さんはもう愛音ちゃんそのものなんじゃないかと思うくらい、演じていないMCの時も愛音ちゃんが憑依しているのかと思うくらい、もちろん良い意味で似ているなと感じました。このMC後に最後の曲へという流れになって、まだ帰りたくない〜って言う立石さんに林鼓子さんが可愛いなって指ハートしてそれにちゃんと照れてたのが可愛かったですね。
MCは一人一人触れてみましたが、もっと書きたいことがあって多分このブログでは収まりきらなくなっちゃうので、この辺りにしまして、このライブ最後の2曲について触れていきます。
EN-2 壱雫空 焚音打
壱雫空(ひとしずく)
さて、林鼓子さんがまだやってない素晴らしい曲があるんじゃないですか。と言って始まった壱雫空。MyGO!!!!!と言えばこの曲。と言っても過言ではないと思います。私がアニサマの予習のためにMyGO!!!!!を聞き始めて、MyGO!!!!!良いなと思ったきっかけがこの曲で、この曲がなかったらもしかしたらここまでMyGO!!!!!にハマっていなかったのではないかと思うくらい私にとって大切な曲ですし、今も大好きな楽曲です。当然私だけじゃなく、全MyGO!!!!!オタクが特別な感情を抱いている楽曲だと思います。それくらい、アニメのOPというだけでは表せないほど色々な想いが詰まっているなと感じる楽曲ですね。
アニサマのMyGO!!!!!最後の曲がこれで、壱雫空やっぱり良すぎる!ってなってたんですが、キャラクターとかバンドに対する解像度が上がった今回、やはりアニサマを超えてきました。本当に楽しすぎた。これがMyGO!!!!!のライブなんですよね、最高だよねって改めて感じました。特に壱雫空用と決めていた訳では無いですが、1番気持ちが昂った時用に事前に2本だけUOを買っておいたんですが、案の定この曲でぶち上がって折ってしまいましたね。
焚音打(たねび)
てっきり壱雫空で終わりだと思ってました。先刻から述べているように私がMyGO!!!!!のワンマンライブに参戦するのは今回が初めてだし、アニサマの記憶しかないので、比較対象がアニサマだけになってしまっていて、アニサマでもラスト壱雫空だったし、今回もそうだろうなと思い込んでました。
完全に油断していたところに焚音打。これは完全に1本取られましたね。焚音打はアニメ外楽曲ですし、ガルパにも入っていない楽曲という所で最後に持ってくるとは正直思っていなかったです。でもコレが今回のライブの満足度の高さの大きな要因になっているのではないかと思います。焚音打イントロ来た瞬間、感情が溢れすぎたのかまたしても目から滝汗が流れてましたね。ライブに対する感動の涙だったんだと思います。
焚音打は歌詞に「It's our sound」とあり、これがMyGO!!!!!の楽曲なんだぞ!と伝えようとしていて、当然今後も素晴らしい楽曲が生まれるとは思いますが、今のMyGO!!!!!の集大成のような楽曲だなと思いながら普段聴いています。この曲も燈以外の4人のコーラスもあって、今回のライブでは本当にそれを伝えたいという想いがすごく伝わってきて痺れました。最高の1曲をありがとうございました。
2 総評
まずは、大変長くなってしまっている中、ここまで読んでくださっている方、ありがとうございます。間もなくこのブログも終わりますのでもう少しだけお付き合いください。
ライブを通しての感想は、一言では言い表せないけど、一言で表すとしたら涙あり、笑いありの最高のライブでした。普通のこと言ったなと思いますが、感情を揺さぶられ続けながらも常に最高を更新していく、最高の一瞬でした。(ライブタイトル回収)
本当に楽しいことは一瞬に感じるんだなと心の底から思う、そんなライブでしたね。
セトリの組み方はアニメの再現をしている部分、アニメ外楽曲やカバー曲などの順番等すごくバランスが良かったですし、曲数もとても適切だったのではないでしょうか。演者の体力、MCや幕間映像の組み込み、アンコールの時間等考慮することが沢山あってその中でも約2時間で15曲。演出も凝っていたし、本当に何一つ不満のない、ずっとMyGO!!!!!の世界に潜り込むことができた、そんな最高の2時間でした。当然、まだ帰りたくない!もう1回最初からやろう!この瞬間が永遠に続けば良いのに!って思いましたし、規制退場が無ければ終演後その場で永遠に座り続けてたんじゃないかと思うくらい会場から出るのが寂しかったです。でも、そんな寂しさをずっと感じさせないようにMyGO!!!!!の皆さんが次のステージを用意してくれたので、それを楽しみに毎日を過ごそう!という生きる活力にもしていけますし、次のライブまでにもっともっとMyGO!!!!!のことを知ろう、好きになってやろう、って思うことができます。MyGO!!!!!の皆さんには本当にこれからも一生バンドしていて欲しいし、MyGO!!!!!というバンドがある限り私たちオタクも一生ついて行こうって強く思いました。
普段サブスクとかYouTubeとかを使って曲を聴いているからこそ楽しめたというのは当然ありますが、やはり生の音ってすごく気持ちが良いですね。今回のような大きい劇場でそう感じるくらいなのですが、ライブハウスでMyGO!!!!!のライブなんて浴びたら、ホントどうなっちゃうんでしょうね!?早くZeppでデッケェ生音浴びて気絶したいですね〜。告知でもあったように4th singleが出るようですし、ZeppTourはまた新しい曲を引っさげて、また一段と成長・進化した新しいMyGO!!!!!が見れると思うと今から楽しみで仕方ないです。(大事なことなので2度言いました)
このブログを読んでくださったあなたがMyGO!!!!!のファンの方なのか、MyGO!!!!!のことをよく知らない方なのか、分かりませんが、MyGO!!!!!のファンの方なら少しでも共感してくれると嬉しいですし、MyGO!!!!!をよく知らない方なら少しでもMyGO!!!!!の魅力が伝わっていたら良いなと思います。
だんだん文字数も増えてきましたし、これ以上書くとキリがないですし、締め方も分からなくなってしまいそうなので、このブログに関してはここで締めたいと思います。
長くなりましたが、最後まで御精読頂き、ありがとうございました。
これからもMyGO!!!!!のことが大好きだし、一生かけて応援することを誓います。
コロン