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TXT の東京ドーム公演感想(個別)

トゥバちゃんたち、とりあえず日本の活動を終えて、
無事に韓国に帰りましたね……。
充実したイル活(日本/イルボン活動)だったのではないでしょうか。

私はいまだに東京ドームの余韻に浸ってます。
人に見せるほどのものでもないのですが、
実際に見てイメージと違ったことがいくつかあったので
メンバー別の感想を記しておきます。

スビンくん
TXT沼にハマってからこの数ヶ月、昔からの楽曲を聴きあさって、動画も見まくったのですが
ここ1年で歌もダンスもルックスも一気に素敵になったのがスビンくんだと感じてます。イヤフォンで聞いていると、ちょっと別人かな?って思うくらい歌も上手くなってるし、多彩なテクニックを自分のものにしていると感じました。
ヒョンラインで踊る「KILLA」には度肝を抜かれました。
なんかああいうセクシーな曲を堂々と披露するイメージがなかったので……。
歌もダンスも本当に何段階もスキップするような速度で素敵になっていますね。
何かきっかけがあったんでしょうか。それとも今まで着実にやってきたことが積み重なって、この1年で花開いたのか……。 
スビンくん推しのMOAさんに教えて欲しいくらいです。
元々の天性の体格の良さもあって、ステージ上でめっちゃ映えますね。
あの普段の穏やかな、のんびりとした雰囲気とは、また違う魅力を知りました。
KARAのダンスを踊っている時の嬉しそうな顔、感動の涙を堪えようとする姿、
彼の素直さ、正直さがとても可愛いかった。
っていうか、こんな人気アイドルなのに、自分が好きな女性グループの曲を
初ドームでお披露目して、ファンから夢が叶って良かったねーって祝われる
人もなかなかいませんよね。
人徳ですね、これからの若い世代のリーダーってスビンくんみたいな
おおらかさ、まっすぐさみたいなものが大事な資質なのかなって思います。

ヨンジュンくん
ハマる前は「ダンスがうまいラップ担当」という認識だったんですが、
彼の声をちゃんと把握して音源を聞いていたら、
彼があまりにも歌ウマくんであることに衝撃を受けました。
「オールラウンダー」と紹介されている動画も見ましたけど、
あそこまで行くと「オールラウンダー」なんて言葉では片づけられませんね。
しかも彼の歌ってすごくいろんなテクニックを駆使した
スキルフルなうまさだと思います。
頭のいろんなところを使って発声して、
体を使って響かせて、うねらせて。
なんか習ったことを、全てきちんと自分のものにしていて、体現できてる感じ。
音源で聴いた時にも驚いたんですが、ライブでもそれがほぼちゃんと
再現されていて、そのことにも驚きました。凄すぎる!
あと、パフォーマンスする時の彼の集中力の凄まじさね。
ヨンジュンくんのスイッチが入ったら、
ドーム全体がそれに着いていくしかない!という吸引力。
ただダンスや歌が上手いだけでは、あれほどの吸引力は生まれないと思います。
彼の気迫が中心になって、ファンはもちろんメンバー、ダンサーさんたちも
巻き込んですごい渦を巻き起こしているようでした。
すごかった。
そして、最後の最後にトロッコでドームを一周した時、
とにかく観客席をすみずみまで見て黙々とファンサするメンバーの中で(それも彼らの誠実さであり魅力なんだけど)、
ただ一人、ずっと「ありがとー」「愛してます」「大好きです」とマイクに乗せて繰り返し言い続けている姿に「さすが長男!!!!!」と拝みたくなりました。
いろんな意味で天性のスターだなあと思いました。

ボムギュくん
今回はパフォーマンスが見れなかったのは本当に残念。
私の中ではTXTの持つ「永遠の少年性」みたいなものを体現しているのが
ボムギュくんというイメージがあります。
そんな彼のステージング、見てみたかった!
一つちょっと驚いたのが、「QUARTER LIFE」だったかのとき、
ボムギュくんの歌声が音源よりもかなり太く、激しく、唸るような
表現があったんです。
私はボムギュくんの歌声は低くて深いベルベットのような品のある質感が素敵だと
思っていたんですが、あんな低く唸るような野蛮な表現もすると知らなくて
ちょっとびっくりしました。
儚さや切なさを表現することに定評があると思いますが、
ああいう重く唸りを上げる歌声を生かした楽曲ができたら、
TXTの表現の幅がもっともっと広がるように思います。
次はボムギュくんのダンスも含めたパフォーマンスを
ぜひしっかり見たいと改めて思いました。

テヒョンくん
グループのパフォーマンスを引っ張っているのはヨンジュンくんだと思いますが、
テヒョンくんも「ここは僕が引っ張る!」と言う強い意志が見える瞬間が
随所にあって。
なおかつ、彼の歌声が他のメンバーにエンジンをかけるように
見える瞬間もたくさんありました。
これってグループにとってすごく大事な存在だと思います。
特に後半、ダンス曲が続いたりして体力的にしんどい時でも、
歌声のすばらしさに力を絞り出して、踊りきれるってことがあると思うんです。
パフォーマンスを加速させる力を持つ歌を歌えるメンバーがいる
ということは、そのチームの宝です。
マンネラインであるテヒョンくんがその歌の力で他のメンバーの
ギアをあげている様子には胸打たれるものがありました。
やっぱり歌については、私にとってはテヒョンくんの歌声が
TXTの象徴なんですよね。
特に、「0×1=I LOVE YOU」などを代表する、彼のあのガナるような歌い方、
あれはTXTにとって大きな武器だと思います。
艶やかでのびのある歌声と、あのロックながなり声、
両方を自由に操るテヒョンくんの歌唱があってこそ、
TXTの多彩さが高いレベルで実現できていると思う。
本人もその責任を自覚しているからこその、あのひたむきさなんでしょうね。
あと、マイクコントロールがすごくて、どんなに動いてても、
マイクの位置がしっかりキープされてる(ハンドマイクの時)のがすごい。
テヒョンくんは日本の人気が高いんでしょうか、
行きも帰りも私が電車で見かけたMOAさんはテヒョンくんの
缶バッジをつけている方が多かったです。

ヒュニンカイくん
カイくんについては、実際にライブを見て一番印象が変わったかもしれません。
ウィバースのコンテンツや、MOA さんが作った動画を見ていて
「愛されマンネ」のイメージを持っていました。
いっつもお兄ちゃんたちに可愛がられて、楽しげに笑っているイメージ。
でも、今回のライブを見ていて、彼はマンネでありながら、
お母さん的存在のように見えました。
ライブ中もものすごく冷静だし、周りが見えているし、
何かあったらすぐ駆けつけて、ものすごく献身的。
ああ言うタイプのマンネは珍しいと思います。
すごく精神的に大人なのかなと言う感じを受けました。
歌声も包容力がありますよね、ああいうのってテクニックではなくて
天性のものだと思います。
「0×1=I LOVE YOU」とか「QUARTER LIFE」みたいなブリティッシュロックの香りがぷんぷんする曲との相性は抜群ですね。
元々の声に甘さも感じるので、むっちゃスイートなラブソングとか
聴いてみたいなと思いました。
カイくんが「俺を見ろ!」みたいなアピールをすることは少ないけど
パフォーマンスでも歌でも、先頭に立つヨンジュンくんや
テヒョンくんを常にその裏で支えている感じがありました。
スビンくんと同じように生まれ持った恵まれた体格で、
クラシックなハリウッド俳優みたいな美貌を持っていて、
それでもメンバーたちを献身的に支えようとしていて。
もう、その存在自体が奇跡だし、美しかった。

個人的に、私は男性アイドルってその魅力が一気に放たれるピークが
24歳だと思ってるんです。
(その後、落ちていくというわけではなく。少年期最後の輝きと、
大人の色気を兼ね備えた貴重な時期という意味です)
私はカイくんが24歳になった時、
どれほど化けるのかということに期待があります。
彼が覚醒したら……、想像するだけで鳥肌が立ちますね。

とにかくこんなに素敵なまだまだ伸び代のある5人に
出会えて、よかった。
久しぶりにミーハー心がガンガン刺激されて、楽しい毎日です。

そして、こんなにわかが何言ってるんだって感じですが、
欲を言うならば、メンバーがあともう少し日本語ができたらなあって思います。
(ライブでは頑張ってたくさんMCを日本語でしてくれていたのは
理解していますし、ありがたいことだなと思っています。
音楽番組でもっと安心して話を振ってもらえるような日本語力があれば……と
いう、贅沢な欲なのはわかっているのですが、それでもなお)
今までの活動を調べてみたら、彼らの視線はアメリカを向いていると思うので、
なかなか難しいとは思いますが……。
ただ、実力があって、あれほどルックスが良くて
面白くて、育ちの良さみたいなもの感じられて、メンバーの関係性も良いと
日本での人気が爆発する要素だらけなんですよね。

あえて言うと、ボムギュくんにテヒョンくんと同じくらいの
日本語力があれば……!
日本のバラエティ番組で「なぜ導入部がボムギュくんなのか」を
ペラペラと喋るボムギュくんが見たいと言う
完全なる個人的な思いでしかないんですけどね。

まだこれからも日本活動があるようなので、
もっとたくさんの人に知られるといいなあと思っています。


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