納得と改善

「怒られた」と「反省した」のはざまには何があるのか。

時々、「怒られて改善した」という言葉に対して違和感を得る。たぶん、怒られて(指摘内容に納得して)改善したとか、怒られて(その怒りから逃れたくて)改善したとか、()に何か入るのだろうけれど、そのカッコ内の言葉の中身に違和感を得ている。

怒られて、その指摘内容に納得して改善するのは、いたって合理的に感じる。ただ、「怒りにおののいて」とかが理由になっているように感じると、なんか違うよなぁと思うのである。
いたって教育的でない。理由の説明が生じていない。即時効果ばかりが強いものであるように感じる。
受け取る側も素直であるためには、おののいているのはよくない気がする。

納得していない時って、その「齟齬が生じた論点」がほかにあるように思う。本当に改善すべき点は齟齬った点にある。それが出てこない点も問題なのかもしれない。

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