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余は如何にしてソロキャンパーとなりし乎

僕は2019年の5月からソロキャンプを始めました。

まだ始めてから1年経っていませんが、周囲の友人からは完全に「ソロキャンプの人」と見なされているくらい、ハマっています。

今、空前のキャンプブームと言われています。特にソロキャンプに興味がある人が多いようで、「ソロキャンプってどう始めればいいんですか?」と聞かれる機会も多い。その都度、自分にわかる範囲でコメントしていたんですが、ちょっと面倒になってきたので(笑)、記事として公開しちゃったほうが早いかな、ということでnoteにまとめてみようと思いました。
あと、所詮はキャンプ歴1年未満の初心者なので、公開していろいろな方に見てみただき、様々な角度から検証してもらったほうがいいナレッジになるかな、とも思っています。

初回となる今回、まずはソロキャンプにハマった経緯をまとめてみたいと思います。これもよく聞かれるんで。

もともと、キャンプは苦手だった

じつはもともと、キャンプには苦手意識があったんです。アーバンでシティでインドアな生活が好きで、自然には興味がなく、種類が判別できる植物も数種類。爬虫類も両生類も怖くて触れないし、虫も嫌い。子供のころ、ボーイスカウト経験者である父親にキャンプに誘われても、頑に断っていたくらいでして。

そんな僕とソロキャンプが出会ったのは、2019年のGWです。いや、ピン芸人のヒロシがソロキャンパーとしてYoutubeで人気になっている、バイきんぐの西村がそれに続いているとかいう情報は、単なる情報としてはもちろん触れていたんですが、まったくもって自分ごとにはなっていなかったんですね。

ところが、2019年のGWは10連休。暇を持て余しちゃいまして、普段は読まないようなサイトや雑誌にも目を通していたんです。たしか『東京ウォーカー』の「お一人さま特集」みたいな記事だったと思うんですけど、そこでソロキャンプが紹介されていまして。
理由はわからないんですが、読んだ瞬間に「これだ!」とビビビッときたんです。本当、理屈じゃないんですけど。

で、すぐにAmazonを開いて、ポチポチっとギアを買い始めちゃった。購入履歴を見ると、その日のうちにテントやらチェアやら調理道具やら、15万円くらいは使ってました。

周囲の人からは「よくそんなに思い切った買い物ができるね」と言われるんですが、これまで僕が触れてきた趣味(ゴルフやサバゲーなど)と比べて特別に高価だとも思わなかったし、仮にハマらくてもメルカリで売ればある程度は回収できるだろうという計算も働くわけです。それより、最初に中途半端なギアに手を出し、それが不満でキャンプの魅力を感じられないほうがもったいない(もっとも、この感覚がその後、「ギア沼」にのめりこんでいく。

初回のソロキャンプが大成功

一通りのギアを揃え、連休中でも予約できるキャンプ場を『なっぷ』で探し、実際に赴いたのが5月5日。上述の「出会い〜ギア購入」が4月27日の夜だったので、約1週間後のデビューとなりました。
その間、Youtubeでテントの張り方、ロープの結び方、火の熾し方などなど、数え切れないほどの映像を見て、しっかり予習して本番に臨みました。Youtubeは本当に役立ちます。

デビューの地は『日光・まなかの森オートキャンプ場』。東京からはちょっと遠いですが、クルマが横付けできるオートキャンプ場で、付属の温泉もあり、1泊4000円弱。キャンプ場の多くはファミリーやグループを対象にしているので、ソロキャンプだと割高に感じるところもあるんですが、これくらいなら気軽に払えますね。

5月5日の11時過ぎにチェックインし、翌6日の9時ごろにチェックアウトしたんですが、いやー、快適でした。天気がよかったというのも合ったと思いますがそれ以外にも、

・東京とは違う景色、空気を味わえる
・外で食べる飯はとにかく美味く、飲む酒もとにかく美味い
・読書がすこぶる捗る
・テント内での睡眠が思いの外、快適で熟睡できた

などの要素があり、本当にリフレッシュできたんですね。特に3つめと4つめは大きくて、このあたりはまた回を改めて書いてみたいと思います。

というわけで、初回のソロキャンプが大成功。「こりゃいいや」ということで、その後は毎週のようにどこかのキャンプ場に出かけ、その度に「あのギアがほしい」「この道具が足りない」となっては現場でポチりまくり、、、という生活が2ヵ月ほど続くことになります。夏頃には立派な(?)ソロキャンパーが出来上がっていたわけです、はい。

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