持病という個性

こんにちは。
今日は僕の持病について語ろうかな……内容はとてもつまらないんだけどね。

片耳聾

僕は片耳の聴力がありません。
中学生くらいの時かな?学校の聴力検査で結果がおかしく、自分の片耳の聴力が無い事を知り驚きました。
ただ、親が言うには小学生1年生くらいの頃には聴こえなかったらしいです。その時病院に行っただとか
全く記憶がありません。
普通覚えていそうなもんですが、小学2年生?のときクラスメイトが転校するとき泣いたことさえそのクラスメイトの存在毎忘れてしまうような人間なので(高校生くらいの時、共通の知人を介して偶然再会する機会があったのだが、向こうは覚えているのに自分は全く覚えてなかった)、自分の脳みそ的には仕方ないことなんでしょう。
検査するまで自分で気づかなったくらいなので、当時は「ふーん俺ってそうなんだ…」くらいにしか思っていませんでした。
時は過ぎます。

大学生時代
一応サークルに所属していたので、飲み会的な場に参加したりしました。
周りガヤガヤ、聾側からの声
(あ、だめだこりゃ)
何か声がしたなくらいは分かるんですが、内容はほぼ聞き取れません。
引きこもり中退した直接的な要因は対人恐怖だったとしても、この身体的コミュニケーション能力の不便さで、このまま文系大学卒業するのはあかんのでは…?と危ぶんだ覚えがあります。
まぁ自分にとって一番やべーのは対人恐怖コミュ障なので、些細なものなんですけどね。

引きこもり、中退し、無職時代へ。
何歳ごろだったかな、よく覚えていません。
結構ガチ目に引きこもってたころ勇気を出して派遣の求人を見て応募しました。面接で正直に話しました。自分は片耳が聴こえません。
派遣会社「工場は五月蠅いから周りの声が聞こえづらいってなると厳しいかもね^^;」
他に労働経験があったならともかく、なかった頃の出来事なので衝撃的でしたね。
「お前みたいな欠陥品は要らない。」
とでも言われたような気分でした。あー俺みたいなのは工場とかじゃ働けないんだなと。まぁ後に働くんですが……多分この(結構若かった)時働けてたら今もっとまともな人生を歩んでた可能性があります。この時の派遣会社は多分一生恨みます。

まぁこういう出来事とかあったので、片耳聴こえないことで極力不利になるような仕事はダメだなと自分の中に根付きましたね。なければ別の人生歩んでいたかも。
今まで面接を受けた会社で「労働中はトランシーバー的な無線イヤホンをするから…」と渋い顔をされて落ちた所もありました。

そんなことは千歩譲って別にいいんだよ!!!
双子系ASMRで片側からしか聴こえねえ!!!!!
クッソ!!!!

WPW症候群

略さないで言うとウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群。
なんか心臓周りの構造的に突然心拍数アゲアゲになる持病です。
先天性の病気らしいですが、なぜか26歳ごろ健康診断を受けたときまで知りませんでした。Why?

初めて発作が起きたときは高校生の時です。
自転車に乗ってるとき段差でガクン!となったとき急に心拍数が上がりました。
走れなくなるまで全力疾走した後くらいかそれ以上くらいの心拍数かな?
呼吸は普通なのに心拍数だけが早くなり、内心取り乱しつつも、その場でじっとし呼吸に集中していたら数分で心拍数が元に戻り事なきを得ました。
2回目は前回からあんまり日を置かずに体育の授業中
目の前をボールが横切って驚いたとき?これまた急に心拍数が上がりました。周りにはクラスメイト達がいます。上手く落ち着くことができなかったんでしょうね。酸素が足りなくなったのか、視界が白黒になりました。
あ、これぶっ倒れるな。と思ったんですが倒れる寸前で心拍数が元に戻り倒れずに済みました。
流石にこれは変だぞ……?と思い、病院へ
は行きません。病院は怖いので。調べました。

これやん!!!思いました。「パニック発作なら死ぬことはないな~~ほっとこ」
近いうちに自転車で同じような状況で3回目を起こしたきり、数年以上発作は置きず、やっぱ単なる自律神経のぎっくり腰的なやつだったんだな思い込みました。
まぁ健康診断でパニック発作じゃなかったことが分かりヒョエ~~~となるのですが。

一応死ぬ可能性はあるらしいです。現状突然死しても構わないので治療するつもりはありません。
0.01%なんて低……低いですがそもそも自分の場合、片耳聾・WPW症候群という共に罹患率0.1%の持病持ちなので全然あり得る確率だなとは思います。
ここ最近はありませんが、28歳くらいの頃工場で働いていたときに、数回発作が起きかけた時がありました。発作が起きる瞬間「あ、これ"来る"な」というのが分かるので意識的に息をこらえ胸の辺りをグッとすることで発作を起こさないコツを掴むことができました。
後から調べて知ったのですが、既知されている手段なようです。

先天性の下手したら労働に支障のある持病なので履歴書なんかに書くべきことなんでしょうが、日常的に過ごしていてバレることはないので隠して就職しています。バカ正直に生きたら今よりもっと生き辛くなることは明白なので、少々の罪悪感は抱えつつも仕方ないと開き直っています。

適当な締め括り

長年共に過ごした病気によりその人の生き方や性格に影響があるならそれもまた個性なんじゃないかなと。
おわり

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