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先日、乗っていたバスが信号で止まったとき、道沿いにある広場で、小学校の3、4年生だろうか、少年が父親を相手にキャッチボールをしていたのが見えた。 僕が幼いときはごくありふれた風景だったが、最近ではめずらしい。 少年はあまり上手ではないようで、ゆるいボールを父親に投げ、返されたボールを落としていた。 悔しそうにボールを追いかける少年に、父親は身振りで「こうして捕るんだ」と伝えながら笑顔を見せている。 微笑ましいキャッチボール。 陽が暮れかかった中で、白球がふわりと放物線を描いて